公益財団法人図書館振興財団

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近畿

• 水墨画で描かれた猿に関する考察ー牧谿作『観音猿鶴図』を例に取り上げてー

  

  水墨画で描かれた猿に関する考察ー牧谿作『観音猿鶴図』を例に取り上げてー
  長田　祐樹
  関西大学高等部　高校3年　(大阪府 )
  2020年(第24回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　　高校生の部

  古来神の使いとして親しまれ図画に描かれてきた猿。作者は、鎌倉期、猿を描いた水墨画が禅宗とともに中国から伝わったことで、猿の姿や意味が変化していくことに注目し、特に『観音猿鶴図』が与えた影響を考察します。そして鎖国期、写実の流行とともに牧谿(もっけい)の画風が去るまでをひも解きました。

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• なぜ消費税の高い国に幸福度の高い国が多いのか

  

  なぜ消費税の高い国に幸福度の高い国が多いのか
  戸田夏希
  関西学院高等部　高校3年　(大阪府 大阪市東淀川区)
  2017年(第21回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  北欧の人々が自身の人生観を楽しそうに語る姿をテレビで観た戸田さんは、北欧諸国を調べ、幸福度と消費税ランキングのいずれも上位であることに気づきます。北欧５か国の特徴や共通点などを丹念に調べ、幸福度と消費税のつながりを考察していくなかで、「幸せ」とは何かを考えます。

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• 貧困におかれる子どもたちはどのように支えられているのか−子ども食堂等の民間のこころみを通じて−

  

  貧困におかれる子どもたちはどのように支えられているのか−子ども食堂等の民間のこころみを通じて−
  柳　光
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2016年(第20回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  増え続ける子どもたちの貧困の実態や、貧困から生まれる社会問題、貧困に陥る原因を探るとともに、「子ども食堂」や「無料塾」という形で子どもの貧困問題と向き合い、子どもたちを支えている慈善団体や民間の活動について調べ、解決法を考察します。

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• チャイルド・ライフ・スペシャリストは病院に必要か−欧米の「遊びケア」との比較を通して−

  

  チャイルド・ライフ・スペシャリストは病院に必要か−欧米の「遊びケア」との比較を通して−
  青木杏奈
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　高校生の部

  医療をサポートするさまざまな専門職のひとつ「チャイルド・ライフ・スペシャリスト（CLS）」。米国では質の高い小児医療のために欠かせない要素とされていますが、日本ではまだまだ認知度が低いこの職業の必要性を、2人のCLSへのインタビューなどを通じて解き明かします。

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• 活版印刷はなぜ愛され続けるのか−日本の美しき活字と現代人−

  

  活版印刷はなぜ愛され続けるのか−日本の美しき活字と現代人−
  杉田瑞希
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2015年(第19回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  出来上がりの凸凹とした手触りや味わいのあるたたずまいに魅せられ、この繊細で美しい活版印刷の文化を失ってはならないと考えました。活版印刷の歴史や特徴、古活字本である「嵯峨本」の美しさなどを調査し、今や失われつつある活版印刷の魅力を探りました。

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• 在宅緩和ケアが導く“理想の死”とは−変わる終末期医療のあり方−

  

  在宅緩和ケアが導く“理想の死”とは−変わる終末期医療のあり方−
  髙井　駿
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2015年(第19回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　高校生の部

  現代医療の進歩によってもたらされた、人間の死にまつわる諸問題についてアプローチしました。終末期における延命治療や安楽死問題、日本人の罹患率が高いがんの治療と緩和ケアなどについて取り上げ、人間にとっての「理想の死」とは何かを考察しました。

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• 「ノリ」はいかにして生産・消費されるのか‐ライブパフォーマンスの形態を比較して‐

  

  「ノリ」はいかにして生産・消費されるのか‐ライブパフォーマンスの形態を比較して‐
  細川佳笑
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2014年(第18回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  現代社会の様々な場面に姿を現す「ノリ」は、いかに生産・消費されるのかを、ライブパフォーマンスの形態を比較し分析。従来の「ライブ」概念を覆す、実物に会えないライブパフォーマンス形態である、ライブ・ビューイングを軸に検討しました。

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• なぜ「オネエことば」は誕生したのか‐性差が薄らいだ日本語が生んだ新たな自己表現ツール‐

  

  なぜ「オネエことば」は誕生したのか‐性差が薄らいだ日本語が生んだ新たな自己表現ツール‐
  大西賢太朗
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2014年(第18回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　高校生の部

  日本語にはなぜ性差があるのか。「オネエことば」という中性的な言語を扱うことにより、混沌とした現代の日本語使用を性的な観念から整理することを試みました。また「オネエことば」が今後、社会にもたらす影響についても考察しています。

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• 恒星活動と地球環境

  

  恒星活動と地球環境
  打海将平
  関西大学高等部　高校3年　(大阪府 高槻市)
  2013年(第17回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  -　高校生の部

  小学生から興味を抱いてきた宇宙。恒星のスケールの大きさに惹かれ、未だ謎の多い太陽の活動について論を展開しました。黒点の観測結果を専門機関のデータと照合し関係性を探ります。

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• なぜ子どもは外で遊ばなくなったのか‐大人の過剰管理打開による外遊び再生‐

  

  なぜ子どもは外で遊ばなくなったのか‐大人の過剰管理打開による外遊び再生‐
  中元啓介
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2013年(第17回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  -　高校生の部

  外遊びをせず、もっぱら室内でゲームに興じる近年の子どもの姿に問題を感じ、成長における遊びの重要性を指摘。その要因が大人の管理体制にあることを導きつつ、打開策を考察します。

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• 無人駅問題はどうすれば解決できるか‐南海電気鉄道を例に‐

  

  無人駅問題はどうすれば解決できるか‐南海電気鉄道を例に‐
  米田天音
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2013年(第17回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　高校生の部

  経営合理化のため、全国で増えつつある無人駅。そこで生じるさまざまな弊害を指摘し、地域社会に貢献する鉄道の役割を確認、鉄道会社と行政の取り組みを調査し、解決策を提案します。

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• 日本の「紋切り」の文化は消えてしまうのか−紙とはさみで出来る紋−

  

  日本の「紋切り」の文化は消えてしまうのか−紙とはさみで出来る紋−
  岩本　咲
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2012年(第16回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  -　高校生の部

  切り絵としてではなく、紋の文化の一部として生まれた紋切り。現代、廃れつつある日本独特の紋の文化を、紋切りで伝えていきたいと主張します。

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• 海の森マングローブ

  

  海の森マングローブ
  宇谷怜央奈
  城南短大附属小学校　小学2年　(大阪府 大阪市)
  2011年(第15回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部（低学年）

  バリ島ではじめて見た「ふしぎな形の木」。根っこは竹の子やタコの足みたいだし、海水で育つらしい。マングローブの知られざる生態について疑問を持ち、その理由の予測を立ててみた怜央奈さんは、沖縄の島々をめぐっていろいろな種類を観察・実験、資料にも繰り返しあたりながら、不思議な植物の謎を解いていきます。

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• 「先生、図書館で授業をしてみませんか?」　図書館を活用した授業の支援〜誉田中学校図書館教育の実践記録〜

  

  「先生、図書館で授業をしてみませんか?」　図書館を活用した授業の支援〜誉田中学校図書館教育の実践記録〜
  小林弘典（司書教諭）・辻　千里（教諭）・鎌田美保子（学校司書）
  羽曳野市立誉田中学校　-　(大阪府 羽曳野市)
  2011年(第15回)　優秀賞・図書館の学校賞
  図書館活動部門　学校図書館の部

  2012年度から中学校でも完全実施となる新学習指導要領のなかで、確実な習得を図るための繰り返し学習と共に、知識・技能を活用する学習の充実が求められています。その一環として、羽曳野市立誉田中学校で取り組んだ、調べる学習支援の一年間の記録をまとめた作品です。授業支援のなかでも「調べる学習の３重苦を図書館で支援する」という家庭科の授業記録が事例として大きく取り上げられています。

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• 大阪狭山市の観光化−住宅地の観光開発化は可能か−

  

  大阪狭山市の観光化−住宅地の観光開発化は可能か−
  森本佳佑
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2011年(第15回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べる学習部門　高校生の部

  自分の住む大阪狭山市の活性化のために観光地として開発が可能かを検証する。地理的環境や名産物などをフィールドワークして方向性を探るがなかなか決定打が見出せない。観光化の３要素である「アゴ」「アシ」「マクラ」を揃える為に大きな課題をクリアすべく”地域ブランド”なども視野に入れながら実践的な手段を組み立てていく。

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• 有事の際日本は国民を守れるか−民間活用と国民保護の視点から−

  

  有事の際日本は国民を守れるか−民間活用と国民保護の視点から−
  藤永貴史
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2011年(第15回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　高校生の部

  日本の国防に対して独自の視点を持って考察した作品。自衛隊の能力とそれを補助する“民間力（主に輸送能力）”の活用を海外の事例を考察しつつ比較。また、日本人の国防意識の低さに対しても世界情勢に鑑みて分析し、状況の変化を発見している。日本が未だ備えが足らないこと、国民一人ひとりが関心を持って政治に関わることが大事であると結論づけている。

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• たいへん永らくおまたせしました!〜古代エジプトは神中心の社会だった!?〜

  

  たいへん永らくおまたせしました!〜古代エジプトは神中心の社会だった!?〜
  髙橋梨紗
  清教学園中学校　中学3年　(大阪府 河内長野市)
  2010年(第14回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  高橋さんは、古代エジプトの歴史、中でもピラミッドとミイラの謎を学校図書館で調べました。調べたあとは漫画でまとめてみようと、漫画の描き方の本も図書館で探します。ストーリーは、高校２年生の考古学研究同好会の２名と顧問の先生の３名でエジプトへ研究旅行をし、古代の謎に挑む設定で進んでいきます。

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• 砂漠から摩天楼へ−なぜドバイは経済成長できたのか−

  

  砂漠から摩天楼へ−なぜドバイは経済成長できたのか−
  尾川拓志
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2010年(第14回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　高校生の部

  テレビ番組をきっかけにドバイの経済成長に関心を持った尾川くんは、自宅近くの熊取図書館や学校図書館で、多数の書籍、雑誌・新聞記事、国立国会図書館発行の情報など多面的に資料を収集。研究者や企業関係者にも取材します。集めた情報を自身の考えに活かし「これからのドバイと日本」を考察します。

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• 本の未来−紙は電子化によってなくなるのか−

  

  本の未来−紙は電子化によってなくなるのか−
  覚野智子
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2009年(第13回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べ学習部門　高校生の部

  日常手にしている「本」という媒体にはどんな歴史があるのか。そして、電子化等による今後の変化は？　河内長野市立図書館、学校図書館で文献を読むと共に出版業界にアンケートを依頼し、自身にとって大切な「本」の未来をさぐっていきます。

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• 「演説」人々を魅了する力とは−ヒトラーとオバマそして現代の日本政治家を比較して−

  

  「演説」人々を魅了する力とは−ヒトラーとオバマそして現代の日本政治家を比較して−
  三木寛太
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2009年(第13回)　文部科学大臣奨励賞
  調べ学習部門　高校生の部

  「演説は使い方により悪にも正義にも変わる」と三木くんは、演説成り立ちの歴史、技術、また演説が人々を動かした実例として、ヒトラー、オバマ、麻生前総理、橋下大阪府知事の演説の特徴を調べ、分析。今、日本を変えるカギは「演説」ではないかと考察を深めていきます。

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• 高松塚解体調書　日本は文化財を守れるか

  

  高松塚解体調書　日本は文化財を守れるか
  竹嶋康平
  清教学園高等学校　高校1年　(大阪府 河内長野市)
  2008年(第12回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　高校生の部

  「第二の高松塚古墳を生み出してはならない」。文化財保護の現状や高松塚古墳の壁画劣化の事実を検証し、解体についての是非を問いかけます。学校図書館、地元の河内長野市立図書館、郷土資料の豊富な橿原市立や奈良県立図書情報館にも出かけ、文献を集めています。

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• 土用の丑とうなぎの不思議

  

  土用の丑とうなぎの不思議
  吉本七永
  追手門学院大手前中学校　中学1年　(大阪府 大阪市)
  2007年(第11回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　中学生の部

  うなぎのかば焼きは、関東では背開き、関西では腹開き。江戸時代、腹開きは「切腹」を連想させるため、武士の多い関東では縁起が悪いと考えられていました。一方で商人の町大阪では、気にすることなく腹開きをして食していたそうです。土用の丑の日を提案した平賀源内は、油絵や陶芸など幅広い才能を持った人であったことも知ります。グアム旅行の際、うなぎがマリアナ諸島付近で新月の夜に産卵するということも知り、うなぎへの興味がさらに高まりました。

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• 袖口のボタン−森_外の『うた日記』より−

  

  袖口のボタン−森_外の『うた日記』より−
  林　量三
  　-　(大阪府 堺市)
  2005年(第9回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  Ｙ氏は、鴎外が詩の中に書いた、ドイツで買い求め戦場でなくしたという「こがねのぼたん」について、戦時下で軍服の下に派手なボタンのついたシャツを装えただろうかという素朴な疑問を同人誌に掲載。それを読んだ作者は、図書館で資料を探し求め、それがカフスボタンであることを突きとめました。

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• 本の小部屋の子どもたち　子どもをめぐる読書環境

  

  本の小部屋の子どもたち　子どもをめぐる読書環境
  坂井洋子・楠本光枝・坂井絵里菜(大阪市立歌島中学校2年)
  　-　(大阪府 大阪市)
  2003年(第7回)　佳作
  公共図書館部門　一般利用者の部

  子どもや親、教師や司書など約４０名へのインタビューによるアンケート調査を行い、そこから子どもたちの読書環境をよくする手だてを考えたレポートです。子どもたちは本が好き、でも子どもと本をつなぐ工夫がもっとあっていい・・・。まずは学校図書館の充実、朝の読書、ブックトーク、アニマシオン・・・、おとなの働きかけ次第で本好きの子どもはもっと増えていくと作者は訴えます。

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• ゲームと数の?な関係

  

  ゲームと数の?な関係
  坂井創一（小学4年）・田口真梨（小学6年）・坂井洋子(母)
  　小学4年・小学6年　(大阪府 大阪市)
  2002年(第6回)　優秀賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  家族でゲームをしたときのこと。チェスやオセロは８×８マスなのに、将棋盤はどうして２つに割り切れない、９という数をマス目にしているんだろう？と、話題にあがりました。小さい頃から、トランプはどうして５２枚なのか？　なぜさいころの数は６までなのかなど、疑問に思っていた作者は、家族とともにゲームと数の秘密に迫ります。

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• どうなってるのカードと天王寺蕪

  

  どうなってるのカードと天王寺蕪
  南野理子
  　-　(大阪府 大阪市)
  2001年(第5回)　佳作
  公共図書館部門　一般利用者の部

  「じゃがいもには土がついているのに、どうしてきゅうりには土がついていないの？」。息子からの「なぜ？」をきっかけに、図書館で野菜しらべがはじまります。作者の地元天王寺には、野沢菜のもとになった蕪もあったのです。新しい発見の連続が楽しい、臨場感あふれるレポートです。

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• 取石小学校自然観察アルバム・マップ

  

  取石小学校自然観察アルバム・マップ
  花岡諒(高石市立取石小学校3年)・花岡礼(高石市立取石小学校1年)・花岡みどり(母)・花岡栄司(父)
  高石市立取石小学校　小学3年　(大阪府 高石市)
  2000年(第4回)　佳作
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部　自由課題

  自分の通う小学校の樹木や生きものを、写真とともに１年間記録したアルバム。食べられる木の実、季節ごとに咲く花々、そこを訪れる昆虫やキノコ・・・様々な姿を見せる校内の自然を、写真と資料を利用して紹介します。

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• 学校との連携の中で生まれたブックリスト−「小学校・国語教科書に出てくる本」ができるまで−

  

  学校との連携の中で生まれたブックリスト−「小学校・国語教科書に出てくる本」ができるまで−
  岩佐直美(羽曳野市立陵南の森図書館)
  羽曳野市立陵南の森図書館　　(大阪府 羽曳野市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  公共図書館の部　図書館

  調べ学習等に使えるツール作りの第一歩として、ブックリスト「小学校・国語教科書に出てくる本」を作成しました。公共図書館の現場で仕事をする上でも、地域の子どもたちが使用している教科書の内容を頭に入れておくことは大変参考になるものだった、と感想を述べました。

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• 「人権フィルター」を通して情報をよむ−図書・情報センターを使った調べ学習−

  

  「人権フィルター」を通して情報をよむ−図書・情報センターを使った調べ学習−
  家城清美(司書教諭)
  同志社女子中学高等学校　-　(京都府 上京区)
  2007年(第11回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　指導者の部

  同志社女子中学高等学校では、図書館を「図書・情報センター」と改称し、この「図書・情報センター」を使った調べ学習（総合的な時間）を導入しています。 人権とは何か、自分の中に人権の情報を読み取れる感覚「人権フィルター」を形成し、人権問題を自分たちの問題として捉えました。「人権」をテーマに、中学２年次に取り組んだ実践の記録です。

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• わたしのかわいいラディッシュはつかだいこんちゃん

  

  わたしのかわいいラディッシュはつかだいこんちゃん
  和辻有美
  南丹市立園部第二小学校　小学1年　(京都府 南丹市)
  2005年(第9回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  農業小学校で野菜栽培の手伝いをしている作者は、自分の手で種から野菜を育てて食べてみようと、はつかだいこん作りに挑戦しました。農業の大変さと収穫の喜びを体験。

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• 悠久の旅をしてきた守護神・獅子は何をもたらしたか　～三田の地に獅子狛犬が鎮座し舞い踊る～

  

  悠久の旅をしてきた守護神・獅子は何をもたらしたか　～三田の地に獅子狛犬が鎮座し舞い踊る～
  今村勉
  　　(兵庫県 三田市)
  2022年(第26回)　優秀賞・雑誌の図書館　大宅壮一文庫賞
  調べる学習部門　大人の部

  日本にはライオンが生息しないのに獅子がある。メソポタミアからシルクロードを辿り、作者の住む兵庫県三田までやってきた。作者はこの”霊獣”に魅せられ、やがては市内の獅子狛犬調査や、獅子舞の舞の習得法まで綿密に記述しました。郷土の祭りや神社で披露される神楽の話に繋がると、血の通った獅子の命脈が感じられ、獅子舞を見たくなります。

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• もっと知りたい！頭痛の昔と今

  

  もっと知りたい！頭痛の昔と今
  平見奏子
  須磨学園中学校　2年　(兵庫県 )
  2022年(第26回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  まずは紙粘土380gで脳の模型を作り、見て触れる形にして想像力を膨らませます。頭痛のメカニズムを知ると、いよいよ治療法に。古代エジプト、中世ヨーロッパ、2021年の新薬導入と調査し、コロナと頭痛の関係に切り込みます。最終章では梅干しを使った民間療法にも挑戦。「まだまだ頭痛について知られていない、理解されていない」と結びます。

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• 文豪たちの名作は今後どのような形で後世に残っていくのか

  

  文豪たちの名作は今後どのような形で後世に残っていくのか
  福田　真衣
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 )
  2020年(第24回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　　高校生の部

  芥川龍之介と太宰治。作者を文学に目覚めさせた二人の文豪の作風と宗教観を辿り、作品がどう読み継がれるか、遺志がどう叶えられるかを調べました。書籍を発行し守る団体や名を冠した文学賞の役割を考察しつつ、書籍の電子化という一大変革を越えて、その作品と遺志が未来に伝えられると確信しました。

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• 姫路の人々に愛されるイカナゴとは?

  

  姫路の人々に愛されるイカナゴとは?
  藤本 純輝(姫路市立書写中学校1年)・藤本 悠生(姫路市立曽左小学校4年)
  　　(兵庫県 姫路市)
  2019年(第23回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  地元でおなじみのイカナゴは、調べてみると夏には砂に潜って夏眠するなどユニークな習性の魚。名物「くぎ煮」が今も地元姫路の贈答品として利用され、人と人の絆を深めていることも学びました。ところが今、不漁の危機！いったい原因は何？イカナゴが育つ豊かな海を取り戻す方法を探ります。

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• 播磨町周辺ではこれまでにどの様な水害が発生していたのか？

  

  播磨町周辺ではこれまでにどの様な水害が発生していたのか？
  井上　晴喜
  　　(兵庫県 播磨町)
  2018年(第22回)　優秀賞・NHK賞
  調べる学習部門　大人の部

  災害が少ないと思われている播磨町。水害の歴史を資料と実地調査で検証してみると、町内の喜瀬川（きせがわ）や水田川(みずたがわ)で水害が発生していることや水害の様々な要因が見えてきました。治水事業の継続によって大きな被害が起きていないことも知った井上さん、防災・減災対策の必要性を提言します。

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• 『気海観瀾広義』から読み解く川本幸民のはたした役割

  

  『気海観瀾広義』から読み解く川本幸民のはたした役割
  黒田　亮二
  　　(兵庫県 三田市)
  2018年(第22回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  幕末の蘭学者川本(かわもと)幸(こう)民(みん)が著した『気海観瀾(きかいかんらん)広義(こうぎ)』を読み解いて、その出版経緯や内容について紹介し、この訳述書が明治以降の学校で使われた理科教科書に大きな影響を与えたことを解明しました。そして、その内容は現代の理科教科書にまでつながっていることも明らかにしました。

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• なぞなぞについて研究した2018年夏～櫻井親子のなぞなぞ見聞録～

  

  なぞなぞについて研究した2018年夏～櫻井親子のなぞなぞ見聞録～
  櫻井沙織（三田市立あかしあ台小学校3年）・櫻井悠成(三田市立あかしあ台小学校5年）・櫻井恵美(母)
  　　(兵庫県 三田市)
  2018年(第22回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　　子どもと大人の部

  なぞなぞが大好きな櫻井兄妹。「この夏はなぞなぞを徹底調査だ！」と母子で「へーほー隊」を結成。役割分担をして歴史や語源、世界のなぞなぞも調査。なぞなぞの謎を求めて、判じ絵展や博物館、神社にも出かけます。集大成は学校での実演会。今回の研究で、親子のふれあいや相互理解も深まりました。

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• なぜ”寿司”を回すのか？

  

  なぜ”寿司”を回すのか？
  坂井　花莉那
  小林聖心女子学院高等学校　高校2年　(兵庫県 )
  2018年(第22回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　　高校生の部

  寿司を回転させることの意味を様々な角度から検証。その歴史や広がりを調査し、企業へのインタビューを経て「回転」の利点や問題点に迫り、廃棄ロスや機会ロスといった社会問題にも言及します。またピザやケーキ等を回すことの実現可能性を考察し「回転」における寿司の優位性を見出しました。

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• 播磨東西にまたがる丹生（水銀）の道から空海が庵をむすんだ播磨町野添岩光（いわみつ）のひみつに迫る

  

  播磨東西にまたがる丹生（水銀）の道から空海が庵をむすんだ播磨町野添岩光（いわみつ）のひみつに迫る
  小栗秀夫
  　　(兵庫県 明石市)
  2017年(第21回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  兵庫県播磨町の古い地名「岩光」。弘法大師・空海が光る岩を見つけたことが地名の由来とする説を小説のなかに見かけ、光る岩を「水銀が岩の中から滴り落ちる様子」とイメージした小栗さん。歴史的、民俗学的、科学的な視点から「岩光は水銀の露頭を指す言葉」という仮説の検証に挑みました。

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• 播磨の人・大谷亮吉－伊能忠敬を本格的に最初に調べた人－

  

  播磨の人・大谷亮吉－伊能忠敬を本格的に最初に調べた人－
  玉貫信也・小栗秀夫
  　　(兵庫県 たつの市)
  2017年(第21回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  古典的名著『伊能忠敬』が出版されて100年。著者の大谷亮吉はその偉業にもかかわらず、播磨の郷土史に名前も出てこないのはなぜか。その人間像を郷土に伝えるべく地道に調べを進め、当時の希少な資料を入手したり子孫を訪問するなど、その足跡を明らかにしました。

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• 漢字について考えた2017年 夏 ～櫻井親子の漢字録～

  

  漢字について考えた2017年 夏 ～櫻井親子の漢字録～
  櫻井沙織（2年）・櫻井悠成（4年）・櫻井恵美（母）
  三田市立あかしあ台小学校　　(兵庫県 三田市)
  2017年(第21回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  櫻井さん親子は、三人が共通して関心を持つ「漢字」をテーマに選び、それぞれが深めたい課題と目標を設定。音読み・訓読みの違いを調べたり、漢字「右」の成り立ちについて70人に対面でのアンケート調査を実施しました。三人が意見を交わす様子を座談会形式にまとめたページも作りました。

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• 山脇延吉翁からの贈りもの 「神戸電鉄」誕生の物語

  

  山脇延吉翁からの贈りもの 「神戸電鉄」誕生の物語
  藤田裕彦
  　　(兵庫県 三田市)
  2017年(第21回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　大人の部

  「神戸電鉄」を生んだ山脇延吉(えんきち)。物資や文化の往来を阻んでいる急峻な六甲山系を、鉄道敷設に全力を挙げた郷土の偉人の足跡を、各所に残る碑や建造物をたどって調べました。翁の自力更生の精神こそ現代の人々に必要だと考え、子ども・若者へのメッセージとしてまとめました。

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• “明石玉”探し　寄り道・裏道・迷い路

  

  “明石玉”探し　寄り道・裏道・迷い路
  前田純一郎・小栗秀夫(明石玉を探そう会)
  　　(兵庫県 明石市)
  2016年(第20回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  明石では、江戸から明治にかけて“明石玉”と呼ばれる擬珊瑚玉が造られ、広く婦人たちの髪飾り等に使われました。明石玉の製造には接着剤として卵白を使い、卵黄は玉子焼として食され、現在「あかし玉子焼」として注目されています。今は見失われた明石玉に光を当てた作品です。

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• 「第三セクター」から「第四セクター」へ～行政・企業に依存しない、地方の生き残り戦略～

  

  「第三セクター」から「第四セクター」へ～行政・企業に依存しない、地方の生き残り戦略～
  志鷹依蕗
  甲南高等学校　高校2年　(兵庫県 芦屋市)
  2016年(第20回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  「第三セクターによる地域活性化は可能か」というテーマを、4つのテーマパークを事例に挙げて考察し、必ずしも地域活性化にはつながらないことを指摘します。そこで、新しいアプローチとして、地域住民が行政と共同で活動して地域活性化に繋ぐ「第四セクター」を提案します。

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• 恐竜について考えた　2016年夏～櫻井親子の恐竜学～

  

  恐竜について考えた　2016年夏～櫻井親子の恐竜学～
  櫻井悠成（三田市立あかしあ台小学校3年）・櫻井恵美（母）
  三田市立あかしあ台小学校　小学3年　(兵庫県 三田市)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  櫻井さん親子は互いに興味のあるテーマを出し合い、恐竜について調べることにしました。恐竜は何を食べ、なぜ絶滅したのかなど、図書館や博物館を訪れて調べ、専門家にも話を聞きます。調べる楽しさと発見の連続で、出会った人々や訪れた場所を通して学習が深まりました。

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• 「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録を記念して　島津斉彬にスカウトされた蘭学者　川本幸民「原理さへ分かれば日本人にもつくれる」心意気

  

  「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録を記念して　島津斉彬にスカウトされた蘭学者　川本幸民「原理さへ分かれば日本人にもつくれる」心意気
  藤田裕彦
  -　-　(兵庫県 三田市)
  2015年(第19回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  世界遺産登録が決定した、「明治日本の産業革命遺産」の一つである、鹿児島の「旧集成館」。島津斉彬が推進したこの事業で、大きな役割を果たしたのが兵庫県三田出身の蘭学者・川本幸民です。幕末の激動期に、近代の礎を築いた川本幸民の足跡を辿りました。

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• ホームレス問題と真摯に向き合う−全ての人間が希望を持つことができる社会を目指して−

  

  ホームレス問題と真摯に向き合う−全ての人間が希望を持つことができる社会を目指して−
  吉川敦也
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2015年(第19回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  路上生活者を救済するための方法を探り、日本における貧困問題を可視化し、「レッテル貼り」をなくしたいと考えた吉川さんは、調査にあたって数々の文献を用いて専門家への取材も行い、この問題と向き合いました。ホームレスが社会復帰するための支援の必要性を訴えます。

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• 天地複合動乱の予兆時代に　播磨にのこる傷跡−安政南海地震の証言−を考える

  

  天地複合動乱の予兆時代に　播磨にのこる傷跡−安政南海地震の証言−を考える
  小栗秀夫
  -　-　(兵庫県 播磨町)
  2015年(第19回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  兵庫県南部地震（阪神淡路大震災）が起きてから20年目を迎えた2015年。小栗さんはこの節目の年に20年間を振り返り、兵庫県南部地震は今後起こる南海・東南海地震の予兆地震として位置付けなければならないと考えました。自戒の意味も込め、レポート作成に注力しました。

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• ぼくの知らないすごいパワーを持っていた!!ミミズのひ・み・つ

  

  ぼくの知らないすごいパワーを持っていた!!ミミズのひ・み・つ
  黒原佑斗
  神戸市立樫野台小学校　小学4年　(兵庫県 神戸市)
  2015年(第19回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部

  牧場のボロ山の中に大量のミミズを発見。このミミズは一体どこから来たのだろう？　ミミズって何者なの？　図書館や博物館で資料を集め、解決できない疑問は専門家の方へ問い合わせ、100匹ものミミズを飼って観察や実験を行い、ミミズのもつすごいパワーを知ることができました。

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• なぜ看護師は白衣の天使とよばれるのか〜天使の任務と看護師の歴史の研究〜

  

  なぜ看護師は白衣の天使とよばれるのか〜天使の任務と看護師の歴史の研究〜
  近藤佑哉
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2014年(第18回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  自らの入院体験から「なぜ看護師は白衣の天使とよばれるのか」を検証。天使の発祥と歴史、イメージの検証から始まり、看護師の職務と白衣の持つ意義、「白衣の天使」の由来と考えられるナイチンゲールの生涯、看護師を取り巻く現代の問題まで考察しました。

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• 下本郷銅鐸の行方　約2000年の眠りから覚めた銅鐸

  

  下本郷銅鐸の行方　約2000年の眠りから覚めた銅鐸
  竹田充子
  　-　(兵庫県 播磨町)
  2014年(第18回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  銅鐸とは、弥生時代に作られた青銅製品で、祭祀に使用された祭器だと考えられています。竹田さんは、郷土史の中に三日月下本郷銅鐸の記事を発見し、そのただならぬ精巧さと美しさに目を奪われました。銅鐸の起源や変遷について丹念に追っていきます。

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• 馬となかよくなりたいなぁ〜馬のひみつ

  

  馬となかよくなりたいなぁ〜馬のひみつ
  黒原佑斗
  神戸市立樫野台小学校　小学3年　(兵庫県 神戸市)
  2014年(第18回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部（中学年）

  乗馬を習っている黒原さん。馬はどんなものを食べるの？　などたくさんの「？」が生まれたことをきっかけに、今年のテーマを決定。牧場の馬たちの性格観察や、好きな食べ物も調べました。もっともっと馬のことを知りたくなった！と、探究心は尽きません。

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• ‐黒田官兵衛・明石生誕説のミステリーを追う‐播磨から会津につながる赤い糸

  

  ‐黒田官兵衛・明石生誕説のミステリーを追う‐播磨から会津につながる赤い糸
  小栗秀夫
  　-　(兵庫県 明石市)
  2014年(第18回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　大人の部

  播磨郷土誌「播磨鑑」に、著者・平野庸脩が長井定宗（会津藩「本朝通紀」著者）の官兵衛明石生誕説を引用しているのを知った小栗さん。従来の姫路や西脇市黒田庄町生まれ説に加え、第三の明石生まれ説を追いかけ、播磨と会津をつなぐ赤い糸を辿った記録です。

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• 通信使と姫路藩領民

  

  通信使と姫路藩領民
  髙木賢一
  -　-　(兵庫県 播磨町)
  2013年(第17回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  -　大人の部

  「通信使（トンシンサ）」とは朝鮮国から送られた使節のこと。通信使の外交とはどのようなものだったのか、江戸時代、なぜ姫路藩は彼らを接待する「馳走役」となったのかを解き明かしていきます。

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• ジョセフ・彦「新聞誌」発行150年のプレイヤーを記念して

  

  ジョセフ・彦「新聞誌」発行150年のプレイヤーを記念して
  小栗秀夫
  -　-　(兵庫県 播磨町)
  2013年(第17回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  -　大人の部

  民間新聞の創始者ジョセフ・彦（浜田彦蔵）が日本の文化や社会に与えた影響について、自身の体験・考察を交えて論を展開。調査を通して公共図書館に期待することにも言及しています。

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• トカゲとカナヘビのちがい

  

  トカゲとカナヘビのちがい
  黒原佑斗
  神戸市立樫野台小学校　小学2年　(兵庫県 神戸市)
  2013年(第17回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  -　小学生の部（低学年）

  別々の場所でトカゲとカナヘビを捕まえた佑斗くん。同じ爬虫類だけど、体の作りや生息場所など違うところがきっとたくさんあるはず。予想を立て本で調べながら、じっくり観察します。

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• 日本人は何故儚いものに美しさを感じるのか

  

  日本人は何故儚いものに美しさを感じるのか
  山﨑寛希
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2012年(第16回)　優秀賞・読売新聞社賞
  -　高校生の部

  日本人と桜の関係から「儚い」ということの意味を定義。美学、心理学、歴史学、文学など様々な視点からテーマに迫り、日本人の美意識について考察します。

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• 日本において、妖怪と神を分けるものは何か

  

  日本において、妖怪と神を分けるものは何か
  家田広海
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2010年(第14回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べる学習部門　高校生の部

  ゲームや漫画のキャラクターの名前を調べてみると神話や伝承由来のものがあることに気がついた家田くん。妖怪ブームの今年「日本の妖怪」について、さらに「妖怪は悪なのか？」という疑問を追究していきます。

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• 六甲登山のしおり

  

  六甲登山のしおり
  六甲登山パンフレット作成班
  甲南中学校　中学1年　(兵庫県 芦屋市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　パソコンを使った調べる学習賞

  学校の恒例行事となっている「六甲登山」。大人でも根をあげるという伝統行事に初めて挑む、中学一年生の事前学習としてしおりを作成しました。六甲登山にかかわりのあるテーマを決め、班を作り分担して情報収集、執筆にあたりました。「図書館やインターネットを利用して情報を集める技術」を総動員し、行事をより身近なものとすることを目的として取り組みました。

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• 役行者　時代を超えて信仰された行者さま

  

  役行者　時代を超えて信仰された行者さま
  橋立千賀子
  平群町立平群小学校　学校司書　(奈良県 )
  2022年(第26回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  謎の修行者・呪術者、役行者は二匹の鬼を連れている。7-８世紀に実在した彼はいったい何者でしょう。伝説が多すぎて、調査するほどに「どこまで本当か作り話か分からなくなってしまいました」と作者は一旦暗礁に乗り上げます。そこから外へ出て、朝座勤行や滝行、法螺貝吹きなど修験道の体験に身を投じて、山人（さんじん）の本質に迫りました。

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• いのち～猫の殺処分を考える

  

  いのち～猫の殺処分を考える
  萩原叶女
  桜井市立桜井南小学校　小学6年　(奈良県 桜井市)
  2016年(第20回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部

  2匹の猫を家族に迎えた萩原さんは、動物愛護センターの講習会を通して、日々殺処分されていく命のことを知ります。猫と人との関係をもっと良くするために自分に出来る事は? 施設の見学や人との出会いを通して、「問題の本質に気づく」ことの大切さを実感します。

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• 豊かな生き方につなぐ学びの創造Ⅱ～総合的な学習における学校図書館の利用～

  

  豊かな生き方につなぐ学びの創造Ⅱ～総合的な学習における学校図書館の利用～
  矢倉小学校
  矢倉小学校　　(滋賀県 草津市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　学校賞

  総合的な学習において、学校図書館や市立図書館を利用して、「調べる学習」を盛り込むことがどのような効果をもたらすかについて、研究を進めました。効果を検証することによって、子どもたちの豊かな生き方につなげるための学びを創造することができる、と述べます。

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