公益財団法人図書館振興財団

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0,1類 図書館／哲学／心理／宗教

• 役行者　時代を超えて信仰された行者さま

  

  役行者　時代を超えて信仰された行者さま
  橋立千賀子
  平群町立平群小学校　学校司書　(奈良県 )
  2022年(第26回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  謎の修行者・呪術者、役行者は二匹の鬼を連れている。7-８世紀に実在した彼はいったい何者でしょう。伝説が多すぎて、調査するほどに「どこまで本当か作り話か分からなくなってしまいました」と作者は一旦暗礁に乗り上げます。そこから外へ出て、朝座勤行や滝行、法螺貝吹きなど修験道の体験に身を投じて、山人（さんじん）の本質に迫りました。

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• 令和元年度から２年度までの豊田市における調べる学習の取組　〜コロナに負けるな！学校・様々な施設等との連携による支援〜

  

  令和元年度から２年度までの豊田市における調べる学習の取組　〜コロナに負けるな！学校・様々な施設等との連携による支援〜
  豊田市教育委員会 豊田市中央図書館
  　　(愛知県 )
  2020年(第24回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  調べる学習部門　　調べる学習指導・ 支援部門

  休校や外出自粛を受け、豊田市中央図書館は調べる学習支援動画を公開し、関係各所と協力して家でも調べる学習ができる環境をＨＰ上に用意しました。学校再開後は、感染対策をして出前授業と支援講座共に13回ずつ実施しました。昨年の2,215点に対し、コロナ禍にもかかわらず1,548点が寄せられました。

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• 続・文化財でたどる普門寺の歴史〜古文書編〜

  

  続・文化財でたどる普門寺の歴史〜古文書編〜
  白井　紀帆
  桜丘中学校　中学3年　(愛知県 )
  2020年(第24回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  地元豊橋市の普門寺(ふもんじ） の歴史を調べ、2年目になります。寺所蔵の今川義元や徳川家康の直筆署名がある古文書、「判物 （はんもつ）」を読み解き、桶狭間の戦いがあった頃、新田を開発するなど、戦で荒れた寺を再興しようと働いた普門寺の僧侶や農民達と、戦国大名との関係を浮かび上がらせました。

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• 町の本屋さんがこれから生き残っていくためにはどうすれば良いか

  

  町の本屋さんがこれから生き残っていくためにはどうすれば良いか
  宮本　紗文香
  カリタス女子高等学校　高校2年　(神奈川県 )
  2019年(第23回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　高校生の部

  町に本屋さんがある風景がいつまでも続いてほしい。書店の存続に危機感を抱いた作者はその現状を調べ、解決策を探ります。書店への取材を通じて見えてきた問題は、日本独自の出版流通の構造でした。国内外の書店のユニークな取り組みを調べ、時に足を運んで見聞きし、将来の書店の在り方を提言します。

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• 〈本を使って調べ、発信する力〉を育てる指導法の工夫−学校図書館を活用した国語科の学習を通してー

  

  〈本を使って調べ、発信する力〉を育てる指導法の工夫−学校図書館を活用した国語科の学習を通してー
  葛飾区立中之台小学校
  　　(東京都 葛飾区)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  調べる学習指導・支援部門　

  知識基盤社会の到来に向け、「情報活用能力育成に向けた中之台プラン」を構築。学校司書、公共図書館と連携し、調べる学習の環境作りに注力。「取り出しカード」や「プレゼンカード」など学習ツールを全校で共有することにより、1年生から6年生まで確実に学びを積み上げることができました。

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• ガネーシャってどんな神様？

  

  ガネーシャってどんな神様？
  田原　孝一朗　
  チェンナイ補習授業校小学部　小学4年　(インド )
  2018年(第22回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　　小学生の部(中学年)

  インドの至る所で見かける頭が象のガネーシャ。興味を持った田原さんは調べる学習を始めます。神話を始めたくさんの本を読むと、母親の垢(あか)から誕生した話、頭が象になった驚きのエピソードなどに仰天します。そしてガネーシャが人々から深く信仰され親しまれていることもわかりました。

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• 僕達の暮らしと新聞～伝えたいものは、本当はどんなものだろうか～

  

  僕達の暮らしと新聞～伝えたいものは、本当はどんなものだろうか～
  村田　智哉
  袖ケ浦市立昭和中学校　中学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  全国紙、地方紙、専門紙など種類ごとの分析、印刷工場見学、アンケートなど、新聞について徹底調査。記者への取材で新鮮かつ真実の記事を載せる努力も知ります。地域の情報や読者に合わせた紙面づくり等、読者のニーズに沿うのが新聞の意義であると学び、真実の情報を伝え続けてほしいと結びます。

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• なぞなぞについて研究した2018年夏～櫻井親子のなぞなぞ見聞録～

  

  なぞなぞについて研究した2018年夏～櫻井親子のなぞなぞ見聞録～
  櫻井沙織（三田市立あかしあ台小学校3年）・櫻井悠成(三田市立あかしあ台小学校5年）・櫻井恵美(母)
  　　(兵庫県 三田市)
  2018年(第22回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　　子どもと大人の部

  なぞなぞが大好きな櫻井兄妹。「この夏はなぞなぞを徹底調査だ！」と母子で「へーほー隊」を結成。役割分担をして歴史や語源、世界のなぞなぞも調査。なぞなぞの謎を求めて、判じ絵展や博物館、神社にも出かけます。集大成は学校での実演会。今回の研究で、親子のふれあいや相互理解も深まりました。

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• 未来の図書館　～2025年の北区立浮間図書館への提案～

  

  未来の図書館　～2025年の北区立浮間図書館への提案～
  清水　彩乃
  東京大学教育学部附属中等教育学校　中等教育学校6年　(東京都 )
  2018年(第22回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　　高校生の部

  子どもの頃から本とともに育ってきた清水さん。新しくなる地元の図書館にどうすれば多くの人が訪れるか？自治体の総合計画や図書館の掲げるコンセプトを分析し、理解を深めながら、より良い図書館の姿を考えます。地元への愛着を育むコーナーの設置案、展示の工夫など自分なりのサービス案を提案します。

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• 子どもの豊かな学びを支える読書活動～学校と公共図書館が一体となって図書館の町を目指す試み～

  

  子どもの豊かな学びを支える読書活動～学校と公共図書館が一体となって図書館の町を目指す試み～
  多気町学校図書館司書連絡会　
  　　(三重県 多気郡多気町)
  2017年(第21回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  調べる学習指導・支援部門　

  読書活動を生涯を通して大切にしたいと考える多気町（たきちょう）。家庭や保育園での読書から、学校司書を中心とした学校図書館の機能充実、学校教育を支援する公共図書館の取り組みなど、町全体で成長に応じた読書活動を推進。「聞く・読む力」から「調べる力」への発展を促す活動を実践しています。

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• 二宮金次郎にみっちゃく!

  

  二宮金次郎にみっちゃく!
  宮部　碧
  豊田市立上鷹見小学校　小学2年　(愛知県 豊田市)
  2017年(第21回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  校庭で見つけた「にのみやさん」の石像。にのみやさんって誰？調べると、自分と同じように幼くして父親を亡くしていることを知り、親近感を覚えます 。金次郎の生誕地・小田原への旅に出た宮部さんは、金次郎が生涯を通して伝え続けたメッセージにたどり着き、自分の生き方を見つめました。

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• ついせき!!きんちょうのなぞ～本当にできるの?きんちょうをなくすこと～

  

  ついせき!!きんちょうのなぞ～本当にできるの?きんちょうをなくすこと～
  久郷悠人
  豊島区立池袋第一小学校　小学3年　(東京都 豊島区)
  2016年(第20回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  緊張した経験からなぜ緊張するのか、しない方法はあるのか調べ始めます。心臓や脳の仕組みを本で調べる他、自身の経験や取材からも考えます。プロアスリートの「緊張という敵を味方にする」という一言が心に響き、緊張とどのように付き合っていけば良いのか自分の言葉で結びます。

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• 良寛さん〜毬つきの教え〜

  

  良寛さん〜毬つきの教え〜
  山北由美子
  -　-　(千葉県 袖ケ浦市)
  2013年(第17回)　文部科学大臣賞
  -　大人の部

  書道学校の授業を通して良寛の書の魅力に触れた山北さん。良寛とはいかなる人物だったのでしょうか。その生い立ちや人となりを探るほか、良寛の足跡をたどって新潟への旅に出ます。

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• 京都　下鴨　糺の森〜街中の鎮守の杜〜

  

  京都　下鴨　糺の森〜街中の鎮守の杜〜
  井上芳樹
  シカゴ補習授業校　中学1年　(アメリカ シカゴ)
  2012年(第16回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  -　中学生の部

  祖父母の家がある京都下鴨。その象徴ともいえる下鴨神社と糺の森の歴史や自然、年中行事などを調べ、鎮守の杜の保護や日本文化の伝承に思いを馳せます。

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• 神じゃとお寺ってどこがちがうの?

  

  神じゃとお寺ってどこがちがうの?
  福岡実咲
  文京区立誠之小学校　小学2年　(東京都 文京区)
  2012年(第16回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　小学生の部（低学年）

  おじいちゃんの腰が良くなるようにとお参りに行った時、お母さんに「お寺だからパンパンはしないのよ」と言われた実咲さん。どこがちがうの？　地域の寺社を訪ねて違いをまとめました。

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• みんなが大好き図書館化計画〜原田小図書委員会で取り組みたいこと〜

  

  みんなが大好き図書館化計画〜原田小図書委員会で取り組みたいこと〜
  福留健志
  宇美町立原田小学校　小学6年　(福岡県 宇美町)
  2011年(第15回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  調べる学習部門　小学生の部（高学年）

  健志くんは学校図書館が大好きで１年生の時から週２回は利用しています。みんなにとっても、図書館が大好きな場所となってほしい！ そんな願いから、健志くんは夏休みの図書委員会活動を通じて気になったことや解決したいことを整理し、みんなで取り組める解決方法を考えてみました。

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• 新四国相馬霊場八十八ヶ所　僕の街の四国

  

  新四国相馬霊場八十八ヶ所　僕の街の四国
  油下知広
  慶應義塾普通部　中学2年　(神奈川県 横浜市)
  2011年(第15回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  お寺が好きな油下くんは、近所のお寺で見つけたお堂をきっかけに「新四国相馬霊場」を知ります。開基した光音禅師、霊場を移した経緯などを調べ、四国の遍路道も訪れ、新四国相馬霊場と比較します。これからの霊場のあり方を考察、相馬霊場をすべて踏破して自分の見聞をまとめ、霊場を分かりやすく親切に紹介する案内記を制作します。

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• じーやんどこいった?〜死んだらどうなる?〜

  

  じーやんどこいった?〜死んだらどうなる?〜
  内山日菜
  市原市立光風台小学校　小学3年　(千葉県 市原市)
  2011年(第15回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べる学習部門　小学生の部（中学年）

  日菜さんが大好きだったひいおじいちゃんが、86歳で亡くなりました。毎日一緒にいたひいおじいちゃんは、どこに行ってしまったの？　「死ぬ」ということはどういうことなのだろう。答えがでないかもしれない疑問を、日菜さんは、図書館の資料、お寺の住職さんやまわりの大人のお話を通してさぐっていきます。

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• 「薦（こも）神社とは何なのか?」〜こもはいかにして八幡神のご神体となっていったのか

  

  「薦（こも）神社とは何なのか?」〜こもはいかにして八幡神のご神体となっていったのか
  有田英樹
  　-　(大分県 大分市)
  2010年(第14回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  ふとしたことで近所の薦神社の祭礼が1300年続いていることを知り、その歴史を調べ始めた有田さん。その神社のご神体が池であり、そこに自生する薦（こも）が全国3万社の八幡神社の本源である宇佐神社のご神体であることに驚愕します。万葉集や古事記の記述を経て朝鮮半島からの渡来人秦氏が薦神社の池を造営したことにたどり着きます。

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• 本の未来−紙は電子化によってなくなるのか−

  

  本の未来−紙は電子化によってなくなるのか−
  覚野智子
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2009年(第13回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べ学習部門　高校生の部

  日常手にしている「本」という媒体にはどんな歴史があるのか。そして、電子化等による今後の変化は？　河内長野市立図書館、学校図書館で文献を読むと共に出版業界にアンケートを依頼し、自身にとって大切な「本」の未来をさぐっていきます。

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• 「人権フィルター」を通して情報をよむ−図書・情報センターを使った調べ学習−

  

  「人権フィルター」を通して情報をよむ−図書・情報センターを使った調べ学習−
  家城清美(司書教諭)
  同志社女子中学高等学校　-　(京都府 上京区)
  2007年(第11回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　指導者の部

  同志社女子中学高等学校では、図書館を「図書・情報センター」と改称し、この「図書・情報センター」を使った調べ学習（総合的な時間）を導入しています。 人権とは何か、自分の中に人権の情報を読み取れる感覚「人権フィルター」を形成し、人権問題を自分たちの問題として捉えました。「人権」をテーマに、中学２年次に取り組んだ実践の記録です。

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• 公立図書館の連携による小中学校図書館の支援方策〜「レファレンス事例集」の発行を中心として〜

  

  公立図書館の連携による小中学校図書館の支援方策〜「レファレンス事例集」の発行を中心として〜
  富山県図書館協会
  富山県図書館協会　-　(富山県 富山市)
  2006年(第10回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  公共図書館部門　図書館の部

  県内５９館の公立図書館で受けるレファレンスは５．４万件。ある図書館の調査では２５％以上が子どもからのものであり、学校との連携は必須課題。県図書館協会は市民運動組織と呼応して学校司書を配置する運動を展開しました。周辺市町村や市民の世論の高まりもあり、県下の学校司書配置が4年間で８４％となり、大半の学校は公立図書館の支援を受けやすくなりました。学校からのレファレンス事例集などを作成し、学校現場に具体的な支援情報を提供することで連携を深めました。今後は、要望が多い主題や郷土資料に関しては複本、類書などを充実させ、情報と物流のネットワークシステム実現を目指し、要求された資料を速やかに提供することを計画します。

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• 図書館から生涯学習をはじめよう　座間市図書館ボランティア「図書館活用講座」記録

  

  図書館から生涯学習をはじめよう　座間市図書館ボランティア「図書館活用講座」記録
  座間図書館ボランティア友の会　
  座間図書館ボランティア友の会　-　(神奈川県 座間市)
  2005年(第9回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  公共図書館部門　図書館の部

  寄贈本の扱いや館内整理、図書館行事などのお手伝いをする「座間図書館ボランティア友の会」が生まれて９年。自主的なテーマを持って図書館を使ってみようと、友の会会員のための「図書館活用講座」を２年前に立ち上げました。図書館の内と外からのパートナーを目指す、ボランティアの活動記録をまとめたもの。

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• 自由研究・課題研究のすすめ−児童・生徒に県立図書館の活用を図るための支援のあり方−

  

  自由研究・課題研究のすすめ−児童・生徒に県立図書館の活用を図るための支援のあり方−
  岡山県立図書館自然科学班
  岡山県立図書館自然科学班　-　(岡山県 岡山市)
  2005年(第9回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  公共図書館部門　図書館の部

  平成１６年に開館し、迎えた初めての夏休み。小・中・高等学校に夏休みの自由研究で図書館を活用してもらおうとアピール。図書館の持てる力を組み合わせたことによる、利用者や学校への効果を分析します。

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• 袖ケ浦市読書指導員実践記録「読書指導員が授業を変える」

  

  袖ケ浦市読書指導員実践記録「読書指導員が授業を変える」
  袖ケ浦市読書指導員連絡協議会・袖ケ浦市教育委員会
  袖ケ浦市読書指導員連絡協議会・袖ケ浦市教育委員会　-　(千葉県 袖ケ浦市)
  2004年(第8回)　優秀賞　日本児童教育振興財団賞
  学校部門　学校（組織）の部

  袖ケ浦市では、子どもたちの豊かな心を育み、主体的に学ぶ力を育てるために、学校図書館、公共図書館、市教育センター、教育委員会の連携・協力が始まりました。調査の結果、学校図書館を有効活用するには、学校司書の配置が重要だとわかり、平成７年から、順次読書指導員を配置しました。

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• 実践　情報大航海術

  

  実践　情報大航海術
  おかざき図書館倶楽部おかざき学楽塾
  おかざき図書館倶楽部おかざき学楽塾　-　(愛知県 岡崎市)
  2004年(第8回)　優秀賞　図書館の学校賞
  公共図書館部門　図書館の部

  「おかざき図書館倶楽部」は図書館を楽しんで使う場、学ぶ場にしようと活動する市民のグループです。調べ学習の指導をされている片岡則夫氏の講演を契機に、調べ学習の「指導者養成講座」を計画しました。計画の進め方、講師の集め方、参加者の活動などの９回の実践記録をまとめた作品です。その都度作成され、参加者に配布された「学楽調べ学習通信」付。

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• 本の小部屋の子どもたち　子どもをめぐる読書環境

  

  本の小部屋の子どもたち　子どもをめぐる読書環境
  坂井洋子・楠本光枝・坂井絵里菜(大阪市立歌島中学校2年)
  　-　(大阪府 大阪市)
  2003年(第7回)　佳作
  公共図書館部門　一般利用者の部

  子どもや親、教師や司書など約４０名へのインタビューによるアンケート調査を行い、そこから子どもたちの読書環境をよくする手だてを考えたレポートです。子どもたちは本が好き、でも子どもと本をつなぐ工夫がもっとあっていい・・・。まずは学校図書館の充実、朝の読書、ブックトーク、アニマシオン・・・、おとなの働きかけ次第で本好きの子どもはもっと増えていくと作者は訴えます。

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• 図書館教育研究「図書館を使った“調べる”学習の基礎」

  

  図書館教育研究「図書館を使った“調べる”学習の基礎」
  諏訪市立豊田小学校
  諏訪市立豊田小学校　-　(長野県 諏訪市)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　学校の部

  「自ら考え、協力して、実践しつづける子どもの育成」のため、週２時間の「読書指導」の時間を確保した小学校の実践記録です。年間指導計画のもと読み聞かせと図書館の利用指導・読書指導を組み合わせた指導を工夫しました。その一方で、司書との協力で本の購入や公共図書館との連携をすすめ、読書ボランティアによる朝の読み聞かせも実施しました。

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• 紙の宝石蔵書票との出会い

  

  紙の宝石蔵書票との出会い
  遠藤春海
  -　-　(神奈川県 座間市)
  2002年(第6回)　優秀賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  とあるテレビ番組の中に登場した綺麗な紙片。印象に残り、図書館で聞いてみるとそれは「蔵書票」と呼ばれるものでした。これを取り上げるテーマにしようと考えます。インターネットで検索してみたり、図書館のレファレンスを活用したり、蔵書票について本を出している著者の方へ手紙を出すなどして、積極的にアプローチをしました。篆刻教室で蔵書票作りにも挑戦しています。

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• 地域と人と図書館が支えた学び　総合的な学習「啄木のいた町」と市立釧路図書館

  

  地域と人と図書館が支えた学び　総合的な学習「啄木のいた町」と市立釧路図書館
  高原　優(教諭)
  釧路市立東栄小学校　-　(北海道 釧路市)
  2002年(第6回)　優秀賞
  学校部門　指導者の部

  石川啄木は、釧路に新聞社の記者として滞在していた時期がありました。そのため啄木ゆかりの地として、釧路市には石川啄木の歌碑が２５基あります。小学校教諭である作者は、総合的な学習の時間のスタートに伴い、石川啄木をテーマとした調べ学習に図書館との連携をはかりながら、こどもたちとともに熱心に取り組み、研究発表を行いました。

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• 学校と公共図書館の連携によるレファレンス処理の事例

  

  学校と公共図書館の連携によるレファレンス処理の事例
  小杉町学校司書研修会
  小杉町学校司書研修会　-　(富山県 小杉町)
  2001年(第5回)　特別賞
  学校部門　学校の部

  学校司書による自主的な研究グループが、学校図書館での３年にわたるレファレンス事例４５０例を分析しています。「学校図書館ルーム」の開設、情報・物流両面のネットワーク等の活動とともに、学校図書館に対する地域の教師の意識も急速に高まっているようです。

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• 『生きる力』を育てる学び方指導のあり方−読書教育を通して−

  

  『生きる力』を育てる学び方指導のあり方−読書教育を通して−
  袖ケ浦市立奈良輪小学校
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　-　(千葉県 袖ケ浦市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　指導者の部

  一人ひとり課題を持って学ぶ６年生の総合学習『MY PROJECT』の実践報告です。図書館やコンピュータの利用といった学び方の指導のもと、子どもたちは学習をすすめレポートを作ります。調べ学習が苦手でテーマ設定に苦労する子どもにも配慮しつつ、主体的な学習の実現をはかります。

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• 狛犬って何だ?

  

  狛犬って何だ?
  木村優子
  広島県立御調高等学校　高校3年　(広島県 御調町)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　高校生の部　自由課題

  宮島で見た狛犬に興味を持った作者は、その歴史を調べはじめます。獅子と狛犬の違い、尾の形のタイプ、歯やポーズの違い・・・。狛犬にも実に様々な種類があるのです。学んだことをもとにして、カードを作って近所の狛犬の調査にも挑戦します。

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• 豊かな心と学ぶ力を育てる学校図書館をめざして−学校図書館・公共図書館・教育センター・教育委員会の連携−

  

  豊かな心と学ぶ力を育てる学校図書館をめざして−学校図書館・公共図書館・教育センター・教育委員会の連携−
  袖ケ浦市教育委員会
  袖ケ浦市教育委員会　　(千葉県 袖ケ浦市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　学校の部

  読書教育に長年取り組んできた袖ケ浦市による、学校図書館と公共図書館、教育センター、教育委員会の連携の報告です。読書指導員の配置、物流ネットワーク（図書館流通システム）の導入、コンクールの実施など、ひらかれた図書館をめざす、さまざまな活動が実践されています。

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• 『総合情報目録』と『本のさがし方ガイドブック』の開発・提供

  

  『総合情報目録』と『本のさがし方ガイドブック』の開発・提供
  熊谷一之
  川口市立前川図書館　　(埼玉県 川口市)
  1999年(第3回)　優秀賞
  公共図書館の部　図書館賞

  資料の探し方を含む、調べ学習の指導はなかなか充実が難しく、まだまだ定着していないと考えた作者。読書指導以上に、利用指導への連携や支援が必要と説きます。学習支援として、「総合情報目録」、「本のさがし方ガイドブック」を構築しました。

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• 学校図書館を利用して身近な事象を探る一次関数の授業

  

  学校図書館を利用して身近な事象を探る一次関数の授業
  山本貴之
  新潟市立両川中学校　　(新潟県 新潟市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　指導者賞

  小・中・高校生からマイナス教科と評価されている算数や数学。しかし、数学の学習は「実際の生活の中でこういうことができるようになった」という数学的な見方や考え方のよさを感得できる工夫がなされなければならないと考えた作者は、学校図書館に注目。司書の協力を得ながら、授業を構築しました。

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• 『水めぐり』−4年生の「水」の学習への資料提供

  

  『水めぐり』−4年生の「水」の学習への資料提供
  竹内裕子
  小杉町立太閤山小学校　　(富山県 小杉町)
  1999年(第3回)　特別賞
  学校の部　指導者賞

  教諭から求めがあり、水に関する学習のための資料提供を行いました。水にもっと関心を持ってもらうためにブックトークを行ったところ、面白かったという声があがり、自主的に調べ学習を行う子どもも見られました。満足そうな子どもたちの笑顔を見て、調べ学習の手助けができたことに喜びを感じています。

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• 母校の名簿づくりのための全力投球

  

  母校の名簿づくりのための全力投球
  大迫雅之
  　　(神奈川県 平塚市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  公共図書館の部　一般利用者

  母校の創立記念事業として発行する名簿作成に協力し、図書館に日々通いつめ２０００人の動向を調査しました。調査に没頭した真の動機は、学校へ進学させてくれた亡き両親への感謝の気持ちからでした。今回の作業で、壮大な歴史物語を読破したような感慨に浸った、と述べています。

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• 学校との連携の中で生まれたブックリスト−「小学校・国語教科書に出てくる本」ができるまで−

  

  学校との連携の中で生まれたブックリスト−「小学校・国語教科書に出てくる本」ができるまで−
  岩佐直美(羽曳野市立陵南の森図書館)
  羽曳野市立陵南の森図書館　　(大阪府 羽曳野市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  公共図書館の部　図書館

  調べ学習等に使えるツール作りの第一歩として、ブックリスト「小学校・国語教科書に出てくる本」を作成しました。公共図書館の現場で仕事をする上でも、地域の子どもたちが使用している教科書の内容を頭に入れておくことは大変参考になるものだった、と感想を述べました。

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• 恐竜＋地球環境を考える調べる学習への援助

  

  恐竜＋地球環境を考える調べる学習への援助
  町立小杉図書館
  町立小杉図書館　　(富山県 小杉町)
  1998年(第2回)　優秀賞
  公共図書館の部　図書館

  子どもたちは恐竜が大好き。図書館にも、恐竜の本を探し求める子どもたちの姿が見受けられます。「恐竜と友達になろう」という講座を開催したり、恐竜の本を展示、目録を作成するなど、子どもたちの調べ学習支援を行ないました。

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• 児童の学習意欲を高めるための調べ学習−学校図書館活用方法の研究を通して−

  

  児童の学習意欲を高めるための調べ学習−学校図書館活用方法の研究を通して−
  山田幸次
  三芳町立唐沢小学校　　(埼玉県 三芳町)
  1998年(第2回)　佳作
  学校の部　学校賞

  学習活動（調べ学習）に生かす図書館の運営、また学習意欲を高めるための学習方法の改善について、解決を図ることを柱とした研究の実践報告です。

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• 浦和市立図書館と学校図書館の連携について

  

  浦和市立図書館と学校図書館の連携について
  浦和市立図書館
  浦和市立図書館　　(埼玉県 浦和市)
  1997年(第1回)　優秀賞
  公共図書館の部　図書館／グループ　

  浦和市立図書館では、学校図書館が「学習・情報センター」として充実するよう、学校の調べ学習への取り組みに対して特にサポートをしています。学校図書館との連携で行っていることの中から、“調べる”学習に関連した実践報告をまとめました。

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• 日本最古の染色用版木の謎に迫る研究への資料提供事例

  

  日本最古の染色用版木の謎に迫る研究への資料提供事例
  萩野恭一
  町立小杉図書館　　(富山県 小杉町)
  1997年(第1回)　優秀賞
  公共図書館の部　個人　

  古代染色用版木の用途と技法について研究している利用者から資料の相談を受け、蔵書提供を行いました。町立図書館が提供した資料が、利用者にタイミングよく生かされた過程を、事例としてレポートしました。

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• 学校図書館を利用した総合理科・課題研究の実践

  

  学校図書館を利用した総合理科・課題研究の実践
  片岡則夫
  神奈川県立厚木商業高等学校　　(神奈川県 厚木市)
  1997年(第1回)　優秀賞・『読書の学校』特別賞
  高等学校の部　指導者　

  「自学自習」の授業＝「大航海」を始動し、「学び方を学ぶ」ための授業に取り組みました。あらかじめ決められた教科書で授業を行うのではなく、各自でテーマを決め目標を立てて学んでいけるように指導を行なった実践の記録です。

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• 本に親しみ、本で学ぶ子の育成

  

  本に親しみ、本で学ぶ子の育成
  清水市立辻小学校
  清水市立辻小学校　　(静岡県 清水市)
  1997年(第1回)　優秀賞
  小学校の部　学校／グループ　

  子どもたちは体験的な活動に夢中になって取り組んだり、与えられた課題を意欲的に解決することはできるけれども、ひとりひとりが自分なりの課題を見つけたり、自分の力で学習を進め問題を解決する能力は不足していると感じました。学校図書館の活用を通して、願う子どもの姿を追っていきたいと研究を行いました。

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2類　歴史／地理／伝記／旅行

• 正義の人、杉原千畝　～生き延びたユダヤ人と助けた人々～

  

  正義の人、杉原千畝　～生き延びたユダヤ人と助けた人々～
  茂木淳奈　
  シカゴ双葉会日本語学校補習校小学部　6年　(アメリカ合衆国 )
  2022年(第26回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  ナチスからユダヤ難民を逃した在リトアニアの外交官・杉原千畝。4500通ともいわれる通過ビザが外務省の令にそむいて発行された謎に迫ります。シカゴ在住の作者はイリノイ州ホロコースト博物館に出向き取材します。「とても怖い」と感じ、恐怖と悲しみの感情の中から、最後は、差別をなくしたい、助けがいる人を手伝いたいとの想いに至ります。

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• 広島の原爆　なぜアメリカは爆弾を落としたのか

  

  広島の原爆　なぜアメリカは爆弾を落としたのか
  三村こころ　
  シカゴ双葉会日本語学校補習校小学部　6年　(アメリカ合衆国 )
  2022年(第26回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  なぜ広島に原爆が落とされたのか。小学６年生が調べました。資源不足の日本が戦争を始めた理由、マンハッタン・プロジェクトが企図されたこと、独伊は降伏するも日本は断り、日本上陸作戦「オペレーション・ダウンフォール」計画、トルーマン大統領の決断、被害～障害。作者は「原子爆弾を使うことがない平和な世界を願う」と心からしたためました。

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• シベリア抑留の風化を防ぐ ～他の事例から探る新たな継承の形～

  

  シベリア抑留の風化を防ぐ ～他の事例から探る新たな継承の形～
  奥大輝
  海城高等学校　1年　(東京都 新宿区)
  2022年(第26回)　優秀賞・雑誌の図書館　大宅壮一文庫賞
  調べる学習部門　高校生の部

  終戦後、ソ連により捕虜や民間人約60万人が労働力としてシベリアへ連行された「シベリア抑留」。その記憶が、原爆、南方戦線、大空襲と比べて薄れている。危機感を抱く作者は曽祖父が陸軍中尉だった経緯もあり、自らを「戦争体験を直接聞ける最後の世代」と規定。風化させない活動を考察するという独自視点が、未来への架け橋となっています。

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• 海賊伝承の足あとを追え！～義盛神社の謎に迫る～

  

  海賊伝承の足あとを追え！～義盛神社の謎に迫る～
  岩楯遼(台東区立石浜小学校3年)・岩楯直子(母)
  　　(東京都 )
  2022年(第26回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  鎌倉時代の武士、和田義盛と朝日奈義秀親子。神奈川・三浦半島の武士がなぜ大分県竹田市の神社に祀られているかとの疑問から始まった研究。母子一緒に調べて見つけたキーワードは「海賊」でした。大好きな映画のイメージを頭の片隅に、瀬戸内の河野家と和田一族が海賊として生きた足跡を探ります。安宅船という海賊船の模型も製作しました。

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• 飢饉の村を救う−天明3年佐倉藩の百姓一揆−

  

  飢饉の村を救う−天明3年佐倉藩の百姓一揆−
  小林　詔三
  　　(千葉県 八千代市)
  2021年(第25回)　優秀賞・雑誌の図書館　大宅壮一文庫賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　大人の部

  語り継がれる佐倉惣五郎の義挙の130年後、佐倉藩で起きた一揆の歴史に迫りました。異常気象や洪水、浅間山噴火がもたらした大飢饉。村民と、死罪覚悟の指導者は、苛烈な年貢取り立てに対してついに直訴を決意します。藩との交渉は、周到な計画と整然たる行動によって死罪を出さずに決着します。その経緯をまとめ先人への顕彰としました。

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• 「市民」と「小民」−高輪築堤通船口−

  

  「市民」と「小民」−高輪築堤通船口−
  広瀬　美智子
  　　(東京都 )
  2021年(第25回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　大人の部

  再開発で発見された高輪築堤遺構。堤に開けられた通船口に新政府と小さな町の間で繰り広げられた交渉のドラマを追います。嘆願書から見えてきたのは、鉄道建設に急ぐ政府に粘り強く訴え続けた町の努力。用いられた「市民」の言葉に、官僚と共通言語で対話を重ねる町の知性を見ます。官民の相互理解を今に伝える遺構。未来へ伝えたいと結びます。

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• 女堀（おんなぼり）〜ものがたりの生まれる時〜

  

  女堀（おんなぼり）〜ものがたりの生まれる時〜
  米川　葉子
  　　(群馬県 )
  2020年(第24回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　　大人の部

  「女堀」は赤城山南麓にある巨大な用水路の跡です。12世紀の浅間山の大噴火による降灰からの復興のため掘られたものの、水を通すことなく放棄されました。発掘調査によってわかった大工事の様子とともに、「女がかんざしで一夜にして掘った」という伝説を考察し、水を希求した人々の姿を伝えます。

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• うそ?ほんと?検証してみよう!義経の伝説

  

  うそ?ほんと?検証してみよう!義経の伝説
  坂本　樹太
  シカゴ双葉会日本語学校補習校小学部　小学6年　(アメリカ合衆国 )
  2019年(第23回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  母の故郷、千葉県香取市の祭で源義経に縁があると知りました。義経の生涯を彩る伝説を、自分の発想と調べる学習で検証してみようと試みました。五条の橋の弁慶飛び越し、鵯越の逆落とし、壇ノ浦の八艘跳びなどを調べる過程で、義経の苦労や人柄にも触れて、自分自身の成長に重ねてまとめました。

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• プラハの街は、古い?新しい?

  

  プラハの街は、古い?新しい?
  竹内　彬
  在チェコ日本国大使館付属プラハ日本人学校小学部　小学5年　(チェコ共和国 )
  2019年(第23回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  父の仕事で2年生の時チェコに渡って以来３年。「建築の宝石箱」といわれるプラハの町の歴史を建築様式の観点からひもときました。ゴシック、ルネサンス、バロック・・・。時代とともに変わる建築が、プラハでは町の区画ごとにその建築様式が集合し、ずっと共存していることに気付きました。

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• 『父の遺した宿題』～祖先から私までの系譜をたどる～

  

  『父の遺した宿題』～祖先から私までの系譜をたどる～
  清水　茂久
  座間市立東地区文化センターあすなろ大学　座間市立東地区文化センターあすなろ大学　(神奈川県 座間市)
  2019年(第23回)　優秀賞・NHK賞
  調べる学習部門　大人の部

  亡き父が繰り返し語っていた曾祖母のルーツを海老名の地の歴史とともに辿り、170年余の祖先の歴史を記しました。図書館所蔵の郷土誌、縁の寺の墓誌や碑などをあたって、曾祖母が相模大島家に連なることを明らかにし、亡父の宿題を遂げたと結びました。

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• 新元号「令和」の典拠『万葉集』～なぜ万葉集には蝶の歌がないのか～蝶を通してみる古代の人々の思想とは

  

  新元号「令和」の典拠『万葉集』～なぜ万葉集には蝶の歌がないのか～蝶を通してみる古代の人々の思想とは
  日比野　陽子
  　　(愛知県 )
  2019年(第23回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  「令和」の典拠となった万葉集の歌の序には「庭舞新蝶」と蝶が描かれるのに、歌は一つもないー。この謎を解こうと、蝶の図案を求めて正倉院御物を、言葉を求めて同時代の文学「懐風藻」「源氏物語」などを辿り、蝶の文化的宗教的意味を明かして、ついにその謎の答えを発見しました。

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• 調べて発見!?「安武（やすたけ）」のゆらい　～ずっと続いてきた、私たちの歴史～

  

  調べて発見!?「安武（やすたけ）」のゆらい　～ずっと続いてきた、私たちの歴史～
  安武　夏希
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2019年(第23回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  同じ名字の人に出会ったことがない！と自分の名字を調べ始めます。祖父の出身地福岡を訪ね、初めて出会う安武姓の親せきと地域を探索。同じ名前の駅や小学校を訪れたり、地名の由来を調べたり、家族のルーツをたどります。将来自分の名字を残すためにはどうすればいいか？法律問題にも目を向けました。

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• 新宿区にもお城があった‼　— 牛もいたのかな？

  

  新宿区にもお城があった‼　— 牛もいたのかな？
  石原　福太郞
  新宿区立西戸山小学校　小学6年　(東京都 新宿区)
  2019年(第23回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  ネット検索から自分の町にもお城があったことを知ります。いざ、発掘調査の報告書や文献を調べ始めると、何も遺構が見つかっていないことが分かりました。しかし、お城があったと伝えられる場所を歩き、地形や地名を調べると、その土地に刻まれた長い歴史が明らかに。幻の城発見への夢も広がりました。

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• 我が先祖　探究の記録(令和元年)

  

  我が先祖　探究の記録(令和元年)
  福岡　泰
  　　(千葉県 船橋市)
  2019年(第23回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　大人の部

  江戸時代の歴史研究に専心する作者。戸籍を取り寄せたことをきっかけに、可能な限り自分のルーツを調べてみたいと家系調査に乗り出します。時には同じルーツに該当しそうな同姓宅に手紙で確認を行うなど徹底した取材力で挑みます。先祖の暮らしぶりを明らかにしながら、家系図を浮かび上がらせました。

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• 縄文人は海を渡ったの?～縄文人とネイティブアメリカンのつながり～

  

  縄文人は海を渡ったの?～縄文人とネイティブアメリカンのつながり～
  船本　唯　
  シカゴ双葉会日本語学校補習校中学部　中学1年　(アメリカ合衆国 シカゴ)
  2018年(第22回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  博物館の展示物にネイティブアメリカンと日本の縄文人との共通点を見出し、「縄文人は海を舟で渡りアメリカ大陸へやってきた」という説を知ります。アジアとの繋がりを示す手掛かりを調べ、アメリカ大陸への移動方法の仮説を立てて考えていくと、縄文人の勇気や技術に驚くばかりでした。

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• 子どもの要求を満たす命名法とは

  

  子どもの要求を満たす命名法とは
  古屋　あや子
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 )
  2018年(第22回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　　高校生の部

  子どもは自分の名前に満足しているか？名前は人格形成にも影響を及ぼす大切なものと捉え、命名に関する法律や習慣、言霊信仰、海外事例など多方面から調べます。現代の命名の傾向や同学年のアンケート結果から、子どもには、個性的な名前は良いが、迷わず読めるものが望ましいと提案します。

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• 戦争の記おくをつなげよう　私たちの未来へ

  

  戦争の記おくをつなげよう　私たちの未来へ
  今村　千春
  高山市立丹生川小学校　小学4年　(岐阜県 高山市)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　小学生の部(中学年)

  戦争のことをきちんと知りたい。詳細な年表にまとめながら、なぜ日本は戦争をしたのか？なぜアメリカは原爆を落としたのか？湧き出る疑問を戦争体験者への取材や資料から解明します。広島平和記念資料館にも訪れ、戦争の悲惨さを学び、二度とおこさないための未来の記録としてまとめました。

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• 水の先駆者　蛇口伴蔵

  

  水の先駆者　蛇口伴蔵
  土橋　侑真
  八戸市立吹上小学校　小学4年　(青森県 八戸市)
  2018年(第22回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  水の豊かな八戸市にどうして水利事業が必要だったのか？という疑問から、蛇口伴蔵について調べ始めた土橋さん。莫大な資金をどう工面したかを調べ上げ、残されたわずかな資料から、蛇口の人物像を描き出します。失敗で終わった事業がどのように受け継がれていったか、地域のあちこちに足を運びまとめ上げました。

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• 播磨東西にまたがる丹生（水銀）の道から空海が庵をむすんだ播磨町野添岩光（いわみつ）のひみつに迫る

  

  播磨東西にまたがる丹生（水銀）の道から空海が庵をむすんだ播磨町野添岩光（いわみつ）のひみつに迫る
  小栗秀夫
  　　(兵庫県 明石市)
  2017年(第21回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  兵庫県播磨町の古い地名「岩光」。弘法大師・空海が光る岩を見つけたことが地名の由来とする説を小説のなかに見かけ、光る岩を「水銀が岩の中から滴り落ちる様子」とイメージした小栗さん。歴史的、民俗学的、科学的な視点から「岩光は水銀の露頭を指す言葉」という仮説の検証に挑みました。

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• 播磨の人・大谷亮吉－伊能忠敬を本格的に最初に調べた人－

  

  播磨の人・大谷亮吉－伊能忠敬を本格的に最初に調べた人－
  玉貫信也・小栗秀夫
  　　(兵庫県 たつの市)
  2017年(第21回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  古典的名著『伊能忠敬』が出版されて100年。著者の大谷亮吉はその偉業にもかかわらず、播磨の郷土史に名前も出てこないのはなぜか。その人間像を郷土に伝えるべく地道に調べを進め、当時の希少な資料を入手したり子孫を訪問するなど、その足跡を明らかにしました。

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• 「千田(ちだ)」のルーツを探せ!～名字にかくれた歴史物語～

  

  「千田(ちだ)」のルーツを探せ!～名字にかくれた歴史物語～
  千田耀斗
  八千代市立八千代台東小学校　小学4年　(千葉県 八千代市)
  2017年(第21回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部

  千葉県に住む千田さんは、近所には同姓の人はいないのに、岩手県には多いことを知って驚きました。ルーツを調べたら、実は千葉県にあることが分かりまたびっくり。名字って何？なぜ今は岩手に多い？数々の謎を調べ、千田一族の栄枯盛衰が歴史上の大事件と関連していることを見つけます。

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• 世界にはばたく飛騨牛を育てた牧ケ洞物語

  

  世界にはばたく飛騨牛を育てた牧ケ洞物語
  狭間頼吾
  高山市立清見中学校　中学1年　(岐阜県 高山市)
  2017年(第21回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  狭間さんが住む「殿村」。「殿」というからには偉い人が住んでいたのだろうかと疑問を持ち、殿村を含む牧ケ洞（まきがほら）地区の7地点（七杜：ななもり）を調べました。古くから住む人の話や郷土資料に触れ、先人達が地形を生かして飛騨の畜産業の礎を築いたと知り、この伝統を次世代に伝えたいと結びます。

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• 鬼と狼はつながる? 狼煙を通して 鬼場城をさぐる

  

  鬼と狼はつながる? 狼煙を通して 鬼場城をさぐる
  戸田昊生
  茅野市立永明小学校　小学3年　(長野県 茅野市)
  2017年(第21回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  諏訪地方には戦国時代に築かれた山城の跡が点在しており、その一つである鬼場城跡が自宅近くの山にあることを知った戸田さんは、山城を連携させて行われる狼煙リレーに参加。情報伝達の役目を果たした狼煙や城の構造から見えてくる昔の人の知恵と工夫を、図書やインタビューでひもときます。

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• 池袋には牛がいた　パート2～キーワードは昭和3年～

  

  池袋には牛がいた　パート2～キーワードは昭和3年～
  日原純佳(板橋区立板橋第五小学校1年)・日原知佳(小学校3年)・日原未知子(母)
  板橋区立板橋第五小学校　小学1年・3年　(東京都 板橋区)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  東京都池袋にあった牧場について調べる学習を続ける日原さん親子。今回は妹の純佳さんも加わり、何年まで牧場があったのか、謎に挑みます。時代の流れの中で牧場が消えていった事実を、図書館や郷土資料館などで調査しました。地域の貴重な文化として牧場の歴史を残したいと結びます。

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• 今辿る、母の青春 in 東京～母の遺稿と歩む昭和10年代の東京の歴史と町並み～

  

  今辿る、母の青春 in 東京～母の遺稿と歩む昭和10年代の東京の歴史と町並み～
  中村千秋
  　　(千葉県 木更津市)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　大人の部

  昭和10年代を生きた母親の手記を基に、当時の東京の様子や街並みを様々な資料で調べながら、その青春時代を辿ります。暗い戦争の時代を迎えながらも、多くの人々に支えられ、生き延びた母親の状況や、その時代背景を後世に残したいと結びます。

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• 国宝　合しょう土ぐうはご近所さん　土ぐうはこんなにすごかった!

  

  国宝　合しょう土ぐうはご近所さん　土ぐうはこんなにすごかった!
  吉野　秀
  八戸市立吹上小学校　小学2年　(青森県 八戸市)
  2016年(第20回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　小学生の部

  近所の是川縄文館を訪れた吉野さんは、土器との違いや何のために作られたのか予想をたてながら土偶について調べました。長野県茅野市の国宝土偶を見に行き、土偶作りの体験から、特徴や違いがよく分かるようになり、地元の国宝合掌土偶が独特な形をしていることに気づきます。

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• し・・・しりたい　江戸のヒーロー　勝海舟

  

  し・・・しりたい　江戸のヒーロー　勝海舟
  籾山大空
  墨田区立両国小学校　小学2年　(東京都 墨田区)
  2016年(第20回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部

  貧乏侍の子と呼ばれた勝海舟がなぜ偉くなったの? 籾山さんは勝海舟の人生を３つの時代にわけて何をしたのか本で調べ、その時勝海舟が何を思ったか、わが身になって考えました。ゆかりの地を訪れたり、辞書の書き写しにもチャレンジし、人となりに迫り、偉くなった秘密を考えます。

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• 「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録を記念して　島津斉彬にスカウトされた蘭学者　川本幸民「原理さへ分かれば日本人にもつくれる」心意気

  

  「明治日本の産業革命遺産」世界遺産に登録を記念して　島津斉彬にスカウトされた蘭学者　川本幸民「原理さへ分かれば日本人にもつくれる」心意気
  藤田裕彦
  -　-　(兵庫県 三田市)
  2015年(第19回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  世界遺産登録が決定した、「明治日本の産業革命遺産」の一つである、鹿児島の「旧集成館」。島津斉彬が推進したこの事業で、大きな役割を果たしたのが兵庫県三田出身の蘭学者・川本幸民です。幕末の激動期に、近代の礎を築いた川本幸民の足跡を辿りました。

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• 池袋には牛がいた〜この町にあった牧場〜

  

  池袋には牛がいた〜この町にあった牧場〜
  日原知佳（板橋区立板橋第五小学校2年）・日原未知子（母）　
  板橋区立板橋第五小学校　小学2年　(東京都 板橋区)
  2015年(第19回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  知佳さんは歴史が大好きなこともあって、池袋の歴史を研究テーマに取り上げようと図書館へ資料を探しに行きました。そこで、意外な事実を発見！今ではその面影もない池袋の町に、牧場が存在していたのです。なぜ牧場が池袋から消えたのか、その謎を親子で調査しました。

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• し・・・しりたい!!いのうただたか

  

  し・・・しりたい!!いのうただたか
  籾山大空
  墨田区立両国小学校　小学1年　(東京都 墨田区)
  2015年(第19回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　小学生の部

  伊能忠敬ゆかりの地・千葉県の佐原を家族で訪れました。お父さんから「伊能忠敬は日本中を歩いて、初めて地図を作った人だよ」と教わります。地図が好きで、将来科学者になる夢をもつ籾山さんは、生まれた9つの疑問一つ一つに対して自分の予想を立て、謎を解いていきました。

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• 絵の具のパレットアイランド〜プリンスエドワード島〜

  

  絵の具のパレットアイランド〜プリンスエドワード島〜
  島村莉於
  シカゴ補習授業校　中学3年　(アメリカ シカゴ)
  2014年(第18回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  カナダ東海岸、セント・ローレンス湾に浮かぶ小さな島、プリンスエドワード島。小説「赤毛のアン」の舞台であり、世界一美しい島とも呼ばれています。写真集を見てその美しさにひかれた島村さんは、美しいと言われるゆえんを確かめるため、実際に足を運び調査します。

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• 下本郷銅鐸の行方　約2000年の眠りから覚めた銅鐸

  

  下本郷銅鐸の行方　約2000年の眠りから覚めた銅鐸
  竹田充子
  　-　(兵庫県 播磨町)
  2014年(第18回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  銅鐸とは、弥生時代に作られた青銅製品で、祭祀に使用された祭器だと考えられています。竹田さんは、郷土史の中に三日月下本郷銅鐸の記事を発見し、そのただならぬ精巧さと美しさに目を奪われました。銅鐸の起源や変遷について丹念に追っていきます。

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• ‐黒田官兵衛・明石生誕説のミステリーを追う‐播磨から会津につながる赤い糸

  

  ‐黒田官兵衛・明石生誕説のミステリーを追う‐播磨から会津につながる赤い糸
  小栗秀夫
  　-　(兵庫県 明石市)
  2014年(第18回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　大人の部

  播磨郷土誌「播磨鑑」に、著者・平野庸脩が長井定宗（会津藩「本朝通紀」著者）の官兵衛明石生誕説を引用しているのを知った小栗さん。従来の姫路や西脇市黒田庄町生まれ説に加え、第三の明石生まれ説を追いかけ、播磨と会津をつなぐ赤い糸を辿った記録です。

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• 南部氏はぼくのヒーローだ!

  

  南部氏はぼくのヒーローだ!
  吉野　元
  八戸市立吹上小学校　小学3年　(青森県 八戸市)
  2014年(第18回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　小学生の部（中学年）

  吉野さんのお父さんは八戸人、お母さんは山梨人。八戸を治めていたお殿様として有名な南部氏が、実は山梨出身だったことを祖父から聞き、青森と山梨に縁があったことに驚きます。研究を進めるにあたり、子ども向けの資料が乏しく読み解くのも困難でしたが、精力的にインタビューを行いまとめあげました。

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• 今辿る　母の台湾史〜母の遺稿から探る、日本統治時代を台湾に生きた人々の暮らしと絆〜

  

  今辿る　母の台湾史〜母の遺稿から探る、日本統治時代を台湾に生きた人々の暮らしと絆〜
  中村千秋
  -　-　(千葉県 木更津市)
  2014年(第18回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　大人の部

  日本が台湾を統治していた時代、台湾に生まれた母。その母が当時の様子を一万枚もの原稿に残していたことを知り、胸を熱くした中村さん。原稿を読み進めながら、台湾の歴史を学ぶとともに、人々の暮らしや日本と台湾の人々との絆について調べていきます。

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• これって本当に国?‐イタリアにある3つの小さな「国々」‐

  

  これって本当に国?‐イタリアにある3つの小さな「国々」‐
  山田健人　　
  メリーマウントインターナショナルスクール・ローマ　小学6年　(イタリア ローマ)
  2013年(第17回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  -　小学生の部（高学年）

  世界最小の国、バチカン市国の存在を不思議に感じ、同じくイタリアにあるマルタ騎士団とサンマリノ共和国を加えた３小国の成り立ちから、「国家」として成立する条件を検証しました。

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• 通信使と姫路藩領民

  

  通信使と姫路藩領民
  髙木賢一
  -　-　(兵庫県 播磨町)
  2013年(第17回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  -　大人の部

  「通信使（トンシンサ）」とは朝鮮国から送られた使節のこと。通信使の外交とはどのようなものだったのか、江戸時代、なぜ姫路藩は彼らを接待する「馳走役」となったのかを解き明かしていきます。

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• ジョセフ・彦「新聞誌」発行150年のプレイヤーを記念して

  

  ジョセフ・彦「新聞誌」発行150年のプレイヤーを記念して
  小栗秀夫
  -　-　(兵庫県 播磨町)
  2013年(第17回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  -　大人の部

  民間新聞の創始者ジョセフ・彦（浜田彦蔵）が日本の文化や社会に与えた影響について、自身の体験・考察を交えて論を展開。調査を通して公共図書館に期待することにも言及しています。

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• ブッダとともにタイ人はほほえんだ

  

  ブッダとともにタイ人はほほえんだ
  丹野　円
  富谷町立富谷中学校　中学2年　(宮城県 富谷町)
  2013年(第17回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  -　中学生の部

  タイとの国際交流事業に参加し、そのお国柄に魅了された丹野さん。アジアで唯一独立を守り続けた歴史や、国民の95％が信仰する仏教から、開かれた心・慈しみの心の源を探りました。

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• まさかの!古賀で馬具を発見!

  

  まさかの!古賀で馬具を発見!
  松尾碧湖・牛島ひかり・唐見和音・内門柚香
  古賀市立古賀北中学校　中学2年　(福岡県 古賀市)
  2013年(第17回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　中学生の部

  市内の遺跡から馬具が出土したという新聞記事をきっかけに、チームで取り組みました。資料館や市長への取材を通して朝鮮半島との交流の歴史を学び、地域史への関心を深めます。

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• 私も ♡ いざ鎌倉〜820年前に気持ちをタイムスリップさせながら〜

  

  私も ♡ いざ鎌倉〜820年前に気持ちをタイムスリップさせながら〜
  内山日菜
  市原市立光風台小学校　小学5年　(千葉県 市原市)
  2013年(第17回)　観光庁長官賞
  -　小学生の部（高学年）

  家の敷地に820年も前の鎌倉街道が通っていると聞いてびっくり。古道開通までの背景を調べ、ルートの疑問を解き明かし、最後に「いざ鎌倉！」と千葉から自分の足で街道を辿ります。

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• 日本とメキシコ400年の友好の絆〜それは一隻の難破船から始まった〜

  

  日本とメキシコ400年の友好の絆〜それは一隻の難破船から始まった〜
  鶴岡侑真
  袖ケ浦市立平川中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2013年(第17回)　文部科学大臣賞
  -　中学生の部

  千葉県御宿町で見かけた「メキシコ記念塔」。約400年前、この地に漂着したメキシコの難破船を地域住民が助けた史実を調べあげ、今も二国間の友好の礎となっていることを知ります。

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• 太平洋戦争　戦争遺跡からの遺言〜特攻悲劇は宮崎にも〜

  

  太平洋戦争　戦争遺跡からの遺言〜特攻悲劇は宮崎にも〜
  蔵原敬吾
  -　-　(宮崎県 宮崎市)
  2012年(第16回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  -　大人の部

  特攻隊の悲劇を聞き記した１冊の本、『知覧からの手紙』をきっかけに、再会を求めて隊員の婚約者が基地に向かった足跡をたどりながら、戦争遺跡の調査がはじまりました。

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• 東京八王子にある高尾山の「たかお」とは

  

  東京八王子にある高尾山の「たかお」とは
  榊原信夫
  八王子千人塾　-　(東京都 八王子市)
  2012年(第16回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  -　大人の部

  東京八王子にある高尾山の「高尾」の名の由来は何か。地名の分布に地域差がある事、全国に「高尾神社」が多く分布する事などをつきとめた榊原さんは、調査を始めます。

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• 屋号から探る横田郷の姿

  

  屋号から探る横田郷の姿
  佐久間日菜
  袖ケ浦市立平川中学校　中学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2012年(第16回)　観光庁長官賞
  -　中学生の部

  屋号を切り口に、自分の住む袖ケ浦市横田地区の小路集落の移り変わりについて、資料にあたり実際に歩き話を聞き取って、江戸時代から中世にまで遡りました。

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• たいへん永らくおまたせしました!〜古代エジプトは神中心の社会だった!?〜

  

  たいへん永らくおまたせしました!〜古代エジプトは神中心の社会だった!?〜
  髙橋梨紗
  清教学園中学校　中学3年　(大阪府 河内長野市)
  2010年(第14回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  高橋さんは、古代エジプトの歴史、中でもピラミッドとミイラの謎を学校図書館で調べました。調べたあとは漫画でまとめてみようと、漫画の描き方の本も図書館で探します。ストーリーは、高校２年生の考古学研究同好会の２名と顧問の先生の３名でエジプトへ研究旅行をし、古代の謎に挑む設定で進んでいきます。

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• 世界地図に名を記す日本人　間宮林蔵

  

  世界地図に名を記す日本人　間宮林蔵
  油下知広
  慶應義塾普通部　中学1年　(神奈川県 横浜市)
  2010年(第14回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  海峡発見者の間宮林蔵とはどのような人だったのか。地図好きの油下くんは、林蔵の生い立ちや功績を子孫の方に取材、師である伊能忠敬をはじめ関わった人たちのことや、測量の歴史を文献で調べていきます。当時の道具も作って、自身で測量し、地図作成にも挑戦しました。

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• 駱駝が八王子にやってきた

  

  駱駝が八王子にやってきた
  町田富男・岡　光子・根岸幸雄・村田房雄
  八王子千人塾　-　(東京都 八王子市)
  2009年(第13回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べ学習部門　大人の部

  文政7年（1824）、駱駝が八王子にやってきた？八王子市中央図書館の資料でそんな一文を目にした千人塾（高齢者学習サークル）メンバーは、そのころの八王子はどんな町だったのか、当時の人びとはどんな様子で見に行ったのか、文献と現地調査をすすめていきます。

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• 19まいの地図でたどる私の住んでいる土地の歴史−室町時代から現在まで−

  

  19まいの地図でたどる私の住んでいる土地の歴史−室町時代から現在まで−
  田中理那
  白百合学園小学校　小学3年　(東京都 千代田区)
  2009年(第13回)　優秀賞・日本児童図書出版協会
  調べ学習部門　小学生の部

  明治時代と現在、２種類の、家のまわりの地図を見た理那さんは、大きな道はほとんど変わっていないことに驚きます。郷土資料館や江戸東京博物館、豊島区立中央図書館を活用し、19枚の地図を集め、地図を通して自分の住む地域の歴史を探っていきます。

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• 大鐘家はどこから来たの〜娘達に伝えたい大鐘家のルーツ〜

  

  大鐘家はどこから来たの〜娘達に伝えたい大鐘家のルーツ〜
  大鐘正洋・大鐘幸江
  袖ケ浦市立総合教育センター（なんでも調べるわくわく塾）　-　(千葉県 袖ケ浦市)
  2009年(第13回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べ学習部門　大人の部

  嫁ぐ娘に、両親からの贈物として、自家のルーツを伝えたい——　袖ケ浦市の生涯学習講座で学び、複数の図書館の郷土史関連資料を利用しながら、今後の公共図書館の「大人の調べ物」の有効な方向性を示唆している作品です。

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• ふるさとの歴史〜相島積石塚群の謎に迫る〜

  

  ふるさとの歴史〜相島積石塚群の謎に迫る〜
  三舩大樹(中学1年)・稲光香純(中学2年)・篠崎　航(中学2年)・長澤栄美花(中学2年)・三船優香(中学3年)・三舩勇輝(中学3年)
  糟屋郡新宮町立新宮中学校相島分校　中学1・中学2年・中学3年　(福岡県 新宮町)
  2009年(第13回)　文部科学大臣奨励賞
  調べ学習部門　中学生の部

  玄界灘に浮かぶ相島（あいのしま）。この島の分校全生徒６名が、島の歴史を調べました。国指定史跡「積石塚古墳」は、誰が何のためにつくったのか、２つの仮説を立て、新宮町立図書館、学校図書館の資料、識者への聞き取り等を通して調べていきます。

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• 悲劇は川の分岐点から　63年前のヒロシマ

  

  悲劇は川の分岐点から　63年前のヒロシマ
  大野元暉（市原市立姉崎小学校2年）・大野義弘（父）・大野尚美（母）
  市原市立姉崎小学校　小学2年　(千葉県 市原市)
  2008年(第12回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  『はだしのゲン』がきっかけで、広島に原爆が落とされた理由を知りたくなった大野くん。「図書館に行って一緒に調べよう」、家族みんなでの調べ学習が始まりました。

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• なぜ八王子なのか−“八王子”地名の由来とその検証−八王子中央図書館調べ学習サークル千人塾　共同研究

  

  なぜ八王子なのか−“八王子”地名の由来とその検証−八王子中央図書館調べ学習サークル千人塾　共同研究
  町田富男・岡　光子・小山文雄・春本高夫・東　陽一・平原俊彦・村田房雄・毛利　宏
  八王子千人塾　-　(東京都 八王子市)
  2008年(第12回)　優秀賞・読売新聞社賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  全国に４２もある“八王子”。なぜこんなにたくさん？由来や共通点は？自分たちの住む八王子はどうなのか？活動拠点である八王子市図書館を使って調べた共同研究です。

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• 龍虎相打つ〜戦国と現代をつなぐ新聞〜

  

  龍虎相打つ〜戦国と現代をつなぐ新聞〜
  小見川夏美
  袖ケ浦市立昭和中学校　中学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2008年(第12回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  学校部門　中学生の部

  戦国武将・武田信玄と上杉謙信を調べて新聞の形にまとめた夏美さん。信玄と謙信の政を調べてから、現代の政治にも関心を持ち「なにゆえ下がった？内閣支持率」など、歴史を現代に活かしていくことについても考えていきます。

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• 高松塚解体調書　日本は文化財を守れるか

  

  高松塚解体調書　日本は文化財を守れるか
  竹嶋康平
  清教学園高等学校　高校1年　(大阪府 河内長野市)
  2008年(第12回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　高校生の部

  「第二の高松塚古墳を生み出してはならない」。文化財保護の現状や高松塚古墳の壁画劣化の事実を検証し、解体についての是非を問いかけます。学校図書館、地元の河内長野市立図書館、郷土資料の豊富な橿原市立や奈良県立図書情報館にも出かけ、文献を集めています。

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• 仮想旅行記　北里柴三郎を追いかけて

  

  仮想旅行記　北里柴三郎を追いかけて
  三浦颯人
  麻布中学校　中学1年　(東京都 港区)
  2008年(第12回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　中学生の部

  小さいころからお世話になっている医者に憧れている颯人くん。“日本の細菌学の父”と呼ばれながらノーベル賞を逃した北里柴三郎について、都内など行ける地域は実際に出かけ、熊本やドイツ・ベルリンなどへは資料をもとに“仮想旅行”をして彼の足跡を辿ります。

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• 共同研究・多摩御陵（第1部：なぜ八王子だったのか）（第2部：幻の鉄道　御陵線を探る）（第3部：多摩御陵完成後の高尾周辺の町の様子）

  

  共同研究・多摩御陵（第1部：なぜ八王子だったのか）（第2部：幻の鉄道　御陵線を探る）（第3部：多摩御陵完成後の高尾周辺の町の様子）
  小山文雄・齋藤益弘・根岸幸雄・町田富男・村田房雄・岸　悦男・立原健司・佐々木繁・都丸征将・東　陽一
  八王子仙人塾　-　(東京都 八王子市)
  2007年(第11回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  八王子市民の大きな誇りとも考えられる皇室墓地の「多摩御陵（武蔵陵）」を取り上げるにあたり、千人塾では共同研究として、大きく三つのグループに分かれて調べました。御陵が八王子市に建設されることになった経緯を調べるグループ、御陵を巡って建設され廃止されていった鉄道などの輸送手段について調査するグループ、御陵完成後の町の様子などを調べるグループに分かれ、それぞれの角度から調べを進めました。

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• 九十九島とむ人島のひみつ

  

  九十九島とむ人島のひみつ
  草場玲緒奈（小城市立牛津小学校3年）・草場辰明（父）・草場みゆき（母）
  小城市立牛津小学校　小学3年　(佐賀県 小城市)
  2007年(第11回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  長崎県北西部に位置する九十九島は、佐世保港外から平戸瀬戸まで連なる島々のことで、その数は208。映画の撮影地としても有名な九十九島を、家族で旅行しました。無人島を探検したり、夕方にはロマンティックなサンセットクルーズに行ったり。大好きになった九十九島の魅力を、家族３人で協力して調べました。

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• 僕の住んでいる地域の縄文時代の交易

  

  僕の住んでいる地域の縄文時代の交易
  西澤航平
  浜松市立葵が丘小学校　小学6年　(静岡県 浜松市)
  2006年(第10回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  学校部門　小学生の部

  ある本に書かれていた「縄文人は、丸木舟を使い日本列島の広い範囲で交易を行なっていた」という事実に驚きます。浜松で採れないはずの黒耀石や下呂石などが出土することから、大昔の「浜松人」の交易やそのルートに興味をもちました。また、天竜川流域の人々がどこの地域の人々と交流があったかを、他から持ち込まれた石材の出土数と地場石材の出土数を比較することで考察しました。まとめとして、天竜川が東西を治める勢力の境界線であり、文化も違ったのではないか、という仮説をたてて推論しました。たくさんの発掘調査報告書や関係資料を、じっくりと３年間かけて調べました。

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• 武家故実−中世武家のマナー−

  

  武家故実−中世武家のマナー−
  細谷理恵
  埼玉県立松山女子高等学校　高校2年　(埼玉県 東松山市)
  2005年(第9回)　優秀賞・読売新聞社賞
  学校部門　高校生の部

  ＴＶの時代劇などでは、時代考証の専門家が武士の立居振る舞いなどの作法を指導しています。それは陰陽道や中国の思想の影響を受けた『武家故実』がもとになっていることを知ります。

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• 勾玉の研究

  

  勾玉の研究
  関根　翠
  豊島区立明豊中学校　中学2年　(東京都 豊島区)
  2005年(第9回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  学校部門　中学生の部

  勾玉の神秘的な美しさや、その理想的な形状に至るまでの歴史を調べ、日本にだけなぜ独特の曲がりを持った芸術的な勾玉が生まれたのか？　そのモデルは「アゲハチョウの前蛹」ではないかと思い至ります。

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• 日本人の祖先を探る−縄文人とくらし−

  

  日本人の祖先を探る−縄文人とくらし−
  平野菜摘
  木更津市立請西小学校　小学6年　(千葉県 木更津市)
  2005年(第9回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  学校部門　小学生の部

  日本人の祖先、縄文人は一体どんな生活を送っていたのか。学校の授業では物足りなかった作者はもっとたくさんのことが知りたくなりました。土器や石器づくりなどにもチャレンジし、縄文の暮らしが身近になりました。

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• 知られざる日吉の素顔〜この街に眠る負の遺産〜

  

  知られざる日吉の素顔〜この街に眠る負の遺産〜
  小河有史
  慶應義塾普通部　中学1年　(神奈川県 横浜市)
  2005年(第9回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　中学生の部

  通学し始めた横浜市日吉の歴史。慶應大学がこの地をキャンパスに選んだ経緯や、校内にある巨大な地下壕が、太平洋戦争当時、海軍の司令施設であったことの時代背景などを探ります。

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• 仲町をさがせ　Ⅰ・Ⅱ

  

  仲町をさがせ　Ⅰ・Ⅱ
  稲津明素(練馬区立仲町小学校3年)・稲津智子(母)・稲津貴広(父)
  練馬区立仲町小学校　-　(東京都 練馬区)
  2004年(第8回)　優秀賞　日本児童教育振興財団賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  「どうして仲町小は仲町小なんだろう？」地名でもないのに、近所の店の名前など様々なところに登場するこの「仲町」を不思議に思った稲津さん一家は、「仲町」がどこか探すことに決めました。名前に「仲町」のつく事業所を探したり、昔はどこまでが仲町だったのかなどを、図書館にある練馬区の歴史の本や地図を調べたり、現地調査にチャレンジして追跡します。家族一緒に、自分たちの住む地域をくまなく調べた楽しさが伝わってくる作品です。

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• 安土城へようこそ!幻の城を探る

  

  安土城へようこそ!幻の城を探る
  細谷理恵
  埼玉県立松山女子高等学校　高校1年　(埼玉県 東松山市)
  2004年(第8回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　高校生の部

  史跡を巡るのが大好きな細谷さんの興味をかきたてたのは、幻の城「安土城」です。城の成り立ちや、発掘から明らかになってきた築城当時の復原をもとに、その全貌に迫ります。多くの資料を調べて得たたくさんの情報を自分なりにまとめ、歴史上の人物と自分の会話文でわかりやすく説明している構成は、安土城を一緒に楽しく見学しているようです。

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• わたしの住むまち　請西　請西のたんけんに出発!!ときめきむかししらべ

  

  わたしの住むまち　請西　請西のたんけんに出発!!ときめきむかししらべ
  齊藤美季
  木更津市立請西小学校　小学3年　(千葉県 木更津市)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　小学生の部

  自分の住んでいる請西を調べてみると、なぞがたくさん。「おはやし様」という山は請西藩の陣屋跡。道端のお墓（実は庚申塔）を調べてみると、請西藩最後の藩主林忠崇と日光東照宮、それに三猿とのつながりも見えてきました。「おはやし様」が残してくれた森の昆虫観察記録もついています。

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• 見沼はかせになろう!Ⅱ　

  

  見沼はかせになろう!Ⅱ　
  柏倉沙耶
  さいたま市立沼影小学校　小学3年　(埼玉県 さいたま市)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　小学生の部

  総合学習の時間に「見沼博士になろう」と考えた作者は、図書館や文書館に出かけて資料を集め、博物館や資料館に取材し、実際に見沼代用水をたどっていきます。調べるほどに、この用水には長い歴史と大変な工夫があることがわかってくるのでした。

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• パレスチナ

  

  パレスチナ
  鈴木菜々子
  山梨英和中学校　中学2年　(山梨県 甲府市)
  2003年(第7回)　優秀賞・審査委員特別賞
  学校部門　中学生の部

  複雑でそして困難なパレスチナ問題に、正面から取り組んだレポートです。ユダヤ教、イスラム教、キリスト教、民族と宗教が入り乱れ、終わりない紛争の中でたくさんの難民が生まれ、自爆テロをする少年たちが死んでいきます。なぜ、このようなことが起こり続けるのか。イスラムのモスクの取材、国連機関や大使館への質問状、インターネットや毎日の新聞記事集め・・・、作者は様々な情報を集めては丁寧にまとめながら学んでいきます。

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• 神の川・橋紀行

  

  神の川・橋紀行
  松本幸一
  　-　(長野県 上田市)
  2001年(第5回)　佳作
  公共図書館部門　一般利用者の部

  長野県上田市在住の作者による、千曲川上流の神川についてのレポートです。神川にかかる橋を中心として、道や地域の歴史を郷土資料を使って明らかにしてゆきます。もちろん自分の足で取材も行い、川という自然と人間との長い闘いに思いを馳せます。

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• 『身近な歴史を自分の足で探る』−牛久助郷一揆に当時の茎崎地区の農民はどう関わったか−

  

  『身近な歴史を自分の足で探る』−牛久助郷一揆に当時の茎崎地区の農民はどう関わったか−
  岡田　愛
  茗溪学園中学校　中学2年　(茨城県 つくば市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　中学生の部　自由課題

  作者の住む茨城県茎崎町で江戸時代に起こった牛久助郷一揆は、大名行列を手伝う義務（助郷）を負った、街道沿いの農民による一揆です。作者は、一揆を起こした現場の神社や供養塔を訪ね、農民の苦しみや時代背景を学んでゆきます。

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• アンネ・フランク

  

  アンネ・フランク
  会田真紀
  山梨英和中学校　中学3年　(山梨県 甲府市)
  2001年(第5回)　優秀賞
  学校部門　中学生の部　自由課題

  アンネ・フランクを中心にその家族、支援した人たち、さらにはホロコーストとその背景について学びました。オランダの財団へ手紙を出し、栃木のアウシュビィツ博物館に取材に訪れます。資料を読み込む中で作者は、心を揺さぶるたくさんの言葉を見いだしてゆきます。

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• 昭和時代へタイムスリップ!

  

  昭和時代へタイムスリップ!
  嶋田じゅり・嶋田ゆりあ
  文京区立千駄木小学校　小学3年　(東京都 文京区)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　小学生の部　自由課題

  私のお母さんの、おばさんの、そしておばあちゃんの子ども時代はどんなだったのだろう？おばあちゃんの使った冷蔵庫は木でできていて氷を入れていました。お母さんのすきなおやつはおまけつきのキャラメル。インタビューや博物館の見学を通じて、作者は自分の知らない時代を学んでゆきます。

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• 九重廃寺における古代瓦の研究〜私が思う九重廃寺の瓦のルーツ〜

  

  九重廃寺における古代瓦の研究〜私が思う九重廃寺の瓦のルーツ〜
  久保田沙耶
  茗溪学園中学校　中学1年　(茨城県 つくば市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　中学校の部　自由課題

  古代瓦とは、平安時代以前の瓦のことをいいます。この古代瓦を偶然見つけた作者は、その文様の謎解きに挑戦します。「唐草」とされているその模様は「王家の紋章」のようでもあります。様々な資料の検討を通じて作者は、この文様の一部が「パピルス」なのではないだろうか、と主張を展開します。

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• 縄文人はおしゃれ!?

  

  縄文人はおしゃれ!?
  藤本紀理子
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学5年　(青森県 八戸市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　小学校の部　自由課題

  三内丸山遺跡を見学した作者は、縄文人がどんな暮らしをしていたのかに関心をもちました。巨大な謎の六本の柱、たて穴式住居、土器、言葉・・・そして縄文人はどんな衣服やアクセサリーを身につけていたのか。資料やインターネットから調べてゆきます。

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• 高岡の博士になろう!!

  

  高岡の博士になろう!!
  島崎匡史・島崎由紀乃・島崎佳世子(母)
  　　(富山県 高岡市)
  1999年(第3回)　佳作
  公共図書館の部　子どもといっしょに調べる学習賞

  地元高岡の良さを知り、高岡を愛する心を持ちたいと考えた島崎さん親子は、調査のため図書館や博物館などへ足を運びました。高岡で行われるお祭りや、地元の著名な作曲家などについて調べていきます。研究を通じて、図書館には書店に置いていない貴重な資料がたくさんあることに気づき、今後も図書館を活用して調べ学習を継続していきたい、と感想を述べました。

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• 『小杉町ゆかりの人と作品もくろく』の編刊について

  

  『小杉町ゆかりの人と作品もくろく』の編刊について
  町立小杉図書館
  町立小杉図書館　　(富山県 小杉町)
  1999年(第3回)　佳作
  公共図書館の部　図書館賞

  図書館では、人物を中心とした小杉町に関わる過去の著作物をリスト化し、『小杉町ゆかりの人と作品もくろく』を発行。郷土の歴史や人物、人物に関する著作などの質問の回答などに活用されました。

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• 六甲登山のしおり

  

  六甲登山のしおり
  六甲登山パンフレット作成班
  甲南中学校　中学1年　(兵庫県 芦屋市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　パソコンを使った調べる学習賞

  学校の恒例行事となっている「六甲登山」。大人でも根をあげるという伝統行事に初めて挑む、中学一年生の事前学習としてしおりを作成しました。六甲登山にかかわりのあるテーマを決め、班を作り分担して情報収集、執筆にあたりました。「図書館やインターネットを利用して情報を集める技術」を総動員し、行事をより身近なものとすることを目的として取り組みました。

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• 国連タジキスタン監視団　政務官　秋野豊

  

  国連タジキスタン監視団　政務官　秋野豊
  岡田　侑
  保谷市立青嵐中学校　中学2年　(東京都 保谷市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　中学校　自由課題

  作者は、国連タジキスタン監視団の政務官として活動していた秋野豊さんが死亡したという新聞記事を読みました。事件の背景や、秋野豊さんの人間像に迫ります。国連やＰＫＯの活動が、紛争に苦しんでいる人々を救っているという事なども学び、自分にできることは何かを考えました。

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• ALL ABOUT新選組

  

  ALL ABOUT新選組
  宮村聡子
  伊奈町立南中学校　中学3年　(埼玉県 伊奈町)
  1999年(第3回)　優秀賞
  学校の部　中学校　自由課題

  もともと歴史に興味はありませんでしたが、父から勧められて読んだ『竜馬がゆく』をきっかけに、歴史の面白さにのめり込んでいきました。本のなかに登場する「新選組」という言葉が気になり、詳しく調べてみることに。池田屋事変の詳細や、新選組のなかでも重要な人物にスポットを当て学習し、歴史上の人物を身近に感じることができました。

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• 名字を見れば先祖がわかる!?～私の名字十日市について～

  

  名字を見れば先祖がわかる!?～私の名字十日市について～
  十日市晃子
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学6年　(青森県 八戸市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　小学校　自由課題

  近所には自分と同じ名字のお家を見かけるけれど、学校など他の場所ではなかなか出合えません。なぜ同じ名字の人が少ないのか、そして名字の由来を調べてみることに。インターネットや文献、電話帳を駆使して名字について調べていきます。同じ名字の人へアンケートを採ったり、名字博士にお手紙を出してインタビューを試みたりと、積極的に働きかけました。その結果、自分の名字が先祖をたどる重要な手がかりになることを知りました。

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• 「大地家のルーツ」をたどる

  

  「大地家のルーツ」をたどる
  大地悠子(村山市立戸沢中学校1年)
  村山市立戸沢中学校　中学1年　(山形県 村山市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  公共図書館の部　子どもといっしょに調べる学習

  姓を「だいち」と読まれることが多い作者は、「おおち」という自分の姓が全国のどの地区にどれくらい存在しているのか、また姓の由来を探り、発祥の地はどこであるのかを調査しました。電話帳などに当たり、電話や手紙でアンケート調査を行なって、全国の大地姓の分布図を作成しました。

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• ユガフタボーリ(幸せを下さい)

  

  ユガフタボーリ(幸せを下さい)
  武田知也
  横浜市立茅ケ崎中学校　中学3年　(神奈川県 横浜市)
  1998年(第2回)　佳作
  学校の部　中学校　課題

  世界で起きている紛争のニュースを目にするたびに胸を痛めている作者は、とりわけ沖縄への関心が高まりました。沖縄へ実際に行き、美しい海と暖かな気候、その一方で今でも戦争の痕跡が残っていることに気づき、沖縄で起きた悲しい戦争の過去と現在を研究テーマとして取り上げました。

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• 戦争と人類

  

  戦争と人類
  矢部宏明
  桶川市立桶川西中学校　中学3年　(埼玉県 桶川市)
  1998年(第2回)　佳作
  学校の部　中学校　課題

  地球上に人類が誕生し、戦争がたびたび繰り返されるようになってしまった背景や歴史を追っていきます。人類が発展してきた歴史や思想の発達などが、戦争とどう関わってきたのかを調べていきながら、人類と地球の未来のあり方について考察しました。

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• 第2次世界大戦後の世界

  

  第2次世界大戦後の世界
  宮崎由美
  相模原市立共和中学校　中学2年　(神奈川県 相模原市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　中学校　課題

  第2次世界大戦が終わり、誰もが平和な社会を求めたはずだったのに、戦争はいまだ終わることはありません。これを嘆いた作者は、第2次世界大戦が終わってから勃発した戦争（朝鮮戦争、ベトナム戦争など）に着目し、重点的に調べました。

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• わが家の家紋　九曜紋

  

  わが家の家紋　九曜紋
  籠田　綾
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学6年　(青森県 八戸市)
  1998年(第2回)　文部大臣奨励賞
  学校の部　小学校　自由課題

  九つの丸が描かれた家紋「九曜紋」。作者の家と、南部氏の家紋が同じ九曜紋だったことに疑問を感じ、夏休みを利用して調査を開始しました。調査内容と研究の方法を事前にしっかりと定め、自宅が神社であることが関係していることや、家紋の由来や意味、種類などについて学ぶことができました。

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• ロシア民族と文化

  

  ロシア民族と文化
  斉藤章薫
  福島県立白河旭高等学校　高校3年　(福島県 白河市)
  1997年(第1回)　佳作(児童図書出版社賞)
  高等学校の部　課題作品

  日本とは違い、複雑な民族と文化をもつロシアに対して魅力を感じた作者は、その複雑さ、多様さゆえに生じている問題について、民族と民俗文化（主に宗教）の観点から調査を行ないました。

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• 知られなかった戦争

  

  知られなかった戦争
  橘川奈津子
  平塚市立太洋中学校　中学3年　(神奈川県 平塚市)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  1937年に起きた南京事件に着目し、少ない資料の中から調べあげ、作品をまとめました。戦争の悲惨さを憂い考察しています。

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• 両城地区の山城調べ

  

  両城地区の山城調べ
  上田倫子
  呉市立両城中学校　中学2年　(広島県 呉市)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  大河ドラマを見て、中世の日本の城はどんな様子だったのかなと興味をもったことから、調べ学習が始まりました。まずは地元である両城地区に、昔お城が建っていたのかどうかを調べていきます。見つけた資料から呉市の歴史を紐解き、自分が住んでいる場所の近くにお城があったことを突きとめ、感動したと述べています。

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• 「平家物語」をめぐって

  

  「平家物語」をめぐって
  種市町立種市中学校2年A組
  種市町立種市中学校　中学2年　(岩手県 種市町)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  平家の栄華と没落について描かれた軍記物語「平家物語」を主題として、クラスのひとりひとりが各自の調べ学習に取り組みました。

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• NO MORE WAR!

  

  NO MORE WAR!
  本城たづみ
  相模原市立共和中学校　中学1年　(神奈川県 相模原市)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  広島や長崎に投下された原子爆弾の構造などを調べ、これによってもたらされた甚大な被害について考察しました。

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• 武州世直し一揆

  

  武州世直し一揆
  木村亮介
  狭山市立西中学校　中学3年　(埼玉県 狭山市)
  1997年(第1回)　優秀賞
  中学校の部　自由課題作品

  社会科の授業で武州一揆について学んでいると、一揆が地元・狭山の地にまで及んでいたことを知り、興味を持ちました。できるだけ多くの資料を収集するため図書館に足しげく通い、一つ一つ照らし合わせて検証を行いました。現地調査もしっかりと行い、武州一揆の展開図も作りました。

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• 川に消えた上島「輪中」

  

  川に消えた上島「輪中」
  竹内宏和
  浜松市立麁玉小学校　小学5年　(静岡県 浜松市)
  1997年(第1回)　特別賞
  小学校の部　自由課題作品

  社会科の授業で、岐阜県の「輪中」について学んだ作者。夏休みを利用して、家族で岐阜県海津町の輪中博物館へ見学に行きました。このことをきっかけに研究をスタート。浜北市上島地区の昔と今を比較しながら、輪中について考察しました。

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• 作品かんたん紹介

3類　社会／教育／福祉／伝説

• 悠久の旅をしてきた守護神・獅子は何をもたらしたか　～三田の地に獅子狛犬が鎮座し舞い踊る～

  

  悠久の旅をしてきた守護神・獅子は何をもたらしたか　～三田の地に獅子狛犬が鎮座し舞い踊る～
  今村勉
  　　(兵庫県 三田市)
  2022年(第26回)　優秀賞・雑誌の図書館　大宅壮一文庫賞
  調べる学習部門　大人の部

  日本にはライオンが生息しないのに獅子がある。メソポタミアからシルクロードを辿り、作者の住む兵庫県三田までやってきた。作者はこの”霊獣”に魅せられ、やがては市内の獅子狛犬調査や、獅子舞の舞の習得法まで綿密に記述しました。郷土の祭りや神社で披露される神楽の話に繋がると、血の通った獅子の命脈が感じられ、獅子舞を見たくなります。

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• 女性はいつから月になったのか

  

  女性はいつから月になったのか
  足立晴音
  三郷市立幸房小学校　6年　(埼玉県 三郷市立)
  2022年(第26回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  授業で触れた平塚らいてうの言葉を機に、「いつ女性は太陽から月に変わったのか？」の問いが閃いた作者。過去を遡る旅を始めます。明治→江戸→（略）→縄文と俯瞰し、仏教伝来に鍵があると着目。また、古墳の埋葬物や埴輪の造形を調べたり、女性天皇の減少を推理したり…歴史ミステリーを味わうような読み口で構成された一編に仕上がりました。

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• 武将の強さのひみつはごはんにあった！？

  

  武将の強さのひみつはごはんにあった！？
  池上瑛太
  江戸川区立二之江小学校　3年　(東京都 江戸川区)
  2022年(第26回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  戦国武将の強さはごはんにあり！とばかり、政宗、家康、秀吉らの食事を再現して食べてみる作者。好物だった料理から、栄養バランスを分析し、人となりや強さの秘密を推理します。武将たちのみその使い方にも注目。戦国武将がみその生産を奨励したので、みその名産地と武将の出身地も重なります。成分表なしでも武将の栄養バランスは完璧でした。

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• 水のめぐみと上総掘り

  

  水のめぐみと上総掘り
  小茶　健悟
  袖ケ浦市立昭和小学校　4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2021年(第25回)　優秀賞・NHK賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  水道が整備される前には水をどうやって利用していたのかを調べ、地元に伝わる上総掘りという井戸掘りの技術を知りました。器具や使用方法、井戸のメカニズムを調べ、上総掘りがこの地域の地層に最適だったことを解き明かしました。この技術が他の地域でも利用されたことに触れ、地球全体の水問題に切り込んで、水の大切さを訴えます。

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• 都市防災に於ける多文化共生の意義 ～多国籍街に求められる行政サービスの「平等性」～

  

  都市防災に於ける多文化共生の意義 ～多国籍街に求められる行政サービスの「平等性」～
  日鼻　涼太
  海城高等学校　1年　(東京都 新宿区)
  2021年(第25回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　高校生の部

  新宿区の高校に通う作者は、身近に多い外国人に対する防災サービスを調べました。携帯端末が普及するなか、区の多文化共生政策はHPの多言語対応、避難所生活のルール作りなどに取り組んでいます。東日本大震災の際「ネパール新聞」が行った母国語の情報提供を知り、新宿区とネパールの対策から公助の必要と行政の平等を訴えました。

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• 私の髪と想い届け！！～ヘアドネーションを体験して～

  

  私の髪と想い届け！！～ヘアドネーションを体験して～
  村田　理紗
  袖ケ浦市立昭和中学校　1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2021年(第25回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　中学生の部

  3年前、髪の毛を調べた際にヘアドネーションを知って髪を伸ばし始めた作者は、今年ついに長さが31㎝を超えて寄付ができました。日本でのボランティア活動を調べて、髪を失った若い人のウィッグが世界中の人によって作られていることを学ぶとともに、必ずしもウィッグを必要としない、一人一人が大切にされる社会に思いをはせました。

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• あなたのお家は大丈夫?　土砂災害に備えよう!

  

  あなたのお家は大丈夫?　土砂災害に備えよう!
  山本　侑里
  松本秀峰中等教育学校　2年　(長野県 )
  2021年(第25回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　中学生の部

  八ヶ岳山麓の大規模盛土造成地に住む作者は、2021年熱海で起きた土石流被害に触れ、土砂災害の原因と対策について調べました。「急傾斜特別警戒区域」に指定された自宅周辺から調べ始め、山がちで河川の急な日本ならではの土砂災害の特徴と対策を知りました。市の防災担当者と質疑をして、より有効な防災の方法を検討しました。

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• 日本のジェンダー平等化は先進国最低レベル!?～日本の男女不平等社会と今後に迫る～

  

  日本のジェンダー平等化は先進国最低レベル!?～日本の男女不平等社会と今後に迫る～
  相戸　沙羅
  世田谷区立瀬田中学校　1年　(東京都 )
  2021年(第25回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　中学生の部

  日本のジェンダー平等が、政治・経済分野において遅れていることを知り、問題は私達の日常と深く密接しているのではないかと調べました。男女の就業数や雇用形態のデータ分析のほか、アニメやクイズ番組での男女出演者の役割や、学校でも見られる分担に気づき、不平等の元にある一人ひとりの意識と、これからの平等化を考えました。

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• チョコレートのあまくない研究

  

  チョコレートのあまくない研究
  長﨑　大晴
  豊島区立豊成小学校　4年　(東京都 豊島区)
  2021年(第25回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  大好きなチョコレートが自分の口に入るまでの過程を調べると、社会の様々の問題に関わっていることに気づきました。原料の主要生産地であるカカオベルトは、児童労働の割合が高く、カカオ生産の背景が決して甘くないことを知ります。その地域の児童への対応や、世界各地の児童労働の実態を調べ、自分たちのできることを考えました。

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• 「寺子屋」がつむぐ“多様な学び”と “人々の輪”

  

  「寺子屋」がつむぐ“多様な学び”と “人々の輪”
  平井　璃乃
  杉並区立杉並第七小学校　6年　(東京都 杉並区)
  2021年(第25回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  江戸時代に普及した寺子屋に注目し、ルーツは平安時代まで遡ることを知りました。そして時代を追っていくと、ある時期に始まった儒教を中心とした考え方が現代の教育方針に通じていることを突き止めます。「寺子屋精神」が国際機関や地域の図書館、作者の住む地域のお寺などにも引き継がれ、学ぶことの大切さと継続性を実感しました。

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• 治水と景観問題から、今後の災害を考える～二子玉川地区を事例として～

  

  治水と景観問題から、今後の災害を考える～二子玉川地区を事例として～
  矢嶋　諒
  早稲田実業学校高等部　3年　(東京都 )
  2021年(第25回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　高校生の部

  台風19号による多摩川氾濫で明るみになった無堤防地区の存在。都市部の大規模河川で治水整備が行われてこなかった理由に興味を持ちます。見えてきたのは治水と景観との対立構造。多摩川両岸にある二子玉川地区と高津地区で実施したアンケートでは、住民の防災意識の違いが明らかに。住民と行政が協力し減災につなげる行動が大切だと結びます。

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• 嫁取り噺「桃太郎」～全国の伝承昔話「桃太郎」を読み比べる～

  

  嫁取り噺「桃太郎」～全国の伝承昔話「桃太郎」を読み比べる～
  倉持　よつば
  袖ケ浦市立昭和中学校　2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2021年(第25回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　中学生の部

  桃太郎研究を続けてきた作者。お姫様が出てくる物語を知り、全国に伝承される桃太郎にお姫様が登場する話があるのか調査します。日本各地の桃太郎を読み比べ、地域ごとに異なる物語を自分なりに分類。姫が登場するわずか３話から、本来の桃太郎に「嫁取り」の要素があったことを突き止めます。一般に知られる桃太郎を新たな視点で読み解きました。

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• わたしのこせいについて調べてみた！はったつしょうがいの「ナゾ」にせまる！！びょう気？それとも・・・

  

  わたしのこせいについて調べてみた！はったつしょうがいの「ナゾ」にせまる！！びょう気？それとも・・・
  東條　里桜
  柏市立柏第六小学校　3年　(千葉県 柏市)
  2021年(第25回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  自身の自閉症スペクトラムと向き合った東條さん。自閉症について学びながら、「ゆう通がきかない」、「あいさつが苦手」といった自分の抱える悩みと、うまく付き合っていく方法を模索します。自閉症といわれる世界で活躍する有名人にも注目。彼らが残した功績を調べながら、自閉症は病気ではなく、一人一人の「個性」であることを学びます。

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• ぼくってな〜に？？〜ぼくの知らなかった自閉症スペクトラム〜

  

  ぼくってな〜に？？〜ぼくの知らなかった自閉症スペクトラム〜
  大平悠仁(袖ケ浦市立蔵波小学校5年)・大平晴惠(母)
  　　(千葉県 )
  2020年(第24回)　優秀賞・NHK賞
  調べる学習部門　　子どもと大人の部

  小学５年生。自分が特別支援学級に通うことに気をとめ「ぼくってな〜に」を母親と調べ始めました。家では、弟やお母さんに対するやさしさの一方、泣いたり怒ったりの気性の激しさ。先生へのアンケートで分かった集中の持続や自己表現の苦手。自分の色々な個性を発見し、これからの生き方を考えました。

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• 水引　思いをつたえる日本人の心

  

  水引　思いをつたえる日本人の心
  平野　優和
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2020年(第24回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　小学生の部(中学年)

  正月飾りの水引に目をとめて調べをスタート。紙でできているのにどうして水引？一体いつから使われているの？好奇心の広がりはとどまることなく、起源は飛鳥時代の遣隋使、紙の製法の伝来と和紙への改良、同じ和紙を利用する元結との比較…。そして水引に込められた日本人の思いを解明しました。

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• 関西ではなぜ笑いの文化が生まれたのか　〜江戸との比較から見る〜

  

  関西ではなぜ笑いの文化が生まれたのか　〜江戸との比較から見る〜
  中島　麻耶
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 )
  2020年(第24回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　　高校生の部

  作者は３つの仮説を立て、関西で笑いの文化が誕生した真相に迫ります。着目したのは商人社会における関西弁の使われ方。江戸の社会と比較しながら、関西弁がいかにして笑いの要素を持つようになっていったかを突き止めます。文献を読み込み、実験も交え、関西で笑いが盛況な背景を浮き彫りにしました。

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• 緊急司令　水害からくらしを守れ！

  

  緊急司令　水害からくらしを守れ！
  伊藤　圭汰
  豊島区立高南小学校　小学4年　(東京都 豊島区)
  2020年(第24回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　　小学生の部(中学年)

  神田川の増水から治水対策に興味を抱き、現代までどのような治水事業が行われてきたのか調べました。調べていく中で分かってきたのは、水害に強いまちづくりを目指し、絶えず行われている様々な取り組み。地下に作られた巨大調節池や放水路、ダムなどにも足を運び、治水の仕組みとその重要性を学びました。

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• むか〜しむかしの動物たち

  

  むか〜しむかしの動物たち
  笠原　葵
  小鹿野町立長若小学校　小学3年　(埼玉県 小鹿野町)
  2020年(第24回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　小学生の部(中学年)

  昔話51冊を読み比べ、登場回数の多い動物がいること、身近なのにまったく登場しない動物がいることを発見。その登場回数が人間の生活様式と深い関係にあることを突き止めます。動物の描かれ方を整理し、内容にも法則があることを知ります。昔話づくりにも挑み、昔話に込められた大切な心を学びました。

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• ＳＮＳは若者の投票率向上の救世主に成り得るのか　16歳の私が考える「18歳選挙権×ネット選挙」の未来

  

  ＳＮＳは若者の投票率向上の救世主に成り得るのか　16歳の私が考える「18歳選挙権×ネット選挙」の未来
  山崎　美羽
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 )
  2019年(第23回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  18歳19歳の投票率の向上に向けてSNSをどのように活用するかを、国政選挙の分析記事と高校生へのアンケートから論述しました。SNSの有効性を認めつつ、投稿によって「意識高い系」と見られることの警戒感や、受験期にはSNSに触れられる時間がないなど、世代特有の問題が見えてきました。

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• 特攻～なぜだれも止められなかったのか～

  

  特攻～なぜだれも止められなかったのか～
  大川原　知哉
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2019年(第23回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  戦争映画の特攻シーンを見て思いました。敵をやっつけ自分も死ぬ作戦なんて理解できない。隊員さんはどんな気持ちだったのだろう。特攻の背景を本で調べ、残された手紙を読み込みます。歴史を実際に感じたいと知覧特攻平和会館を見学して、もう誰も特攻に行かないためにどうしたらいいかを考えました。

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• カレーなる大図かん

  

  カレーなる大図かん
  高山　京慧
  弘前市立大成小学校　小学2年　(青森県 弘前市)
  2019年(第23回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  カレーのすべてを伝えたい！市販ルウの食べ比べに始まり、自ら調合したスパイスでルウを手作りしたり、さらには明治時代のカレーを再現したり。カレーがイギリスから伝わった歴史的背景や日本での普及の道のりも詳しく調べ上げました。カレーの奥深い世界を分かりやすくまとめたカレー図鑑の完成です。

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• 今の社会で必要なLGBT映画とは？　〜性的マイノリティにとっても生きやすい社会を作るために〜

  

  今の社会で必要なLGBT映画とは？　〜性的マイノリティにとっても生きやすい社会を作るために〜
  杉本　絢香
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 )
  2019年(第23回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　高校生の部

  LGBTが受容される社会を作るために、映画がどうあるべきかを論じました。数々の作品を分析し、登場人物の扱われ方が偏りがちなこと、悲劇的結末に描かれがちなことなど既存作品が抱える問題点を洗い出します。当事者への取材も交え、子どもも親しんで観ることができる作品作りの重要性を訴えました。

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• どうしてうっているのかな？タバコはからだによくないってみんな言っているよ。

  

  どうしてうっているのかな？タバコはからだによくないってみんな言っているよ。
  滝口　瑛士
  袖ケ浦市立昭和小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2019年(第23回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  害があっても禁止されないのはなぜ？タバコの歴史や広がりを調査する中で、昔はタバコが良い物として考えられていたこと、今では暮らしを支える大きな税収になっていることなど、知らなかったタバコの真実を知ります。タバコが必要ない社会を築くためにはどうすればよいか？よりよい未来を考えます。

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• 虫ごはん～2019なつわたしはセミをたべた～

  

  虫ごはん～2019なつわたしはセミをたべた～
  石井　明佳
  東広島市立八本松小学校　小学1年　(広島県 東広島市)
  2019年(第23回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  虫が食べられるという衝撃的な事実を知り「昆虫食」に挑みました。自分で捕まえたセミを料理して食べたり、世界の昆虫食の実態を調べたり。今後迎える食料問題の解決策として、昆虫食の優位性にも注目します。虫が苦手なお姉ちゃんでも食べられる調理法も提案。昆虫食を通して未来の食の形を考えます。

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• Why is the Right to Revolution Omitted From the Japanese Constitution? A U.S.-Japan Comparative Analysis

  

  Why is the Right to Revolution Omitted From the Japanese Constitution? A U.S.-Japan Comparative Analysis
  一瀬　ルアナ
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 )
  2018年(第22回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　　高校生の部

  日本国憲法と米国憲法の大きな違いの1つである「革命権の有無」。日本国憲法にはなぜ革命権がないのか？歴史的背景、文化的背景、憲法保護の必要性、政治体制の4つの観点から、その理由を明らかにしました。今後は米国以外の国との比較など行って研究を深めたいとまとめます。

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• 現代日本のお金とその歴史について

  

  現代日本のお金とその歴史について
  板井　玲菜　
  シカゴ双葉会日本語学校補習校中学部　中学2年　(アメリカ合衆国 シカゴ)
  2018年(第22回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  アメリカ生まれの板井さんは「その国のお金を見るとその国のことが分かる」と聞き貨幣に興味を持ちます。来日時には日本銀行を訪れ貨幣の形や色などを調査。紙幣に印刷された人物や風景にも目を向け、知れば知るほど「YEN」への興味を募らせます。古銭や古いお札も調べて更に日本の知識も深めました。

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• ゾウのじょうろ、だいすき!～私のふしぎな弟～

  

  ゾウのじょうろ、だいすき!～私のふしぎな弟～
  中塚　千尋（袖ケ浦市立蔵波小学校1年）・ 中塚　栄里(母)
  　　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　優秀賞・NHK賞
  調べる学習部門　　子どもと大人の部

  弟はみんなとちがう？発達障害って何？母子で一緒に本を調べたり、自分と弟の発達の経過を表やグラフにしたりして、発達の進み方の「ちがい」は「こせい」だと知ります。保育所や特別支援学級の先生から工夫や対応方法を聞き、弟の「ふしぎ」を少し理解でき、姉弟げんかも減りました。

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• 播磨町周辺ではこれまでにどの様な水害が発生していたのか？

  

  播磨町周辺ではこれまでにどの様な水害が発生していたのか？
  井上　晴喜
  　　(兵庫県 播磨町)
  2018年(第22回)　優秀賞・NHK賞
  調べる学習部門　大人の部

  災害が少ないと思われている播磨町。水害の歴史を資料と実地調査で検証してみると、町内の喜瀬川（きせがわ）や水田川(みずたがわ)で水害が発生していることや水害の様々な要因が見えてきました。治水事業の継続によって大きな被害が起きていないことも知った井上さん、防災・減災対策の必要性を提言します。

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• 広がる広がるだしの世界～和食を支える自然尊重の精神～

  

  広がる広がるだしの世界～和食を支える自然尊重の精神～
  木田　向日葵
  三郷市立早稲田中学校　中学3年　(埼玉県 三郷市)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  和食文化を支える「だし」を研究対象にした木田さん。日本の「だし」を徹底的に調べ上げ、世界の「だし」についても理解を深めます。そして、日本の「だし」が健康問題の改善に役立つものとして提案。「だし」を使ったアイデアレシピも開発し、だしの魅力を発信しています。

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• みんなしってる？9月9日はなんのひ？～きくのせっくとわたし～

  

  みんなしってる？9月9日はなんのひ？～きくのせっくとわたし～
  久郷　咲友
  東京都豊島区立池袋第一小学校　小学1年　(東京都 豊島区)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　小学生の部(低学年)

  両親の結婚記念日が9月9日「きくのせっく」であることを知った久郷さん。「きくのせっく」って何だろう？と調査開始。友だちや大人にアンケートをとると、知らない人がいっぱい！忘れられてしまった原因を新暦との関係からひも解き、みんなの記憶に残すための方法を提案します。

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• 「浦島物語」の歴史的変遷と源流

  

  「浦島物語」の歴史的変遷と源流
  鈴木鈴木正子・中村由起子
  川口子どもの本を読む会　　(埼玉県 )
  2018年(第22回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　大人の部

  「浦島物語」の内容が時代によって異なることに注目した作者。登場するモチーフや物語が歴史の中でどう移り変わったかを古文書の分析を通して明らかに。また、「浦島物語」の源流はどこにあるのか、どのように日本に根付いたのかについても考察しています。

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• 桃太郎は盗人なのか？ −「桃太郎」から考える鬼の正体−

  

  桃太郎は盗人なのか？ −「桃太郎」から考える鬼の正体−
  倉持　よつば
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  桃太郎盗人説の真偽を確かめるべく、全国の桃太郎を読み比べ。すると、桃太郎の話が時代によって異なることを発見。どのように物語が変化していったのか、江戸時代の文献にまでさかのぼり、各時代の桃太郎像をあぶり出します。さらに「鬼」の正体を探るべく各地を訪ね歩き、自分なりの答えを導き出します。

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• ねえ しってる? むかしばなし おしまいのことばはナゾだらけ!

  

  ねえ しってる? むかしばなし おしまいのことばはナゾだらけ!
  足立　晴音
  三郷市立幸房小学校　小学2年　(埼玉県 三郷市)
  2018年(第22回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　小学生の部(低学年)

  昔話の「結末句」には不思議がいっぱい！その多様性と謎に迫ります。結末句を集めて分類すると浮かび上がってきたのは地域性。近い地域なのに違う言葉、遠い地域なのに同じ言葉が使われるのはなぜ？仮説を立て調査を広げると、答えの鍵は江戸時代の物流の歴史にまで及ぶことが分かりました。

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• Necessity of Consent～The inadequacies of Japan's rape laws～

  

  Necessity of Consent～The inadequacies of Japan's rape laws～
  矢野美晴
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 中野区)
  2017年(第21回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　高校生の部

  昨年改正・厳罰化された強姦罪（現在名：強制性交等罪）は、「同意」という概念に触れていない点が不十分だと考えた矢野さん。日本の強姦罪を他国のものと比較検討し、自身で改正案を作り上げ、「同意」の概念を取り上げることが強姦罪にとっていかに重要かを訴えました。

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• 高校生にもできるホームレス支援とは?～ホームレスはどのような人たちなのかを理解し高校生の私にもできる支援方法を考える～

  

  高校生にもできるホームレス支援とは?～ホームレスはどのような人たちなのかを理解し高校生の私にもできる支援方法を考える～
  椿山鼓ノ子
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2017年(第21回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  身近なようで、実はよく分からないホームレス。先行研究の分析や自身で参加した炊き出しのボランティアなどを通じてその実態を詳細に調べ、一般の人が抱くイメージとのギャップや認識不足を指摘します。そして高校生という立場を最大限活かした支援プランを提案します。

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• なぜ消費税の高い国に幸福度の高い国が多いのか

  

  なぜ消費税の高い国に幸福度の高い国が多いのか
  戸田夏希
  関西学院高等部　高校3年　(大阪府 大阪市東淀川区)
  2017年(第21回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  北欧の人々が自身の人生観を楽しそうに語る姿をテレビで観た戸田さんは、北欧諸国を調べ、幸福度と消費税ランキングのいずれも上位であることに気づきます。北欧５か国の特徴や共通点などを丹念に調べ、幸福度と消費税のつながりを考察していくなかで、「幸せ」とは何かを考えます。

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• もっとカラフルな世界に～トランスジェンダーの転校生が僕たちのクラスに転校してきたら～

  

  もっとカラフルな世界に～トランスジェンダーの転校生が僕たちのクラスに転校してきたら～
  阿相悠音
  袖ケ浦市立長浦中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2017年(第21回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  心と体の性が異なるトランスジェンダーを題材にした映画を見て、「現状を知りたい。みんなにも知ってほしい」と調べ始めます。もし自分のクラスにトランスジェンダーの転校生がきたらどう思うかを問うアンケートを実施するなど、積極的な調査を経て、正しく知る大切さを実感します。

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• シーサーはやさし～さ～ シーサーが教えてくれたし子の世界

  

  シーサーはやさし～さ～ シーサーが教えてくれたし子の世界
  平野光優
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2017年(第21回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　小学生の部

  シーサーがなぜ魔除けなのか疑問に思った平野さんは、その歴史を調べて、シーサーのルーツである獅子がメソポタミア文明から存在したことを突き止めます。調べはさらに広がり、外国の獅子信仰や、日本各地の獅子や狛犬にも展開。シーサーを通じて沖縄の文化への理解を深めます。

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• 卒業研究について

  

  卒業研究について
  佐々木慎一・北爪貴志・関口憲二・小嶋栄一・池ノ谷直喜・太田貴子(早稲田実業学校中等部3年担任)
  早稲田実業学校中等部　　(東京都 国分寺市)
  2016年(第20回)　優秀賞・日本図書館協会賞
  調べる学習指導・支援部門　

  生徒たちが「自分の頭で考え、自分の頭で語る」ことができるようになるのを目標に、中学３年間を通じて指導してきた探究学習のテキストです。図書館の活用方法をはじめ、訪問調査の進め方や論文の書き方などまで、学年に応じた指導方法をまとめました。

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• ありがとう　室町時代の天才たち!「こたつ」はこうやって今に生きる!!

  

  ありがとう　室町時代の天才たち!「こたつ」はこうやって今に生きる!!
  中籔　逞
  シカゴ双葉会日本語学校補習校　小学6年　(アメリカ シカゴ)
  2016年(第20回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  マイナス28度にも達するシカゴの厳しい冬。アメリカではこたつが売られていないことを不思議に感じた中籔さんは、こたつをテーマに調べました。いろりを工夫してこたつが生まれた室町時代以来、燃料や形態など様々に形を変えてきたこたつの変遷を調べ、世界の暖房にも目を向けました。

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• “明石玉”探し　寄り道・裏道・迷い路

  

  “明石玉”探し　寄り道・裏道・迷い路
  前田純一郎・小栗秀夫(明石玉を探そう会)
  　　(兵庫県 明石市)
  2016年(第20回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  明石では、江戸から明治にかけて“明石玉”と呼ばれる擬珊瑚玉が造られ、広く婦人たちの髪飾り等に使われました。明石玉の製造には接着剤として卵白を使い、卵黄は玉子焼として食され、現在「あかし玉子焼」として注目されています。今は見失われた明石玉に光を当てた作品です。

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• 「第三セクター」から「第四セクター」へ～行政・企業に依存しない、地方の生き残り戦略～

  

  「第三セクター」から「第四セクター」へ～行政・企業に依存しない、地方の生き残り戦略～
  志鷹依蕗
  甲南高等学校　高校2年　(兵庫県 芦屋市)
  2016年(第20回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  「第三セクターによる地域活性化は可能か」というテーマを、4つのテーマパークを事例に挙げて考察し、必ずしも地域活性化にはつながらないことを指摘します。そこで、新しいアプローチとして、地域住民が行政と共同で活動して地域活性化に繋ぐ「第四セクター」を提案します。

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• パン屋さんが調べたパンの歴史

  

  パン屋さんが調べたパンの歴史
  桑野省吾
  　　(長崎県 長崎市)
  2016年(第20回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  50年以上パン屋を営む桑野さん。パンの歴史について調べました。5500年前のパンの化石や、火山の噴火時に釜に入っていたローマのパンなど驚くことばかり。国内の歴史を調べると、1598年には長崎にもパン屋があったことが分かり、パン屋の利益や仕入れまで数々の疑問を次々に解明していきます。

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• 貧困におかれる子どもたちはどのように支えられているのか−子ども食堂等の民間のこころみを通じて−

  

  貧困におかれる子どもたちはどのように支えられているのか−子ども食堂等の民間のこころみを通じて−
  柳　光
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2016年(第20回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  増え続ける子どもたちの貧困の実態や、貧困から生まれる社会問題、貧困に陥る原因を探るとともに、「子ども食堂」や「無料塾」という形で子どもの貧困問題と向き合い、子どもたちを支えている慈善団体や民間の活動について調べ、解決法を考察します。

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• 地方消滅はありえない! ぼくの町は紫(し)あ波(わ)せの町‼

  

  地方消滅はありえない! ぼくの町は紫(し)あ波(わ)せの町‼
  森田　開
  紫波町立彦部小学校　小学6年　(岩手県 紫波町)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  自分が通う小学校の児童数が60年間で15%に減ってしまったことに驚き、寂しくなってきた町の様子に危機感を持ちます。「地方消滅」に歯止めをかけたい！と地元の空き家の数を調べることから始め、まちづくり座談会、移住・交流&地域おこしフェアに参加し、紫（し）あ波（わ）せな町づくりのヒントを得ました。

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• めざせ!自然体な人間関係～自信をもって活きる～

  

  めざせ!自然体な人間関係～自信をもって活きる～
  臼井律華
  三郷市立早稲田中学校　中学3年　(埼玉県 三郷市)
  2016年(第20回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　中学生の部

  小学校高学年の頃から、クラス内にグループが生まれ、友人の悪口が耳に入るようになりました。なぜ悪口を言うのか、疑問を抱えて中学校に進んだ臼井さんは、アンケートや資料から、中学生のグループの実態について調査をすすめ、思春期における望ましい人間関係について考察しました。

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• What Needs to be Done to Densely-Built Wooden House Areas?

  

  What Needs to be Done to Densely-Built Wooden House Areas?
  山田健人
  海城中学校　中学2年　(東京都 新宿区)
  2015年(第19回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　中学生の部

  震災時の火災に備えた木造住宅密集地域の解消やまちづくりについて、現在どれだけ行政の取り組みが進んでいるのか、危機感をもった山田さん。文献による調査のみならず、フィールドワークやインタビューなどを通して多角的に問題を分析し、行政の役割について考察しました。

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• ホームレス問題と真摯に向き合う−全ての人間が希望を持つことができる社会を目指して−

  

  ホームレス問題と真摯に向き合う−全ての人間が希望を持つことができる社会を目指して−
  吉川敦也
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2015年(第19回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  路上生活者を救済するための方法を探り、日本における貧困問題を可視化し、「レッテル貼り」をなくしたいと考えた吉川さんは、調査にあたって数々の文献を用いて専門家への取材も行い、この問題と向き合いました。ホームレスが社会復帰するための支援の必要性を訴えます。

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• 天地複合動乱の予兆時代に　播磨にのこる傷跡−安政南海地震の証言−を考える

  

  天地複合動乱の予兆時代に　播磨にのこる傷跡−安政南海地震の証言−を考える
  小栗秀夫
  -　-　(兵庫県 播磨町)
  2015年(第19回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  兵庫県南部地震（阪神淡路大震災）が起きてから20年目を迎えた2015年。小栗さんはこの節目の年に20年間を振り返り、兵庫県南部地震は今後起こる南海・東南海地震の予兆地震として位置付けなければならないと考えました。自戒の意味も込め、レポート作成に注力しました。

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• 明倫館と松下村塾〜萩の2つの学校〜どうして小さな学校から偉大な人が?違いを探れ!

  

  明倫館と松下村塾〜萩の2つの学校〜どうして小さな学校から偉大な人が?違いを探れ!
  阿相悠音
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2015年(第19回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部

  吉田松陰が指導していた「松下村塾」と、木戸孝允が卒業した「明倫館」。大河ドラマでこの2つの学校が対照的に描かれていたのを見て、自分ならどちらに通うだろうかと考えます。明倫館に比べ小さな松下村塾が、有能な人材を多く輩出した理由について、結論を導き出しました。

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• 阿波踊り今昔〜ぞめきに魅せられて〜

  

  阿波踊り今昔〜ぞめきに魅せられて〜
  びざんちゃん
  徳島県立図書館　-　(徳島県 徳島市)
  2015年(第19回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　大人の部

  徳島県民に馴染み深い、阿波踊り。新緑の季節には町中で笛や太鼓の音色が響き、本番に向けた「ぞめき」の練習が始まります。しかし、阿波踊りが誕生した経緯や歴史的背景について意外と知られていないことに着目し、18名の研究グループで多岐にわたる疑問を解決しました。

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• 自信をもって一票を投じるために〜大切なのは、私達が「自ら」学ぶ姿勢〜

  

  自信をもって一票を投じるために〜大切なのは、私達が「自ら」学ぶ姿勢〜
  鳥海奏子
  袖ケ浦市立根形中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2015年(第19回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　中学生の部

  公職選挙法が改正され、選挙権をもつ年齢が18歳に引き下げられたニュースを見て、投票率が上がり政治が変わればいいと思う一方で、有効に使えなければ意味がない、と考えました。選挙権年齢引き下げの背景や目的などを調べ、政治に関心をもつことの重要さを提示しました。

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• Gender Equality in Japanese Corporate Businesses : Can We Achieve the Target of "30% by 2020" ?

  

  Gender Equality in Japanese Corporate Businesses : Can We Achieve the Target of "30% by 2020" ?
  菅原花和子
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2014年(第18回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　高校生の部

  清楚で可憐な花・ナデシコ。日本ではこの花にちなんで、理想的な女性のことをヤマトナデシコと呼びます。このことは、日本社会における男女差別を暗示しているのではないか？　女性の社会進出を阻む要因について考察し、企業や政府が取る対策についても分析しました。

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• Does Culture Affect the Choices We Make?〜Studying Individualism and Collectivism〜

  

  Does Culture Affect the Choices We Make?〜Studying Individualism and Collectivism〜
  末田眞世
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2014年(第18回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　高校生の部

  生まれ育った文化は、どれくらい人々の選択に影響を及ぼしているのか？　「文化」というテーマについて、「集団主義」と「個人主義」に絞った観点から、二つを比較します。仮説を証明するため、アンケートを集約しその結果をまとめました。

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• 解けたぞ!!幽谷分校のなぞ〜親子で紐解く幽谷分校の歴史〜

  

  解けたぞ!!幽谷分校のなぞ〜親子で紐解く幽谷分校の歴史〜
  鈴木康平（袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校３年）・鈴木紀子（母）
  袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2014年(第18回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  幽谷分校の「幽」の字は「幽霊」を連想させます。どうして学校にこんな名前がつけられたのか、その謎を追うことにしました。名前に込められた願いの意味に辿りつくと、分校の成り立ちなどについてもっと知りたい気持ちが芽生え、二人の調査はさらに深まります。

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• 鬼のナゾをさぐれ!

  

  鬼のナゾをさぐれ!
  蜷川和夏
  杉並区立久我山小学校　小学5年　(東京都 杉並区)
  2014年(第18回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部（高学年）

  平安時代の京都を舞台にした「鬼の橋」という本を読み、鬼の魅力にひきこまれました。登場人物たちの足跡を追い、坂上田村麻呂ゆかりの清水寺や、小野篁の井戸がある六道珍皇寺も見学。いくども図書館に足を運び、レファレンスを活用しました。

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• 食品サンプルは生き残れるのか〜飲食店から消えていく食品サンプル〜

  

  食品サンプルは生き残れるのか〜飲食店から消えていく食品サンプル〜
  武田りほ
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2014年(第18回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　高校生の部

  飲食店から減少している食品サンプルは生き残れるのか。アンケート、フィールドワーク、企業への問い合わせを通し、食品サンプルの今後を調査しました。店頭展示としての役割に加え、日本の誇れる伝統文化として普及していくとの結論に達しました。

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• わたしのハザード・マップ〜自分のいのちは自分でまもる〜

  

  わたしのハザード・マップ〜自分のいのちは自分でまもる〜
  五十嵐涼乃
  聖心女子学院初等科　小学2年　(東京都 港区)
  2013年(第17回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  -　小学生の部（低学年）

  電車通学の涼乃さんは、地震などで運転が止まった時でも家族との待ち合わせ場所までひとりで帰れるよう、地域の防災について調べました。フィールドワークで順路の検証もしています。

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• 虫を食べる文化

  

  虫を食べる文化
  野口皓正
  高浜市立高浜小学校　小学6年　(愛知県 高浜市)
  2013年(第17回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  -　小学生の部（高学年）

  『いのちをいただく』という本を読んで、食べ物への感謝がおろそかになっていると思い至り、新聞で目にした「昆虫食」を調べました。見方を変えることで、食の可能性が広がると結びます。

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• ホームレス問題とビッグイシュー‐ホームレスゼロの未来を目指して‐

  

  ホームレス問題とビッグイシュー‐ホームレスゼロの未来を目指して‐
  松田侑也
  海城中学校　中学3年　(東京都 新宿区)
  2013年(第17回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　中学生の部

  新宿区百人町にいる大勢のホームレス。定住や就職を望んでも自立困難な社会の現状や、団体・行政の支援活動について考察。「どうすればホームレスは社会復帰できるのか」に迫ります。

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• 日本妖怪大しゅう合

  

  日本妖怪大しゅう合
  ★楢_健一
  新宿区立愛日小学校　小学2年　(東京都 新宿区)
  2013年(第17回)　観光庁長官賞
  -　小学生の部（低学年）

  「ゲゲゲの鬼太郎」をみて妖怪が好きになった健一くんは、妖怪は日本に1000種類いるだろうと予想して丹念に分類していきます。地元の伝承を訪ね歩き、河童のコスプレにも挑戦！

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• 続けたい守りたい地域の誇り　虫送り

  

  続けたい守りたい地域の誇り　虫送り
  鳥海奏子
  袖ケ浦市立根形小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2013年(第17回)　文部科学大臣賞
  -　小学生の部（高学年）

  みこしを担ぎ、大声で豊年を唱える「虫送り」。指定文化財であるこの行事がなくなってもいいの？　ほかの地域の様子を調べ、関わる人たちの思いを聞くなかで存続のヒントを探ります。

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• すする?すすらない?うどんVSスパゲッティ

  

  すする?すすらない?うどんVSスパゲッティ
  髙良優太・髙良崇太
  大野城市立大野東小学校　小学4年　(福岡県 大野城市)
  2012年(第16回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  -　小学生の部（中学年）

  うどんを上手くすすれない崇太くんと、スパゲッティをすすったらおこられた優太くん。どうして？　ふたりは両者の歴史と文化を調べ、自ら麺を打って食べ方を研究します。

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• 過去・現在・未来へつなぐ震災からの教訓

  

  過去・現在・未来へつなぐ震災からの教訓
  河野共喜
  宗像市立自由ヶ丘中学校　中学3年　(福岡県 宗像市)
  2012年(第16回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  -　中学生の部

  関東大震災、阪神淡路大震災の被害とその後の復興を調べ、東日本大震災のボランティア参加を通して比較します。これを受けて地元宗像市の防災対策について考えます。

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• 誰でも納得できる歴史の教科書とは何か?

  

  誰でも納得できる歴史の教科書とは何か?
  黒田健一
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2012年(第16回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　高校生の部

  明治以来の歴史教育の変遷の分析から、現在の歴史教科書の問題や利点を明らかに。論理的思考と教養の習得を目的とした、独自の歴史教科書のあり方を提示します。

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• 綱と花火の伝統芸能　小張松下流綱火

  

  綱と花火の伝統芸能　小張松下流綱火
  油下知広
  慶應義塾普通部　中学3年　(神奈川県 横浜市)
  2012年(第16回)　文部科学大臣賞
  -　中学生の部

  地元の伝統芸能について、その歴史と現状を調べました。保存会に体験入門し、恒例行事に参加。綱火の魅力を広く知らせる広報とパンフレットを作成します。

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• 今も、昔も、平氏と源氏は戦っていた!?「チンチンかもかも」「ウメガイチ」でもり上がる「旗源平」を探る!!

  

  今も、昔も、平氏と源氏は戦っていた!?「チンチンかもかも」「ウメガイチ」でもり上がる「旗源平」を探る!!
  齋藤愛華
  白山市立千代野小学校　小学6年　(石川県 白山市)
  2012年(第16回)　文部科学大臣賞
  -　小学生の部（高学年）

  江戸時代から地元に伝わる「旗源平」。旗を奪いあうこの遊びがいつどこで始まったのか？　サイコロの目の呼び方の意味は？　愛華さんはていねいに疑問を解いていきます。

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• 屋号を知る　昔を知る

  

  屋号を知る　昔を知る
  アシラフィ・キヤヌーシ
  袖ケ浦市立平川中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2011年(第15回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  小学３年生までイランで暮らし、現在は日本の中学校に通うアシラフィくん。祖父母が地域の人々を「○○屋さんのだんなさん」「○○屋さんの息子さん」と呼ぶのを不思議に思います。図書館で屋号のことを調べ、自分の足で歩いて地域の屋号について詳しく調べてみようと思い立ちます。家々をめぐり聞き取り調査をするうちに、屋号が単にその家の特徴だけを意味するのでなく、家の歴史を物語っていることを知り、さらには屋号から村の歴史を知っていきます。

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• 川わっぱときゅうり

  

  川わっぱときゅうり
  両角帆夏
  茅野市立宮川小学校　小学2年　(長野県 茅野市)
  2011年(第15回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部（低学年）

  『おっきょちゃんとかっぱ』（長谷川摂子文，降矢奈々 絵, 福音館書店）を読んだ帆夏さんは、緑色だと思っていた河童が赤色で描かれていることにびっくり。ほんとうはどんな生き物だったのかな—— 少ない手がかりの中から、河童の登場する物語を比べたり、好物のきゅうりを育ててみたり、地元の河童伝説を訪ねたり、さまざまなアプローチで河童の姿に迫ります。

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• 有事の際日本は国民を守れるか−民間活用と国民保護の視点から−

  

  有事の際日本は国民を守れるか−民間活用と国民保護の視点から−
  藤永貴史
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2011年(第15回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　高校生の部

  日本の国防に対して独自の視点を持って考察した作品。自衛隊の能力とそれを補助する“民間力（主に輸送能力）”の活用を海外の事例を考察しつつ比較。また、日本人の国防意識の低さに対しても世界情勢に鑑みて分析し、状況の変化を発見している。日本が未だ備えが足らないこと、国民一人ひとりが関心を持って政治に関わることが大事であると結論づけている。

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• 日本において、妖怪と神を分けるものは何か

  

  日本において、妖怪と神を分けるものは何か
  家田広海
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2010年(第14回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べる学習部門　高校生の部

  ゲームや漫画のキャラクターの名前を調べてみると神話や伝承由来のものがあることに気がついた家田くん。妖怪ブームの今年「日本の妖怪」について、さらに「妖怪は悪なのか？」という疑問を追究していきます。

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• 砂漠から摩天楼へ−なぜドバイは経済成長できたのか−

  

  砂漠から摩天楼へ−なぜドバイは経済成長できたのか−
  尾川拓志
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2010年(第14回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　高校生の部

  テレビ番組をきっかけにドバイの経済成長に関心を持った尾川くんは、自宅近くの熊取図書館や学校図書館で、多数の書籍、雑誌・新聞記事、国立国会図書館発行の情報など多面的に資料を収集。研究者や企業関係者にも取材します。集めた情報を自身の考えに活かし「これからのドバイと日本」を考察します。

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• ブラジル・ボリビア移民物語　じいちゃんとばあちゃんはボリビア移民第1号

  

  ブラジル・ボリビア移民物語　じいちゃんとばあちゃんはボリビア移民第1号
  廣田玲治（袖ケ浦市立奈良輪小学校4年）・廣田みなみ（母）
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2009年(第13回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べ学習部門　子どもと大人の部

  祖父母が戦後ボリビアに移民した記録を、小学４年生とブラジル生まれの母とで綴った作品。

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• 「弔う」ということ−死と向き合って−

  

  「弔う」ということ−死と向き合って−
  岩間　優
  桜蔭中学校　中学3年　(東京都 文京区)
  2009年(第13回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べ学習部門　中学生の部

  祖父の死による弔いの様々な行事を体験した岩間さんは、弔いという行事が人の生と死をつなぐ大切な意味を持つことを悟ります。死後の対応、納棺、荼毘、墓、葬礼、霊魂などについての研究調査と実体験に裏付けられた作品です。

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• 児童労働　現状と児童労働撤廃に向けて

  

  児童労働　現状と児童労働撤廃に向けて
  濱田咲栄
  茗溪学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2008年(第12回)　優秀賞・毎日新聞社
  学校部門　高校生の部

  貧困の苦しみの中、充分な教育も受けられないまま労働させられる子どもたち。現状や原因、撤廃に向けた方策を学校図書館などで調べ、自分なりの意見をまとめました。

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• 原爆被害を伝える活動〜諸活動の実際と課題について〜

  

  原爆被害を伝える活動〜諸活動の実際と課題について〜
  嶋根　学・高岡颯太・林　宏樹
  慶應義塾志木高等学校　高校3年　(埼玉県 志木市)
  2008年(第12回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  学校部門　高校生の部

  被爆経験者が減りゆくなか、どこまで原爆被害を実感できるのだろうか。啓蒙活動に参加して特徴を分析し、後世に伝えていくための効果的なアプローチについても提言します。

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• 地域文化のアイデンティティを求めて〜学校設定科目「地域研究」の取り組み〜

  

  地域文化のアイデンティティを求めて〜学校設定科目「地域研究」の取り組み〜
  中村浩一(教諭)
  岐阜県立益田清風高等学校　-　(岐阜県 下呂市)
  2008年(第12回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　指導者の部

  総合学科の生徒が実施した「地域研究」授業の報告。地域文化の学習を通した「地域に貢献できる人材の育成」を目的に、資料調査のほかに取材にも力を入れた取り組みをまとめた作品です。

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• 難民問題

  

  難民問題
  田中ゆとり
  茗溪学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2007年(第11回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  学校部門　高校生の部

  難民について授業で先生から教わり、将来は国際問題に携わる仕事がしたいと考えていた作者は、日本ではなぜ難民認定者数が少ないのか、また入国した難民に対して日本政府はどのような対応をしているかなどを調べます。世界における難民の状況、また国内での状況を受け、改善点を考えました。

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• 探検　藩校「致道館」朝暘第一小学校のルーツをさぐる

  

  探検　藩校「致道館」朝暘第一小学校のルーツをさぐる
  尾形宗宏
  鶴岡市立朝暘第一小学校　小学6年　(山形県 鶴岡市)
  2007年(第11回)　優秀賞・日本図書出版協会賞
  学校部門　小学生の部

  藩校とは、武士たちを教育するために、それぞれの藩が建てた学校のことで、江戸時代から明治にかけ、全国に280校ほど建てられましたが、今でも当時の様子を伝えているのは、庄内藩の到道館だけ。見学やインタビューを行いながら、今でもその教えが鶴岡に息づいていることを実感しました。

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• 土用の丑とうなぎの不思議

  

  土用の丑とうなぎの不思議
  吉本七永
  追手門学院大手前中学校　中学1年　(大阪府 大阪市)
  2007年(第11回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　中学生の部

  うなぎのかば焼きは、関東では背開き、関西では腹開き。江戸時代、腹開きは「切腹」を連想させるため、武士の多い関東では縁起が悪いと考えられていました。一方で商人の町大阪では、気にすることなく腹開きをして食していたそうです。土用の丑の日を提案した平賀源内は、油絵や陶芸など幅広い才能を持った人であったことも知ります。グアム旅行の際、うなぎがマリアナ諸島付近で新月の夜に産卵するということも知り、うなぎへの興味がさらに高まりました。

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• ちゃぶ台からテーブルへ　移りゆく昭和の食

  

  ちゃぶ台からテーブルへ　移りゆく昭和の食
  加藤洋子
  座間図書館ボランティア友の会　-　(神奈川県 座間市)
  2007年(第11回)　優秀賞・図書館の学校賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  大正生まれの母と、盛り上がる共通の話題が「食べ物」であることに気づいた作者は、昭和の食べ物の移り変わりに着目しました。インタビューや図書館資料などをもとに、当時の人びとの記憶に残る食事を調査します。昭和３０年代以降、日本人の食生活が急激に変化した理由を調べていくと、政治・経済的な側面も見えてきました。さらに、日本の伝統的食を見直す動きにも注目しながら、様々な人の協力を得てレポートを書き上げました。

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• 高円寺阿波踊りの魅力〜現在、過去、そして未来〜

  

  高円寺阿波踊りの魅力〜現在、過去、そして未来〜
  川口ひとみ
  東京大学教育学部附属中等教育学校　中等教育学校6年　(東京都 中野区)
  2007年(第11回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　高校生の部

  小さいときから参加している大好きな阿波踊りについて、客観的な視点も持ちながら、歴史と現状を調べ分析しています。

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• MY防災のススメ

  

  MY防災のススメ
  小河有史
  慶應義塾普通部　中学3年　(神奈川県 横浜市)
  2007年(第11回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　中学生の部

  あるとき、自宅にあった非常袋の中身を見て愕然とした作者。中身は、賞味期限が３年切れた非常食や、肝心の水が入っていないポリタンクなど。防災について研究を始めます。阪神淡路大震災の被災者へインタビューを行い、防災意識チェックシートを作りアンケートを採ったり、地震ＥＸＰＯに参加しサバイバルキャンプも体験。防災についての意識が高まりました。

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• おしゃれ〜美への憧れ〜

  

  おしゃれ〜美への憧れ〜
  工藤真美
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校1年　(青森県 八戸市)
  2006年(第10回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  学校部門　高校生の部

  日本人の女性はいつからおしゃれを始めたのだろう。衣服の歴史を見ると、古代のシンプルな服装から十二単などに変わっていった。中でも平安時代はどの時代の衣服よりも趣向を凝らしていた。江戸・大正になると女性の活躍の場が増えたこともあり、動きやすいものになっている。これはおしゃれする気持ちが無くなったのではなく、その時代に応じて女性らしさが表された衣服になっている。化粧についても平安時代は色の白いことが美人であり、白粉を引き立てるように紅、引き眉、お歯黒が使われた。江戸時代には庶民の間にも化粧が広がり、定着していった。おしゃれは時代とともに変わり、それによって美についての価値観も変わっていることが興味深い。

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• 石の声、石の夢−石碑石塔の呟きに耳を傾けて−

  

  石の声、石の夢−石碑石塔の呟きに耳を傾けて−
  林　護（東海村立東海南中学校1年）・林　恵子（茨城県立水戸第二高等学校3年）・林　京子（母）
  東海村立東海南中学校・茨城県立水戸第二高等学校　-　(茨城県 東海村)
  2006年(第10回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  幼少の頃からの石にまつわる記憶を辿りながら、茨城県東海村に残るたくさんの庚申塔などを親子で調べ、「石」にこめられた人々の思いについて知りました。長年にわたる資料収集と考察の末、それらが石への信仰としてひとつにつながるに至る経緯を記しています。石積み信仰に見る「石」が象徴するものや、東海村の廻国碑をめぐる修験道の行者についての考察をしています。大切な馬を戦争に徴発され、馬頭碑を建てた話に共感するなど、石をめぐる人々の思いの深さを知っていきます。

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• 日本軍の実像

  

  日本軍の実像
  高橋　巧
  山手学院高等学校　高校2年　(神奈川県 横浜市)
  2006年(第10回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  学校部門　高校生の部

  ９１歳の祖父が体験した軍隊生活に興味を持ち、軍隊について調べた。軍人勅諭にある忠誠、礼儀、武勇、信義、質素が理想とされた軍人像であったが、実際には初年兵いじめが横行する軍隊生活であったようだ。また、内地で７年間の軍隊生活を送った祖父からの聞き取りは上司の命令を変えさせたり、まんじゅう工場を作ることなどが許されてしまうほど自由なものであった。その上、公式には認められていない十三部隊に配属されたり、異動や階級人事の不手際など日本軍のずさんな体質が浮かびあがってきた。このような兵士像や軍隊生活の様子についての資料は少ない。戦後６１年になり伝承者が少なくなっている今、戦争の実像を後世に伝える必要を強く感じた。

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• 世界を救うキャップ〜私たちにできること〜

  

  世界を救うキャップ〜私たちにできること〜
  仲濱佳穗
  袖ケ浦市立蔵波中学校　中学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  学校部門　中学生の部

  生徒会は、ペットボトルのキャップを集めてポリオワクチンと交換し、難民キャンプに送ろうという運動を始めます。地球は１２０億人を養う能力があるのに、６０億人の地球人の中で８億人が飢えで苦しんでいます。また、発展途上国では５歳までに亡くなる子どもが１０人に１人といわれています。少しでも世界に役立つことはないかと考えた末のキャップ集めです。全校生徒を対象にキャンペーンを行う中で、難民、飢餓はなぜ生まれるのか、いつまでも続く戦争や地雷のことなどについて調べ学習が始まります。そして国連や国連難民高等弁務官、ユニセフの活動などの意識が高まっていきます。ところが、集まった２０箱のキャップを送ろうとして、輸送費がないというアクシデントが起こります。

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• 輝け!点字〜ぼくらの絆〜

  

  輝け!点字〜ぼくらの絆〜
  岡本　翼
  市原市立有秋東小学校　小学5年　(千葉県 市原市)
  2006年(第10回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  目の不自由な方たちが使う点字。点字を打つ様々な道具とその歴史、点字の発案者、点字資料のことを地域の図書館、点字図書館や盲学校図書館などへ調べに行き、実際の資料を手にしてみました。プリペイドカードや牛乳パックなど身の回りの物にも、目の見えない方への配慮がたくさんあることもわかり、目の見えない方の立場を少し理解することができました。以前は声をかけることができず悔しい思いをした作者でしたが、今度はやさしく接することができる自信が生まれました。

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• 私は小さなジャーナリスト

  

  私は小さなジャーナリスト
  満井裕子
  袖ケ浦市立根形小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部

  私より姉の学級新聞の方が読みやすいのはなぜ？　新聞博士になるべくひと夏の修行に出ました。博物館に行き、元新聞記者の方に見出しの書き方や写真のコツなど新聞作りの基本を教えてもらいました。情報の選び方やニュースとしての新聞の書き方なども調べながら、試行錯誤を繰りかえし、オリジナルの夏休み新聞がついにできあがりました。併せて新聞の歴史やリサイクルの様子なども調べました。

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• しゃべる−私とお兄ちゃんのコミュニケーション−

  

  しゃべる−私とお兄ちゃんのコミュニケーション−
  濱_芽生
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部

  私は簡単にしゃべれるのに、なぜ兄はしゃべれないのだろう？　兄の障害の原因である脳の仕組みを学びながら、小さい頃から不思議だったことを調べてみました。自分も兄の気持ちがわかるようになりたいと願いながら、兄にとって一番気持ちを伝えやすいコミュニケーションの方法は何だろう、とマカトン法や手話、筆談などいろいろな方法を試してみました。そして、心と心が通じ合い信頼関係をつくることがコミュニケーションの一番の方法であることを知りました。

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• 袖口のボタン−森_外の『うた日記』より−

  

  袖口のボタン−森_外の『うた日記』より−
  林　量三
  　-　(大阪府 堺市)
  2005年(第9回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  Ｙ氏は、鴎外が詩の中に書いた、ドイツで買い求め戦場でなくしたという「こがねのぼたん」について、戦時下で軍服の下に派手なボタンのついたシャツを装えただろうかという素朴な疑問を同人誌に掲載。それを読んだ作者は、図書館で資料を探し求め、それがカフスボタンであることを突きとめました。

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• 学校図書館と連携した選択家庭科の実践記録〜新米教師の奮闘記〜

  

  学校図書館と連携した選択家庭科の実践記録〜新米教師の奮闘記〜
  佐藤　光
  袖ケ浦市立平川中学校　-　(千葉県 袖ケ浦市)
  2005年(第9回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　指導者の部

  千葉県は食の宝庫。選択授業の家庭科で県の農林水産物の調べ学習を行った実践記録。楽しく、いきいきと調べ学習を行った指導レポートとなりました。

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• 伝えていきたい「イッペガサ」

  

  伝えていきたい「イッペガサ」
  在原優佳
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2005年(第9回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  知り合いの家の方が使っているイッペガサ、実は作者のひいおばあさんが編んだものでした。小さい頃から見慣れた笠の魅力に気づいた作者は、いつか自分もその技を引き継ぎ、イッペガサを伝えていきたいと思いました。

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• 探検　昔のくらし　涼しくくらすための工夫

  

  探検　昔のくらし　涼しくくらすための工夫
  尾形宗宏
  鶴岡市立朝暘第一小学校　小学4年　(山形県 鶴岡市)
  2005年(第9回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  暑い夏を涼しく暮らすために、昔の人はどのような工夫をしてきたのか興味をもった作者。図書館の本やインターネットで調べると、生活の中にたくさんの工夫がありました。

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• 「中国残留孤児」帰国者の人権擁護〜国家という集団と個人の人権〜

  

  「中国残留孤児」帰国者の人権擁護〜国家という集団と個人の人権〜
  白石惠美
  茗溪学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2005年(第9回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　高校生の部

  日本国中の感動を誘い、期待と不安を抱きながらも帰国を果たした中国残留孤児。５０年以上に及ぶ異国の生活のため、日本語はままならず、自立の道は険しいものとなりました。作者はその実態を調べる中で、時代に翻弄される帰国者たちと交流し、戦争とは、人権、民主主義、個と国の関係などを問うています。

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• 沖縄戦と戦後の沖縄史から21世紀の平和を考える

  

  沖縄戦と戦後の沖縄史から21世紀の平和を考える
  大野木希望
  茗渓学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2004年(第8回)　優秀賞　活字文化推進会議賞
  学校部門　高校生の部

  大野木さんは、両親や祖父母の影響もあり、戦争について考える機会が身近にありました。そこで戦中・戦後の沖縄の歴史を通して「対話による戦争回避への方法」、「若者への平和教育の在り方」を調べることにしました。祖父や現地の人の体験談、慰霊塔、壕、米軍基地など現地取材をしましたが、対話という観点では有効な方法はみつかりませんでした。戦争体験者やその思いを引き継ぐ「平和ガイド」の活躍、沖縄の中学校の平和教育などから、学習を通して平和の道への手応えを感じる作品です。

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• テーマを探す道のり−蔵書票と斎藤昌三をめぐる一年半−

  

  テーマを探す道のり−蔵書票と斎藤昌三をめぐる一年半−
  遠藤春海
  座間市立東地区文化センター　-　(神奈川県 座間市)
  2003年(第7回)　佳作
  公共図書館部門　一般利用者の部

  蔵書票からはじまった作者の調べ学習は、明治の文化人斎藤昌三、横浜の歴史研究へとひろがり、情報発信のためメールマガジンも発行されるようになります。こうしてたどった自分自身の「学びの道のり」について作者は考えつつ、主体的な学習の楽しさと奥深さ、そのための図書館の大切さを訴えます。

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• 調べ学習はやってみると楽しい

  

  調べ学習はやってみると楽しい
  小石都志子(教諭)
  新宿区立西新宿中学校　-　(東京都 新宿区)
  2003年(第7回)　優秀賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  総合学習を指導してきた作者が、塩とミネラルについて調査しながら、自身の学習経験について考察した作品。調べ学習をやってみると「情報のインプット・テーマの問い直し・情報のアウトプット」の行ったり来たり。テーマは変わり続け、できたレポートも途中報告にすぎない・・・。でも、とても楽しい。教師自身の自学自習経験が子どもへの援助をも変えていきます。

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• 平和の本ブックリスト　2002(平成14年版)

  

  平和の本ブックリスト　2002(平成14年版)
  小郡市立図書館・小郡市学校図書館司書部会
  小郡市立図書館・小郡市学校図書館司書部会　-　(福岡県 小郡市)
  2003年(第7回)　佳作
  公共図書館部門　図書館の部

  小中学校に学校司書が配置された小都市では、市と学校が連携し情報と物流と人のネットワークがさまざまな取り組みを実施しています。平和の本のブックリストは学校と市立図書館の司書が協力して作成したもので、平和学習はもちろん国語や社会、道徳の授業でも活用されています。

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• わたしたちの斐伊川・神戸川・高瀬川〜3つの川のひみつを探ろう〜本と関わり自ら学ぶ力を育てる総合的な学習の実践

  

  わたしたちの斐伊川・神戸川・高瀬川〜3つの川のひみつを探ろう〜本と関わり自ら学ぶ力を育てる総合的な学習の実践
  今岡弓子
  出雲市立塩冶小学校　-　(島根県 出雲市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　指導者の部

  ４年生の社会科「くらしをささえる水」から発展させた２５時間にわたる総合学習の実践報告。ブックトーク、読み聞かせ、学び方ブックの利用、公共図書館との連携・・・。子どもたちは本やインターネットを活用しながらそれぞれに課題をみつけ、発表を通じて学んだ成果をわかちあいます。

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• 少年冤罪草加事件と少年法「改正」個人課題研究

  

  少年冤罪草加事件と少年法「改正」個人課題研究
  瀧ヶ崎千恵子
  茗渓学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　高校生の部

  少年冤罪事件として有名な草加事件について、裁判記録を読み込むとともに、少年法の歴史や改正議論について考察した作品です。無罪になったものの事件の背景は根深く、少年法改正の議論も正確な情報に欠けている・・・。少年への手厚い援助と心の研究、少年法のさらなる見直しが必要と作者は結論します。

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• 難民

  

  難民
  中村真理恵
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校1年　(青森県 八戸市)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　高校生の部

  ボスニア、パレスチナ、ソマリア・・・、世界には紛争が絶えず、他国へと逃れた難民もまた数多くいます。難民援助のための国連の組織や国際法、日本の対策の現状について作者は学んでいき、物質的な援助に加え、何よりも難民への関心を持ってほしいと訴えます。

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• アジアにおける児童労働の問題と教育

  

  アジアにおける児童労働の問題と教育
  鈴木美穂
  茗渓学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　高校生の部

  アジアではなぜ貧困と児童労働がなくならないのでしょうか。問題の解決には教育が重要と考えた作者は、児童労働の現状と原因、取り組みを調査しつつ、講演やＪＩＣＡの講座に学びます。夏休みにはタイでホームステイをしながら、ストリートチルドレンのための施設を訪問したり、スラムでのボランティア活動も経験しました。

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• 上総版　国盗物語〜住民参加の市町村合併〜

  

  上総版　国盗物語〜住民参加の市町村合併〜
  片山絢子
  袖ケ浦市立平川中学校　中学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　中学生の部

  自治体の合併を決める住民投票に中学生が参加？　こんな新聞記事を読んだ作者が市町村合併の流れや法律、中核市などについて学んでいくと、自分の住んでいる袖ケ浦市でも合併の話が進んでいることに気づきます。合併を考える４つの市に質問を送り、袖ケ浦市役所ではインタビューに訪れます。

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• 福祉　わたしがおばあちゃんになっても・・・自分らしく生きたい

  

  福祉　わたしがおばあちゃんになっても・・・自分らしく生きたい
  三浦瑠美子
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2003年(第7回)　特別賞
  学校部門　小学生の部

  痴呆になった８７歳のひいおばあちゃんが幸せに生きていくためには何ができるのでしょうか。医療、年金、介護保険、福祉施設、ボランティア・・・様々な視点から高齢者福祉を作者は学んでいきます。おばあちゃんの一日のくらし、お世話するための日常の気遣いや、デイサービス・・・。作者は「ノーマライゼイション」という言葉を通じて、高齢者を支えるサービスの大切さを学ぶのでした。

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• お金博士になっちゃった!!−小さな紙にワザがいっぱい−

  

  お金博士になっちゃった!!−小さな紙にワザがいっぱい−
  椿　麗奈
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  野口英世が新しいお札の顔になる？　今まで変わらなかったお札がどうして変わるのでしょうか。お札の肖像、特殊なインク、マイクロ文字の印刷・・・、調べてみると、ちいさなお金やお札の中には歴史や技術が詰め込まれているのです。読みごたえあるお金博士の調査記録です。

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• てんぐの正体大研究　でんせつの生き物調べ

  

  てんぐの正体大研究　でんせつの生き物調べ
  岩間　優
  杉並区立荻窪小学校　小学3年　(東京都 杉並区)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  天狗はどんな暮らしをしているの？　何を食べて、どんなものを着ているの？　その正体を知りたくなった作者は、天狗の登場するお話を図書館で調べ１０３冊も読んでしまいました。各地の天狗の里を訪ねたり、創作の童話をつくったり・・・、天狗で思い切り楽しんだ夏休みの記録です。

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• 地域学習と図書資料

  

  地域学習と図書資料
  大原昭平
  -　-　(岡山県 王野市)
  2002年(第6回)　佳作
  公共図書館部門　一般利用者の部

  小学校における総合の時間の郷土学習について、子どもたちへの学習支援を行いました。また、フィールドワークにおける図書資料の活用や、地域における郷土資料を活かす図書館の利用などについて、実践から考察を重ねました。

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• 子どものことばの発達

  

  子どものことばの発達
  神庭瑠美子
  山梨英和中学校　中学2年　(山梨県 甲府市)
  2002年(第6回)　佳作
  学校部門　中学生の部

  作者の妹はまだ１歳７か月。でもその成長は目覚ましく、一か月後には新たなことばを覚え、一生懸命しゃべろうとしています。赤ちゃんが日々、どのようなことばを理解し、しゃべれるようになったかを、つぶさに記録しています。また、保健婦さんへことばの遅れに関する質問をしたり、ことばの発達が遅れている子どもたちへの働きかけを行っているトレーニングの様子も見学することができました。

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• 日本・朝鮮半島関係の歴史について　明治を境に変わってしまった関係を考える

  

  日本・朝鮮半島関係の歴史について　明治を境に変わってしまった関係を考える
  岸野佳子
  茗溪学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2002年(第6回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　高校生の部

  韓国語を習っていることもあり、韓国人との交流も多い作者は、身近に感じているにも関わらず、隣国であるにも関わらず、朝鮮半島の歴史について知っていることが少ないと気づきました。また、明治を境に変化した、朝鮮半島と日本との関係性の相違について先生から話を聞き、その背景を学ぼうと考えます。明治時代を中心とした両国の関係の歴史をテーマに、研究しました。

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• 座間の自然災害環境−県西部域大地震と富士山の噴火−

  

  座間の自然災害環境−県西部域大地震と富士山の噴火−
  小保方貞夫
  　-　(神奈川県 座間市)
  2001年(第5回)　優秀賞
  公共図書館部門　一般利用者の部

  地域の自治会長を務めた作者は、自治会を災害に対する助け合いができるものにしたいと、退職後座間の自然災害について調査をはじめます。これまでの地震と富士山噴火の被害の歴史を、図書館とその郷土資料を活用しながら調べ、高齢者学級「あすなろ大学」で発表しました。

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• 学校図書館と公共図書館を活用した授業−総合的な学習の時間「未来に生きる」「まなびのとびら」−

  

  学校図書館と公共図書館を活用した授業−総合的な学習の時間「未来に生きる」「まなびのとびら」−
  広島県立御調高等学校
  広島県立御調高等学校　-　(広島県 御調町)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　学校の部

  生徒自らが課題を決めて学ぶ、総合的な学習の時間の全校での取り組みの記録です。学校図書館では、総合的な学習の時間を援助する特別貸出やレファレンスサービスの充実がはかられています。また、公共図書館からの団体貸出、読書指導、地域開放などにも積極的に取り組みます。

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• 『自由研究』指導

  

  『自由研究』指導
  山梨英和中学校
  山梨英和中学校　-　(山梨県 甲府市)
  2001年(第5回)　優秀賞
  学校部門　学校の部

  中学校２年生の「自由研究」の指導についてのレポートです。中学校だけでなく、高校の先生をあわせた全教職員が、生徒の研究を分野ごとに分担し援助します。今年で９年目を迎え、下級生が上級生の研究を参考にして、年々優れた作品が生まれるようになりました。生徒たちが自分の進路を考える、大切なきっかけにもなっているようです。

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• 自己を求めて−自己の課題発見と探究−

  

  自己を求めて−自己の課題発見と探究−
  小石都志子・大森清次・小林輝明・須崎修一・藺草慶子・中里史子・小原俊平
  新宿区立西新宿中学校　-　(東京都 新宿区)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　指導者の部

  総合学習「NSタイム」の２年間の実践記録。教師と面接をしながら、生徒各自が時間をかけてテーマを探しつつ学びます。一方、作者自身の「塩」についての自学自習の取り組みも報告され、自らの学習をふり返りつつ、「自己の課題発見と探究」のための生徒への援助について考えます。

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• 調べてレポートを書く子どもたち−5年生・6年生の実践−

  

  調べてレポートを書く子どもたち−5年生・6年生の実践−
  桝谷春美
  新宿区立早稲田小学校　-　(東京都 新宿区)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　指導者の部

  小学校の５年・６年の調べ学習の授業実践記録です。５年では「自然」をメインテーマとして、新聞の切り抜きファイルや新聞づくりに、６年では総合的な学習の時間に「世界の困っている子どもたち」をテーマに、個別のレポートづくりを行いました。年間を通じ図書館で調べることを欠かさない授業が展開されています。

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• 「調べる」から「考える」へ−三年間の歩み−

  

  「調べる」から「考える」へ−三年間の歩み−
  村山正子
  相模原市立相武台中学校　-　(神奈川県 相模原市)
  2001年(第5回)　優秀賞
  学校部門　指導者の部

  「調べる」ことは「写す」ことなのでしょうか？　ただ調べて写すのではない、自分の「考え」を述べる調べ学習を目指した授業が展開されます。情報収集、レポート作り、プレゼンテーションのための独自の教材が開発され、生徒の学びを支える新しい学校図書館づくりとその運営も報告されます。

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• 在宅サービス

  

  在宅サービス
  中村桜子
  茗渓学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　高校生の部　課題

  訪問医を目指す作者が、高齢化社会と在宅サービスについて、様々な角度から学んだレポート。訪問看護の同行体験も踏まえて、在宅介護や、介護保険料、地域格差といった問題点について分析し、解決策を考察します。

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• 私たちにできる国際協力

  

  私たちにできる国際協力
  土利川育美
  広島県立御調高等学校　高校3年　(広島県 御調町)
  2001年(第5回)　優秀賞
  学校部門　高校生の部　課題

  カンボジアの地雷被害の報道をテレビで見た作者は、対人地雷を総合的な学習の時間のテーマにします。ていねいに資料を読み、対人地雷が作られ被害を及ぼす背景と、その撤去の活動について学んでゆきます。元海外青年協力隊の人に手紙を出し、使用済みのテレホンカードや切手を集め、さらには文化祭での募金活動へと、具体的な行動へと作者は踏み出してゆきます。

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• アフリカの子どもたち

  

  アフリカの子どもたち
  板谷明子
  茗渓学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　高校生の部　自由課題

  アフリカの飢餓と戦争の犠牲になる子どもたちについて様々な角度から学んだレポート。国内やイギリスのNGOを取材し、さらにはケニアで活動するスタッフとメールのやりとりをしながら、問題の原因と対策を考えます。

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• 少年犯罪と少年法−少年法改正問題を検証する−

  

  少年犯罪と少年法−少年法改正問題を検証する−
  砂川美沙子
  茗渓学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　高校生の部　自由課題

  連続する残酷な少年犯罪。自分と同じ１７歳に今何がおきているのでしょうか。資料と新聞記事を読み込み、弁護士に取材して、少年法とその改正について考えます。少年法の理念「健全育成」とは？　法律を厳しくすることで本当に犯罪は減るのでしょうか。

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• 桃太郎話比較研究

  

  桃太郎話比較研究
  阿部　潤
  茎崎町立茎崎第一小学校　小学5年　(茨城県 つくば市)
  2001年(第5回)　優秀賞・審査委員特別賞
  学校部門　小学生の部　自由課題

  桃太郎には実は怠け者の「寝太郎型」もいました・・・。図書館を使って集めた５０種類もの「桃太郎」を読み比べ、一覧表を作って書き上げた桃太郎話の比較研究です。桃の流れてくる音から鬼退治の方法まで、様々な角度から分析します。桃太郎研究家にも取材して、時代や地域によって変わる桃太郎像に迫ります。

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• 広域圏統計年鑑の編刊と活用

  

  広域圏統計年鑑の編刊と活用
  高岡地区図書館連絡会
  高岡地区図書館連絡会　　(富山県 高岡市)
  2000年(第4回)　佳作
  公共図書館部門　図書館の部

  子どもたちにむけた郷土資料が以前から不足していたこの地域で、地域の統計年鑑づくりに取り組んだ報告です。各市町村から出される統計資料を集め、統一し、「人口」や「交通事故」、「火災」といった項目を立てて、子どもたちの質問に活用しています。

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• 『生きる力』を育てる学び方指導のあり方−読書教育を通して−

  

  『生きる力』を育てる学び方指導のあり方−読書教育を通して−
  袖ケ浦市立奈良輪小学校
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　　(千葉県 袖ケ浦市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　学校の部

  主体的に学習に取り組む子どもたちのための、学び方の指導を中心とする読書教育の実践研究です。一人ひとりが課題を持つ学習、また、読み聞かせやブックトークなどの多様な読書活動、さらには、利用しやすい読書環境づくりなどが報告されます。

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• 自ら調査研究する世界史授業の実践とその指導法−世界史人名辞典作成レポート・卒業レポートの指導を中心に−

  

  自ら調査研究する世界史授業の実践とその指導法−世界史人名辞典作成レポート・卒業レポートの指導を中心に−
  風間睦子
  東京都立八王子北高等学校　　(東京都 八王子市)
  2000年(第4回)　佳作
  学校部門　指導者の部

  定時制と全日制の高校生を対象とした世界史の調査研究活動の報告です。５年におよぶ定時制での実践経験を踏まえて、全日制では３年の自主選択講座『世界史探偵団』を実践。研究活動への援助の工夫を報告します。

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• 160人の調べ学習−個人からグループへグループからクラス、学年へ豊かな発想と連携で文学作品を読む−

  

  160人の調べ学習−個人からグループへグループからクラス、学年へ豊かな発想と連携で文学作品を読む−
  松川和子
  西東京市立青嵐中学校　　(東京都 西東京市)
  2000年(第4回)　佳作
  学校部門　指導者の部

  中学３年生が、選択科目の中で自ら課題を見つけて取り組む、調べ学習の実践報告。集団読書用の本を手始めに、生徒それぞれがカードなどを使って自分の興味を広め深めます。学校図書館の司書の援助も受けながらレポートをまとめ、発表会を行いました。

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• 情報を活用した学習を通して表現力を高める国語科学習指導の工夫

  

  情報を活用した学習を通して表現力を高める国語科学習指導の工夫
  柿本康代
  三角町立大岳小学校　　(熊本県 三角町)
  2000年(第4回)　佳作
  学校部門　指導者の部

  ５年生の授業で環境問題を中心に情報活用学習に取り組んだ実践報告。子どもたちが自分で調べたい課題を設定し、図書館や現場から情報を集め、ニュース原稿を作り、番組として録画しました。

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• 生徒が自主的に活動する授業〜環境をテーマにした調べ学習〜

  

  生徒が自主的に活動する授業〜環境をテーマにした調べ学習〜
  福田浩之
  神奈川県立鶴見高等学校　　(神奈川県 横浜市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　指導者の部

  高校３年生理科の調べ学習の実践報告。環境をメインテーマとして、生徒が各自テーマを決めて研究を行います。調べ学習のためのテキストが制作され、ウエッビングやカード利用などを通じて、「本を調べるだけ」にならないテーマ設定への援助が行なわれます。

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• 少年法と少年犯罪

  

  少年法と少年犯罪
  櫛部有紀子
  茗溪学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2000年(第4回)　佳作
  学校部門　高等学校の部　自由課題

  連続する少年犯罪に関心を抱いた作者は、少年法の歴史や理念、現状などを調査し、現在問題になっている法改正について反対・賛成を比較考察します。さらに、児童支援施設、萩山実務学校への実地調査、専門家へのインタビューも行いました。

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• 八戸湊町　いさばのかっちゃ

  

  八戸湊町　いさばのかっちゃ
  安部ヱリ子
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校1年　(青森県 八戸市)
  2000年(第4回)　佳作
  学校部門　高等学校の部　自由課題

  八戸港に近い湊町に住む作者は、祖母が「いさば」という魚の行商であり、「いさばのかっちゃ」のひとりとして長く働き、親しまれてきたことに関心を寄せます。祖母へのインタビューからはじまって、町の記念碑、料理などの調査を通じて、湊町・八戸の歴史を学んでゆきます。

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• 軍馬と十和田市

  

  軍馬と十和田市
  松橋明裕子
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校1年　(青森県 八戸市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　高等学校の部　自由課題

  青森県十和田市は以前、軍馬の町として有名であった、ということを知った作者は、自分の住むこの地に、軍馬をめぐってどのような歴史があったのかを調査しはじめます。「軍馬補充部」とは・・・どうやって馬たちは育てられたのか・・・祖母の経験談等を交えて、現在の十和田市が軍馬とともに形成されていった過程を知ることになります。

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• 地雷

  

  地雷
  川上亮子
  平塚市立神明中学校　中学3年　(神奈川県 平塚市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　中学校の部　自由課題

  報道される対人地雷の問題に関心をもった作者は、様々なメディア、インタビュー、取材を通じて、世界の地雷がどのようにして生まれ、どのような問題を生みだしているのか、また、地雷除去のために世界中の人びとがどのような努力をしているのかについて学んでいきます。

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• 点字のひみつ

  

  点字のひみつ
  徳永祥子(袖ヶ浦市立奈良輪小学校2年)・徳永啓子(母)
  袖ヶ浦市立奈良輪小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  1999年(第3回)　優秀賞
  公共図書館の部　子どもといっしょに調べる学習賞

  お父さんが飲んでいたビールの缶に、点がいくつか並んでいるのを見て、それが点字であることを知りました。他のビールにも点字がありましたが、ジュースにはついていませんでした。さらに詳しく調べるため、町の施設や身の回りにもあるかどうか調査し、点字の読み方も学習しました。点字図書館へも足を運び、点字ボランティアの存在も知りました。

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• 座間の基地

  

  座間の基地
  大矢英行・勝又敏夫・広瀬絢一郎
  　　(神奈川県 座間市・伊勢原市)
  1999年(第3回)　生涯学習賞
  公共図書館の部　一般利用者賞

  以前から名前は知っていた「高座海軍工廠」について、あすなろ大学の「地域学」講座で機会に恵まれ、調査をすることができました。座間キャンプの前身である陸軍士官学校の歴史も理解することができ、大変勉強になったと感想を述べています。

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• 豊かな生き方につなぐ学びの創造Ⅱ～総合的な学習における学校図書館の利用～

  

  豊かな生き方につなぐ学びの創造Ⅱ～総合的な学習における学校図書館の利用～
  矢倉小学校
  矢倉小学校　　(滋賀県 草津市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　学校賞

  総合的な学習において、学校図書館や市立図書館を利用して、「調べる学習」を盛り込むことがどのような効果をもたらすかについて、研究を進めました。効果を検証することによって、子どもたちの豊かな生き方につなげるための学びを創造することができる、と述べます。

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• 桜丘女子中学・高等学校におけるインターネットを利用した『調べ学習』とメディア・リソース・センター(MRC)の活用

  

  桜丘女子中学・高等学校におけるインターネットを利用した『調べ学習』とメディア・リソース・センター(MRC)の活用
  桜丘女子中学・高等学校　光プロジェクト
  桜丘女子中学・高等学校　　(東京都 北区)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　学校賞

  「多種多様なメディア教材が一堂に会する場」として、図書室学習の形態を多様化できる施設・ＭＲＣ（メディア・リソース・センター）をオープン。調べ学習のための教育環境を整え、生徒主体の学習を展開していく実践報告です。

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• “調査・発表学習”により子どもたちが主体的に活動する授業

  

  “調査・発表学習”により子どもたちが主体的に活動する授業
  佐藤晃洋
  大分県立情報科学高等学校　　(大分県 大分市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　指導者賞

  地歴・公民科において、「調査・発表学習」を取り入れた地球環境問題に関する授業について、実践例を交えながら考察を重ねました。実践を通して「調査・発表学習」の意義が大変に大きいものだと実感し、「教師中心の知識注入型」授業からの脱却をめざしたいと述べています。

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• 調べ学習と和楽器の演奏体験を組み合わせた授業の実践−生徒一人一人の和楽器への興味・関心を高める指導法の改善−

  

  調べ学習と和楽器の演奏体験を組み合わせた授業の実践−生徒一人一人の和楽器への興味・関心を高める指導法の改善−
  渋谷加代
  袖ケ浦市立長浦中学校　　(千葉県 袖ケ浦市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　指導者賞

  週一時間という限られた選択音楽の授業の中で、調べ学習と演奏体験を組み合わせた授業を実施しました。楽器演奏をする前にその楽器について興味を持ったことを調べ、その後演奏体験をしさらに演奏した後で知りたくなったことを調べる、という構成にしました。調べ学習や演奏体験など多方面からのアプローチによって、和楽器や日本の伝統音楽に対する生徒の興味・関心を高めることができると考えました。

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• 子どもが生き生きと活動する調べ学習の展開

  

  子どもが生き生きと活動する調べ学習の展開
  平島朱美
  杉並区立杉並第一小学校　　(東京都 杉並区)
  1999年(第3回)　優秀賞
  学校の部　指導者賞

  食べ物を題材とした小学校高学年の実践事例です。知の統合といった本来の総合学習の意義につながる鍵があるに違いないと考え、実践を行いました。食べ物という窓口からは、科学技術の発達と環境問題、異文化理解、貿易等による国際協力など、人間の営みの様々な面が見えると考え、中心的な題材としました。

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• “高齢化社会”の現状と課題

  

  “高齢化社会”の現状と課題
  砂川美沙子
  茗渓学園高等学校　高校1年　(茨城県 つくば市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　高等学校　課題

  学校の授業で、「高齢化社会」問題について学習した作者は、老人福祉施設での体験実習に参加しました。体験を通じて、福祉の仕事が大変に厳しいことを痛感します。文献で調べてみると、急速に進む高齢化の実態や介護保険制度における課題などが明らかになりました。

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• 保育ボランティアに何ができるか

  

  保育ボランティアに何ができるか
  松下恵子・広瀬由美子
  千葉聖心高等学校　高校2年　(千葉県 千葉市)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　高等学校　課題

  4日間の保育ボランティアを体験してみて、保育所についての知識が乏しいことに気づいた作者は、専門的な知識や技術をもたないボランティアが、保育の仕事とかかわっていくにはどうしたらよいのかを考えました。保育所の種類や現状、サービスの内容を学習した上で、保育ボランティアとしてどう関わるべきかを考察しました。

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• 『身体障害』と『バリアフリー』

  

  『身体障害』と『バリアフリー』
  楠本智里
  相模原市立鵜野森中学校　中学2年　(神奈川県 相模原市)
  1999年(第3回)　優秀賞
  学校の部　中学校　自由課題

  テレビのコマーシャルやドラマなどで、手話でコミュニケーションをとる様子を何度か見ているうちに、手話が身近に感じられるようになりました。福祉についての興味が沸き、障害の種類やバリアフリーの言葉の意味などを学んでいきます。図書館で資料を集め、町中のバリアフリーを調査しました。

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• そば

  

  そば
  山岸千誉弥
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学3年　(青森県 八戸市)
  1999年(第3回)　優秀賞
  学校の部　小学校　自由課題

  五月に、学校でそばを植えることになりました。日々の成長を観察し育て、刈り取りやそば打ちも体験。年越しになぜそばを食べるのか、日本にはどのようにしてそばが伝わったのか、そして全国のそばの種類や地元である青森特有のそばの食べ方など、多岐にわたり調査しました。

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• 生徒一人一人の個性を活かす学習

  

  生徒一人一人の個性を活かす学習
  五十嵐ふみ代
  市川市立第六中学校　　(千葉県 市川市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　指導者賞

  古典を遠い過去のものとしてではなく、身近な生身の人間の息吹を感じさせるものとして、生徒が学ぶ事ができないものだろうか。そう考えた作者は、生徒一人一人が達成感を味わうことができるような学習方法を模索し、古典学習に図書館を活用した学習を取り入れました。

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• サラ金、カードキャッシング～忍び寄る多重債務の影～

  

  サラ金、カードキャッシング～忍び寄る多重債務の影～
  小島正義
  群馬県立高崎高等学校　高校1年　(群馬県 高崎市)
  1998年(第2回)　佳作
  学校の部　高等学校　自由課題

  多重債務という事態に陥る人が増えていることに着目し、サラリーマン金融やクレジットカードがいつどのようにして生まれたのかを追いました。便利さゆえに、人々の間に瞬く間に浸透したサラ金やキャッシング。その便利さに潜む恐ろしい落とし穴があることを注意喚起しています。

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• 日本人が知るべき本当の死刑制度

  

  日本人が知るべき本当の死刑制度
  大野さやか
  国立お茶の水女子大学附属高等学校　高校3年　(東京都 文京区)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　高等学校　自由課題

  死刑制度を様々な角度から見つめ、あり方を考えたいという思いから、日本において継続されている死刑制度を、世界の現状と比較しながら考察しました。校内アンケートで死刑存廃の意識調査も行いました。資料の膨大な量と、制度そのものの奥の深さに驚き、実際にこの制度によって処刑されていく人々がいる、ということに改めて気づかされました。

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• 未来をひらき平和をきずく～ノーベル賞をとるためには

  

  未来をひらき平和をきずく～ノーベル賞をとるためには
  高橋麻衣
  北方町立北方中学校　中学3年　(岐阜県 北方町)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  名前は知っているけれど、詳しくは知らない「ノーベル」。そのノーベルの人生を追いました。平和を願う心から生まれたノーベル賞の、過去の受賞者数や日本人受賞者について調査を行ないました。山のような資料を読み、試行錯誤しながら苦労して作品をまとめあげました。

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• 北方領土問題について考える

  

  北方領土問題について考える
  徳島市立上八万中学校3年女子有志
  徳島市立上八万中学校　中学3年　(徳島県 徳島市)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  北方領土問題を知るにつれ、さらに詳しく調べたいと考えました。北方領土近海は世界三大漁場の一つといわれていることや、先住民はアイヌ民族であったことなど、次々と新たな発見があり、みんなで一つのことに取り組んで作り上げた達成感を味わいました。

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• 昔の駄菓子と遊び大追跡

  

  昔の駄菓子と遊び大追跡
  中瀬恵利
  桶川市立桶川西中学校　中学2年　(埼玉県 桶川市)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  昔懐かしい駄菓子と、子どもたちに親しまれた遊びの種類を調べました。図鑑を参考にしたり実際に駄菓子屋に足を運び、駄菓子が作られた年代や味などを調査します。また、駄菓子屋でも販売されているベーゴマやめんこ、おはじきなどの遊び方なども調べました。

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• 紛争の中の子どもたち

  

  紛争の中の子どもたち
  先崎三佳子
  仙台市立茂庭台中学校　中学3年　(宮城県 仙台市)
  1997年(第1回)　優秀賞
  中学校の部　自由課題作品

  現在も、様々な国で起きている紛争。その被害者となった子どもたちに焦点を当てています。戦闘員として戦地に向かった子どもたちや、避難民と言われる、家を失った子どもたち。傷つき苦しんでいる子どもたちを救うための手助けができないか、ユニセフの活動を学習しながら、自分に出来ることは何かを考えます。

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• 明るい未来が見える農業・水産業を考えよう　5年

  

  明るい未来が見える農業・水産業を考えよう　5年
  原　和子
  市川市立中山小学校　　(千葉県 市川市)
  1997年(第1回)　優秀賞
  小学校の部　指導者　

  市の理科センター校に着任した作者は、社会科の芽を育てることを考え、すぐに実行に移します。「これからの食料生産について」をテーマに指導案を作成し、授業を実践しました。

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• みのまわりのてん字

  

  みのまわりのてん字
  鈴木悠紀
  常陸太田市立誉田小学校　小学2年　(茨城県 常陸太田市)
  1997年(第1回)　特別賞
  小学校の部　自由課題作品

  テレビを見て点字のことを知り、身の周りにある点字を探しに行くと、電話ボックスや郵便局、駅の切符を買う機械など、身近なところに点字を見つけることができました。

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• 作品かんたん紹介

4類　理科／算数／医療

• うんちはなぜ茶色なの？

  

  うんちはなぜ茶色なの？
  西野紗世　
  高雄日本人学校小学部　2年　(台湾 )
  2022年(第26回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  「いろいろな色の食べ物を食べるのに、体のどこかで食べ物の色が全部茶色に変わってる？」この疑問解明に邁進。口から肛門までの大パノラマページで見せながら、茶色なのは健康な印（胆汁の色素がつく）という結論に至りました。違う色のうんちが病気のサインであることや、他の生き物のうんちが人と違うことなど、バラエティ豊かに解説します。

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• スマホでバカになるというのは本当か　令和の高校生１５歳が考えてみた

  

  スマホでバカになるというのは本当か　令和の高校生１５歳が考えてみた
  磯眞佳
  東京高等学校　1年　(東京都 大田区)
  2022年(第26回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  デジタルネイティブ第２世代の高校生が、脳のしくみをふまえてスマホ利用と学習の問題と対策を考察。調べてみると、科学的にも脳はスマホ利用の影響が大きく、脳が未発達な10代は特に問題であると判明。利用のルールや解決策がはっきりしない不安によりスマホを悪とするのではと指摘。ネット依存症やモラルにも触れ、今持つべきは心の力だと結びます。

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• もっと知りたい！頭痛の昔と今

  

  もっと知りたい！頭痛の昔と今
  平見奏子
  須磨学園中学校　2年　(兵庫県 )
  2022年(第26回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  まずは紙粘土380gで脳の模型を作り、見て触れる形にして想像力を膨らませます。頭痛のメカニズムを知ると、いよいよ治療法に。古代エジプト、中世ヨーロッパ、2021年の新薬導入と調査し、コロナと頭痛の関係に切り込みます。最終章では梅干しを使った民間療法にも挑戦。「まだまだ頭痛について知られていない、理解されていない」と結びます。

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• ねえ・・・どうしてぼくの顔、さかさまなの？～光のたび～

  

  ねえ・・・どうしてぼくの顔、さかさまなの？～光のたび～
  村山生樹
  三郷市立新和小学校　2年　(埼玉県 三郷市立)
  2022年(第26回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  スプーンには顔が逆さまに映る。興味を持った作者は”変に映るもの”を街中で探します。光の進み方に「直進、反射、屈折」があることを知ると鏡の研究を開始。そこからレンズ、カメラを味わうことで、普段は気にしていない「光の面白さ」を読者に伝えました。なぜ逆さまに映るかを最初に予想し、最後に正しかったかどうかを記述する構成も光りました。

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• 気象予報士への道　～2歩目の夏～

  

  気象予報士への道　～2歩目の夏～
  須﨑栄文
  青梅市立若草小学校　5年　(東京都 青梅市立)
  2022年(第26回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  もっと正確に天気を予想できるようになりたい、と作者は雲、風の観測や天気図の学習を続けています。今回は、郷土資料から自身が暮らす青梅に伝わる天気の諺や地理も学んで、地理は天気に関わりが深いことがわかり、昨年よりも予想が当たるようになりました。いつかは青梅だけでなく周りの地域の天気も予想できるようになりたいと結びます。

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• 終末期医療における自己決定の尊重を実現するためには －尊厳死法制化論争やＡＣＰ導入を通して－

  

  終末期医療における自己決定の尊重を実現するためには －尊厳死法制化論争やＡＣＰ導入を通して－
  横川英輝
  海城高等学校　1年　(東京都 新宿区)
  2022年(第26回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　高校生の部

  延命治療を望まず息を引き取った祖母の思い出を契機に、どうすれば日本で納得いく死が迎えられるかを考える作者が、終末期専門医やノンフィクション作家を取材し、ACP（アドバンス・ケア・プランニング＝前もって医療ケアについて計画を立てておくこと）の可能性を探ります。これからの時代への、真新しく、しっかりとした問題提起となりました。

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• 「早くして」のヒミツをときあかせ‼

  

  「早くして」のヒミツをときあかせ‼
  佐藤　奨太
  豊島区立要小学校　2年　(東京都 豊島区)
  2021年(第25回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  食事やねる前に「早くして」と言われがちな佐藤さん。早くするとどんなトクがあるの？と疑問を抱きます。調べてみると、朝ごはんと睡眠の深い関係が明らかに。早寝早起き、早めの時間に食べることを実践。朝ごはんを抜いてのぞんだ百マス計算では、食べた場合と明らかな違いが！早くすることは自分の成長のために欠かせないことだと発見します。

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• しりたい！うんこのなぞ

  

  しりたい！うんこのなぞ
  長沼　奏汰
  墨田区立錦糸小学校　小学1年　(東京都 墨田区)
  2021年(第25回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　小学生の部(低学年)

  ぼくのうんこはなぜくさい？からスタートしたうんこ研究。うんこの正体、くささの謎、茶色い理由を次々に明らかにしていきます。家族みんなのうんこも毎日記録し、うんこの種類や状態を観察しながら、家族の健康状態を見つめます。食事の内容や運動を取り入れ、家族のうんこ改善にも努めました。その研究熱は、動物園の動物たちにも広がります。

  作品かんたん紹介を読む

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• 骨〜あなたの骨にはカルシウムがたりていますか？〜

  

  骨〜あなたの骨にはカルシウムがたりていますか？〜
  寺田　和奏
  袖ケ浦市立昭和中学校　中学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2020年(第24回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  幼稚園の時からずっと給食で飲んできた牛乳。なぜ給食に出るのか調べたところ、骨を作るカルシウムを効率的に摂取できるものが牛乳であるということを知りました。そこで骨とカルシウムについて、問い、予想、調べ、を繰り返して理解を深め、骨を健康にする生活を提案しました。骨にいいレシピ付です。

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• まった　まった　４年半

  

  まった　まった　４年半
  佐藤　翔斗
  袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2020年(第24回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　　小学生の部(低学年)

  どうしてぼくの前歯は生えてこないの？4年間前歯が生えてこないのが気になって、歯について調べ始めた作者。歯医者さんに取材しながら、歯の仕組みや働き、虫歯の原因や予防法を学びます。そして、ついに生えてきた前歯！歯がいかに大切な役割を担っているか、歯を守っていくことの大切さを伝えます。

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• ぼくの足はどうしてこんなにくさいのか？

  

  ぼくの足はどうしてこんなにくさいのか？
  播磨　壱星
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2019年(第23回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  足のにおいに悩み原因を調べ始めた播磨さん。大学を訪ね電子顕微鏡でくささの正体を探ったり、家でくさくならないための実験を重ねたり、においの探求を深めます。そして日本人は、においを気にするあまり、除菌のしすぎで免疫力が低下している事実も知ります。菌と共存することの大切さも学びました。

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• なにもないとは言わせない!郷土はみ力にあふれてる　～三陸ジオパークのイエローカードが教えてくれたこと～

  

  なにもないとは言わせない!郷土はみ力にあふれてる　～三陸ジオパークのイエローカードが教えてくれたこと～
  杉本　よし埜
  八戸市立根岸小学校　小学6年　(青森県 八戸市)
  2019年(第23回)　観光庁長官賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  地元八戸を含む三陸が「ジオパーク」の認定を取り消されてしまう！？ジオの実態を調べ始めた杉本さんは、地域の人々にジオパークへの理解を深めてもらうため、ポスター作りや、小学生記者として地方紙の記事作成に挑戦。ジオパーク存続のため自分ができることに取り組みながら地域の魅力を発信します。

  作品かんたん紹介を読む

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• ＡＬＳ

  

  ＡＬＳ
  大井　沙羅
  慶應義塾女子高等学校　高校1年　(東京都 )
  2018年(第22回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　　高校生の部

  医療ドラマをきっかけにALSという病を知り、衝撃を受けた大井さん。ALSについて調べるだけでなく、人々にこの病について知ってもらおうと、アイスバケットチャレンジや実際の症例を紹介するとともに、患者の言葉からより深く学びました。将来はALSを治す研究者や医師になりたいと結びます。

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• 『気海観瀾広義』から読み解く川本幸民のはたした役割

  

  『気海観瀾広義』から読み解く川本幸民のはたした役割
  黒田　亮二
  　　(兵庫県 三田市)
  2018年(第22回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　大人の部

  幕末の蘭学者川本(かわもと)幸(こう)民(みん)が著した『気海観瀾(きかいかんらん)広義(こうぎ)』を読み解いて、その出版経緯や内容について紹介し、この訳述書が明治以降の学校で使われた理科教科書に大きな影響を与えたことを解明しました。そして、その内容は現代の理科教科書にまでつながっていることも明らかにしました。

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• 壊れる心～今考える！ネット依存症～

  

  壊れる心～今考える！ネット依存症～
  柳田　亮玖
  袖ケ浦市立平川中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  スマホを取り上げられたことをきっかけに「ネット依存症」について調べはじめた柳田さん。すると他人事ではすまされない依存症の実態やスマホと脳との恐ろしい関係が明らかに。本や新聞記事、専門家への取材で丁寧に情報を集め、依存症にならないためにはどうするかを提案します。

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• ちょうからつくられるうんちは、すごい!!

  

  ちょうからつくられるうんちは、すごい!!
  長浜　希美
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　　小学生の部(低学年)

  同じものを食べているのに家族の「うんち」が違うのはなぜ？疑問に思った長浜さんは、家族のうんちを毎日記録。腸の仕組み、腸内細菌の働きを調べます。腸に良い食べ物や体操を取り入れはじめると、みんなのうんちに変化が！「悪いうんち」を「良いうんち」に変える方法を発見しました。

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• X ray

  

  X ray
  大井沙羅
  文京区立文林中学校　中学3年　(東京都 文京区)
  2017年(第21回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習英語部門　中学生の部

  骨折した時にお世話になったX線写真。あるときJAXAに行ったらX線の解説があってびっくり。X線の観測法や使われ方など様々な疑問を調べるうちに、X線に対するイメージが「医療」から「天文」へと変化しました。Ｘ線は身近な存在であると理解を深め、宇宙への興味も広がりました。

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• 月の魅力 神秘・魔力

  

  月の魅力 神秘・魔力
  田口夏帆
  座間市立相模野小学校　小学5年　(神奈川県 座間市)
  2017年(第21回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  「牛の出産は満月の日に多い」。目にした論文をきっかけに、生物と月の満ち欠けの関係を調べ始めます。牧場、動物園、水族館を訪ね、出産年月日と月齢表をつき合わせる手法でデータを充実させ、「出産は月の引力と関係する」という仮説を、最初の論文の研究者にも伝えました。

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• 道具か?神か?～搗き石はなにも語らないけど～

  

  道具か?神か?～搗き石はなにも語らないけど～
  戸田　弦
  茅野市立永明中学校　中学1年　(長野県 茅野市)
  2016年(第20回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  祖父母の家のリフォーム中に仏壇や神棚辺りの床下から現れた2つの石。片方は丸く、もう片方は細長い。これは石器？ それとも信仰にまつわるもの？ 予想を立て、実験やインタビューも交え、2つの石は一体何かを考察する中で、祖先の人々へも思いを馳せました。

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• 恐竜について考えた　2016年夏～櫻井親子の恐竜学～

  

  恐竜について考えた　2016年夏～櫻井親子の恐竜学～
  櫻井悠成（三田市立あかしあ台小学校3年）・櫻井恵美（母）
  三田市立あかしあ台小学校　小学3年　(兵庫県 三田市)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　子どもと大人の部

  櫻井さん親子は互いに興味のあるテーマを出し合い、恐竜について調べることにしました。恐竜は何を食べ、なぜ絶滅したのかなど、図書館や博物館を訪れて調べ、専門家にも話を聞きます。調べる楽しさと発見の連続で、出会った人々や訪れた場所を通して学習が深まりました。

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• チャイルド・ライフ・スペシャリストは病院に必要か−欧米の「遊びケア」との比較を通して−

  

  チャイルド・ライフ・スペシャリストは病院に必要か−欧米の「遊びケア」との比較を通して−
  青木杏奈
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　高校生の部

  医療をサポートするさまざまな専門職のひとつ「チャイルド・ライフ・スペシャリスト（CLS）」。米国では質の高い小児医療のために欠かせない要素とされていますが、日本ではまだまだ認知度が低いこの職業の必要性を、2人のCLSへのインタビューなどを通じて解き明かします。

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• 届け!!この想い　日本酒に放射線を防護する力がある?!真実へのぼくの挑戦

  

  届け!!この想い　日本酒に放射線を防護する力がある?!真実へのぼくの挑戦
  遠山晃大朗
  市原市立姉崎中学校　中学1年　(千葉県 市原市)
  2016年(第20回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  遠山さんは、2年間かけて導き出した「日本酒には放射線による害を防ぐ効果がある」という仮説を携え、テーマの原点となった福島県大熊町を訪ねました。小学生時代から続ける学習で得た知識と、調べる学習が引き寄せてくれた多くの出会いが、今回のテーマにつながりました。

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• 在宅緩和ケアが導く“理想の死”とは−変わる終末期医療のあり方−

  

  在宅緩和ケアが導く“理想の死”とは−変わる終末期医療のあり方−
  髙井　駿
  清教学園高等学校　高校3年　(大阪府 河内長野市)
  2015年(第19回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　高校生の部

  現代医療の進歩によってもたらされた、人間の死にまつわる諸問題についてアプローチしました。終末期における延命治療や安楽死問題、日本人の罹患率が高いがんの治療と緩和ケアなどについて取り上げ、人間にとっての「理想の死」とは何かを考察しました。

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• かゆいアトピーのなぞをおえ

  

  かゆいアトピーのなぞをおえ
  日原知佳
  板橋区立板橋第五小学校　小学2年　(東京都 板橋区)
  2015年(第19回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部

  東京に住む日原さんは、夏休みに岩手へ行った際、いつもは症状の出るアトピーがぴたりと止まったことにビックリしました。東京と岩手とで、何か違いがあるのではないかとにらみます。アトピーの原因を調べていくと、カビやダニ、空気の汚れなどが関係していることがわかりました。

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• 「おーいでてこーい」−未来は私達の手の中にあることを信じて−

  

  「おーいでてこーい」−未来は私達の手の中にあることを信じて−
  關　まこ
  金沢大学人間社会学域学校教育学類附属中学校　中学2年　(石川県 白山市)
  2015年(第19回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  国語の授業で、星新一の「おーいでてこーい」に触れ、環境問題に高い関心を寄せた關さんは、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素排出の問題に目を向けました。原発はクリーンエネルギーと呼べるのか調査し、環境大国ドイツと日本の地球温暖化対策を比較しました。

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• なぜ看護師は白衣の天使とよばれるのか〜天使の任務と看護師の歴史の研究〜

  

  なぜ看護師は白衣の天使とよばれるのか〜天使の任務と看護師の歴史の研究〜
  近藤佑哉
  関西学院高等部　高校3年　(兵庫県 西宮市)
  2014年(第18回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  自らの入院体験から「なぜ看護師は白衣の天使とよばれるのか」を検証。天使の発祥と歴史、イメージの検証から始まり、看護師の職務と白衣の持つ意義、「白衣の天使」の由来と考えられるナイチンゲールの生涯、看護師を取り巻く現代の問題まで考察しました。

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• 赤いろなぜきえちゃうの?〜色あせのふしぎ〜

  

  赤いろなぜきえちゃうの?〜色あせのふしぎ〜
  白石知行
  板橋区立若木小学校　小学2年　(東京都 板橋区)
  2014年(第18回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部（低学年）

  本棚に置いてある本の背表紙が、時間が経つと薄くなるのはなぜだろう？　という疑問から、身の回りのもので色あせしているものがないかを探してみることに。すると、赤色のものは黒色に比べて、色が薄くなりやすいことに気が付きました。原因を解明します。

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• ぼくが魅た水　すべてはここから始まった!!〜そして今ぼくも水にたどりついた〜

  

  ぼくが魅た水　すべてはここから始まった!!〜そして今ぼくも水にたどりついた〜
  遠山晃大朗
  市原市立姉崎小学校　小学5年　(千葉県 市原市)
  2014年(第18回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部（高学年）

  水はいつ、どのように現れたんだろう？　水の中に手を沈めると、指が短く見えるのはなぜだろう？　人間の体には水がどれだけ必要なのだろう？　おいしい水ってどんな水？　水にまつわる4つの疑問に対して予想を立て、一つ一つじっくりと検証していきます。

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• 想像してみて下さい　笑顔がいっぱいの世界を　石川発‐Earth doctor‐

  

  想像してみて下さい　笑顔がいっぱいの世界を　石川発‐Earth doctor‐
  關　まこ
  金沢大学人間社会学域学校教育学類附属中学校　中学1年　(石川県 白山市)
  2014年(第18回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　中学生の部

  春休みに出合った、一冊の本「あなたが世界を変える日」。そこには、わずか12歳の少女が、環境サミットで語った伝説のスピーチについて書かれていました。衝撃を受けた關さん。地球温暖化問題を深刻にとらえ、今自分にできることは何かを提示しました。

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• 恒星活動と地球環境

  

  恒星活動と地球環境
  打海将平
  関西大学高等部　高校3年　(大阪府 高槻市)
  2013年(第17回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  -　高校生の部

  小学生から興味を抱いてきた宇宙。恒星のスケールの大きさに惹かれ、未だ謎の多い太陽の活動について論を展開しました。黒点の観測結果を専門機関のデータと照合し関係性を探ります。

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• 光の秘密

  

  光の秘密
  矢萩　涼
  那須塩原市立厚崎中学校　中学2年　(栃木県 那須塩原市)
  2013年(第17回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  -　中学生の部

  矢萩くんは科学、特に電気に興味があります。色と光の三原色を入り口に光そのものを知りたいと、資料を手に再現実験を試みました。調べたことを直接確かめた驚きと感動を伝えます。

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• こわい!きらい!でも知りたい!?ぶりおこし〜未来まで　雷大研究

  

  こわい!きらい!でも知りたい!?ぶりおこし〜未来まで　雷大研究
  岩倉光理
  白山市立千代野小学校　小学3年　(石川県 白山市)
  2013年(第17回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　小学生の部（中学年）

  雷が日本一多い地元石川では、冬の雷鳴を「ぶりおこし」と呼びます。寝ていた鰤を起こすという北陸の風物詩、雷の正体について、統計や実験、伝承も交えて解明していきます。

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• 気になる気になる天気よほう　あしたの天気はなんだろな

  

  気になる気になる天気よほう　あしたの天気はなんだろな
  川井一真
  市原市立姉崎小学校　小学1年　(千葉県 市原市)
  2013年(第17回)　文部科学大臣賞
  -　小学生の部（低学年）

  一真くんは幼稚園の頃から天気予報をみるのが大好き。予報はだれがどうやって決めているのかな？　本で調べ昔ながらの知恵を取材し、気象科学館や銚子気象台で観測方法を見学します。

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• 日本人女性の声は低音化するか

  

  日本人女性の声は低音化するか
  西川裕里香
  渋谷教育学園渋谷高等学校　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2012年(第16回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  -　高校生の部

  日本の若い女性の声はこれからも低音化していくのか。「日本人の嗜好の変化による女性意識の変化」がその原因であるという仮説を、アンケートや文献から検証していきます。

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• 火山のおいたち（なりたち）

  

  火山のおいたち（なりたち）
  田口和樹(社会人)・仲濱佳穗(群馬大学教育学部3年)
  群馬大学教育学部　大学3年　(群馬県 前橋市)
  2012年(第16回)　優秀賞・読売新聞社賞
  -　大人の部

  手話サークルで出会った田口さんと大学生の仲濱さん。手話による会話の中で田口さんが火山好きであることを知った仲濱さんは、一緒に図書館で調べ作品にまとめました。

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• そらはどうしてきれいなの?そらをおいかけたぼくとままのなつやすみ

  

  そらはどうしてきれいなの?そらをおいかけたぼくとままのなつやすみ
  石橋　潤（袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校1年）・石橋由香（母）
  袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校　小学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2012年(第16回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　子どもと大人の部

  いつでも見ることのできる雲に、不思議を感じてきた由香さん。潤くんの「そらはどうしてきれいなの？」という好奇心に触発されて、ふたりで空を追いかけます。

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• 日本の医療はどこに向かうのか?〜医療ツーリズムを中心として〜

  

  日本の医療はどこに向かうのか?〜医療ツーリズムを中心として〜
  宮島俊介
  青山学院高等部　高校2年　(東京都 渋谷区)
  2011年(第15回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　高校生の部

  家族の旅行先での病気をきっかけに渡航先での医療に関心を持ち、そこから日本における治療のための旅行”医療ツーリズム”を考察する。海外の患者受け入れ体制を海外と比較しメリット・デメリットを指摘。千葉県鴨川市の亀田総合病院にインタビューし具体的な実践事例を紹介している。

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• 消えた・・・?富津岬のしっぽ

  

  消えた・・・?富津岬のしっぽ
  坪井比呂
  袖ケ浦市立蔵波中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2011年(第15回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　中学生の部

  坪井くんは、千葉県富津岬に行って、お父さん、おじいさんの話から、かつて岬の先にある第一海堡まで陸続きになっていたことを知ります。なぜその砂浜「岬のしっぽ」が消えたのか。４つの説を立てて検証していきます。「地球温暖化」「大型台風」「地震」「人的影響」をひとつずつ、資料をあがりながら検証していきます。しかし資料だけでは机上の結論となってしまう。坪井くんは装置を製作し、自分の説の正当性を実験で確かめていきます。

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• 鼾　ハナカワク?いびきはひびくよどこまでも

  

  鼾　ハナカワク?いびきはひびくよどこまでも
  大澤曉人
  豊島区立池袋第三小学校　小学5年　(東京都 豊島区)
  2011年(第15回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部（高学年）

  ある夜、お父さんがかく、ものすごい いびきの音で目が覚めた曉人くん。いびきってなんだろう。そして家族みんな同じ生活をしているのに、なぜお父さんだけいびきをかくのかな。おばあさんに聞いてみると、お父さんは子どもの頃いびきをかいていなかったそう。今の生活のなかの何かがいびきをかく原因のはず、と暁人くんは仮説を立て、いびき対策を調べ始めます。

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• ん〜やっぱりこの味・この香り　なんでこんなに幸せな気持ちになるの?私を幸せにしてくれるのはだれ?2011年私の幸せさがしの旅がはじまった

  

  ん〜やっぱりこの味・この香り　なんでこんなに幸せな気持ちになるの?私を幸せにしてくれるのはだれ?2011年私の幸せさがしの旅がはじまった
  關　まこ
  白山市立東明小学校　小学4年　(石川県 白山市)
  2011年(第15回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部（中学年）

  お母さんがつくってくれるお味噌汁が大好きな まこさん。習っている水泳の練習から帰って、だしのいい匂いを吸い込みながらおつゆを飲むと、なんともいえない幸せな気持ちになります。この「幸せな気持ち」のもとはなんだろう。味噌やだし、赤ちゃんのときに飲んだおっぱいや離乳食……。行きつけの松任図書館でレファレンスを受け本棚をめぐりながら まこさんの調べは広がり、味覚と匂いの関係にたどり着きます。

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• ちょうせん!大きなしゃぼん玉!

  

  ちょうせん!大きなしゃぼん玉!
  稲葉　麗
  市原市立姉崎小学校　小学2年　(千葉県 市原市)
  2010年(第14回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  科学技術館で大きなシャボン玉を見た麗さんは、自分で大きなしゃぼん玉をつくってみたくなりました。図書館で本を調べ、試行錯誤しながらしゃぼん玉作りに挑戦した様子が生き生きと描かれています。

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• 2つの機能は違うのに（耳と鼻）

  

  2つの機能は違うのに（耳と鼻）
  大野元暉
  市原市立姉崎小学校　小学4年　(千葉県 市原市)
  2010年(第14回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  風邪を引いて鼻をかむとき、耳が痛くなることがあります。あれ？でも鼻と耳は別ものだよな？？と元暉くんは疑問を抱きます。別のはたらきをしているように思える鼻と耳の秘密を暴くべく、元暉くんは市原市立中央図書館で調べ始めます。

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• 志命−崩シテナルモノカ

  

  志命−崩シテナルモノカ
  三浦颯人
  麻布中学校　中学3年　(東京都 港区)
  2010年(第14回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　中学生の部

  医師を目指す三浦くんが今年選んだテーマは「医療崩壊問題」。日本の医療を今後どのように守ることができるのか。医師不足や厳しい勤務の実情を文献調査し、現役医師へのインタビューを行いました。政治的な観点から医療問題を考察するため、主要各党のマニュフェストを比較、自由民主党総裁・谷垣禎一氏への取材も試みています。

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• 地図〜丸い地球を地図にする〜

  

  地図〜丸い地球を地図にする〜
  山口一帆
  袖ケ浦市立蔵波中学校　中学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2009年(第13回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べ学習部門　中学生の部

  GooglEarthや地図帳を見るのが大好きな山口くんは、「最初に地図をつくった人は何を基準に地図をえがいたのか」「僕でも地図をつくれるか」と疑問を抱きます。地図の歴史、種類、測量方法、伊能忠敬の足跡を調べていきます。

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• 探そう!ビルの化石探検隊

  

  探そう!ビルの化石探検隊
  滿園真佑子
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2009年(第13回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べ学習部門　小学生の部

  家族で出掛けた東京の丸ビルで、壁に「アンモナイトの化石」を見つけた真佑子さん。「こんなところに化石があるの？」と驚き、「ビルの化石」を探しに出掛けます。ところで、化石ってなんだろう。身近なところにある古代を探検していく作品です。

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• ほね

  

  ほね
  柿木孝介
  府中市立府中第二小学校　小学2年　(東京都 府中市)
  2009年(第13回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べ学習部門　小学生の部

  足を骨折し、入院して手術することになった孝介くんは、「入院にっき」をつけます。退院後、「どうして骨が折れたのか」「骨を強くするためには」など府中市立中央図書館で調べていきます。

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• はえてきたギザギザのおとなのは

  

  はえてきたギザギザのおとなのは
  圡井玉恵
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2009年(第13回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べ学習部門　小学生の部

  生えてきたばかりの大人の歯。その先端がギザギザしていることに気付いた玉恵ちゃん。どうしてギザギザなのかな？みんなの歯はどうなのかな？家族や友だちなど1歳から63歳まで、24人の歯を観察、図書館の本で調べ、いろいろな人に質問し、「人の歯」がギザギザしている意味を考えます。

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• 大事な心臓ありがとう

  

  大事な心臓ありがとう
  大野元暉
  市原市立姉崎小学校　小学3年　(千葉県 市原市)
  2009年(第13回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べ学習部門　小学生の部

  心臓の手術をすることになった元暉くん。普段あまり考えたことがなかったけれど、心臓ってどのような働きをしているのかな。ぼくの心臓はどうなっているのだろう。市原市立中央図書館、学校図書館の本で調べ、入院の体験をも十二分に活かした作品です。

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• 涙はどうしてしょっぱいの?〜感動の涙はどんなあじ?〜

  

  涙はどうしてしょっぱいの?〜感動の涙はどんなあじ?〜
  小河葉月
  立教女学院小学校　小学2年　(東京都 杉並区)
  2009年(第13回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べ学習部門　小学生の部

  「涙はどうしてしょっぱいの？」お母さんに叱られて泣きながら、そんな疑問を抱いた葉月さん。「涙が出る仕組み」「嬉しいときも涙が出るのはなぜ」など調べ、さらに推薦された「泣ける本」を読んで「感動の涙はどんな味か」を味わう実験もしていきます。

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• 乗り物酔い克服大作戦!

  

  乗り物酔い克服大作戦!
  大久保徳之新
  文京区立明化小学校　小学6年　(東京都 文京区)
  2009年(第13回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  調べ学習部門　小学生の部

  小さいころから乗り物酔いに苦しんだ徳之新くん。「もう酔って吐くのはいやだ！」乗り物酔いのメカニズム、酔わないためにはどうしたら良いか、を調べていきます。

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• きょうりゅうの顔のあな

  

  きょうりゅうの顔のあな
  宮﨑法大
  豊島区立目白小学校　小学2年　(東京都 豊島区)
  2008年(第12回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  学校部門　小学生の部

  恐竜が大好きで、ときどき博物館にいく法大くんは、「頭の骨にあいているたくさんの穴」が気になって仕方ありません。予想をしてから、恐竜の頭の骨について、調べていきます。

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• だ液のひみつ〜だ液の世界へようこそ〜

  

  だ液のひみつ〜だ液の世界へようこそ〜
  大久保徳之新
  文京区立明化小学校　小学5年　(東京都 文京区)
  2008年(第12回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  自分の口の中にいつもあるだ液。何のためにあるのか興味を持った徳之新くんは図書館に行きました。司書さんが百科事典で調べるといい、と教えてくれますが、百科事典で調べると、もっと疑問がわいてきて・・・・・・。新しくできた疑問を、徳之新くんはどんどん追求していきます。

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• お月さまはぼくのことがすき?どうしてついてくるんだろう!

  

  お月さまはぼくのことがすき?どうしてついてくるんだろう!
  竪石鼓太郎
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2008年(第12回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  ぼくが歩くと、お月さまがついてくる。どうしてなんだろう？本で調べても難しいことばかりだったけれど、２年生の自分なりにお月さまの不思議をいっぱい調べました。

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• 星物語〜Star with Human Beings〜

  

  星物語〜Star with Human Beings〜
  舘　沙央里
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校2年　(青森県 八戸市)
  2007年(第11回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  学校部門　高校生の部

  幼いころから星に興味を持ち続けていた作者。神秘的な星の魅力や美しさに、ほっと心が和むと言います。太古の昔、人々は星空を見上げながらどんな思いを馳せたのだろう。人間と星とのつながりを知りたいと考え、調べを進めていくと、地元ゆかりの人物で、アマチュア天文家として世界でただ一人、ハレー彗星発見という偉業を成し遂げた、前原寅吉に辿りつきました。

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• 明るい明日を迎えるために　Medical Care

  

  明るい明日を迎えるために　Medical Care
  小川真紀
  袖ケ浦市立平川中学校　中学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2007年(第11回)　優秀賞・日本図書出版協会賞
  学校部門　中学生の部

  作者の祖々父は、医院の車夫をつとめ人びとの命を救う手助けを担っていました。医療に興味をもち、将来は看護師を目指している作者は、医療の歴史について考察を重ねます。医療を支える仕事の種類や、高度先進医療とは何か、また日本の救急医療システムについても調べてみました。

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• 雲の話　空に雲を書きたいな!

  

  雲の話　空に雲を書きたいな!
  乙幡幸千恵
  東京学芸大学附属小金井小学校　小学3年　(東京都 小金井市)
  2007年(第11回)　優秀賞・日本図書出版協会賞
  学校部門　小学生の部

  ふと見上げた空があまりに美しく、感動した作者は、空に浮かぶ雲を見て、様々な疑問を持ちました。大気中の水分が凝結して、小さな氷の結晶や水の粒になり、それが集まってできたものが雲。本で調べた、雲を作る実験にも挑戦し、雲がどのようにしてつくられるのかを学習しました。

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• 「地球」のはじまり−「鎖国」時代に日本人は「地球」が球であることをどう受け入れたか

  

  「地球」のはじまり−「鎖国」時代に日本人は「地球」が球であることをどう受け入れたか
  小海　祈
  杉並区立神明中学校　中学2年　(東京都 杉並区)
  2007年(第11回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　中学生の部

  英語のEarthには、「丸い」「球」という意味はありません。しかし、日本語の地球には、「球」という言葉が入っています。江戸時代後半には、地球という呼び方が広く浸透していたことから、どのように情報が受け入れられ、広まっていったのかその経緯を調べてみることに。伊能忠敬の測量が「地球」観と深い関係を持っていたことに気づきました。

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• 和算の研究

  

  和算の研究
  片山　陸
  慶應義塾普通部　中学2年　(神奈川県 横浜市)
  2007年(第11回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　中学生の部

  新聞で、関孝和という文字が目に入り、それが学習のきっかけになりました。和算とは、江戸時代に日本で独自に発達した数学です。当時、一般庶民にも親しまれた和算の歴史をたどります。江戸時代、額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納した「算額」を見るため、実際に神社やお寺に足を運び、自身で問題を解くことにもチャレンジしました。当時の人びとは時間にとらわれることなく、数学を楽しんでいたことを学びました。

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• アンモナイトの世界

  

  アンモナイトの世界
  菊地智慧
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校1年　(青森県 八戸市)
  2006年(第10回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　高校生の部

  国立科学博物館主催イベントに参加し、アンモナイトの発掘を北海道中川町にて体験。北海道は世界的に有名な産出地で、１３５百万年前から６５百万年前にかけて生息していたアンモナイトを発掘し、日本全国や全世界の分布と比較する研究が続けられています。アンモナイトはイカやタコの仲間。螺旋状に巻くだけではなく、巻きが解けたり、伸びたりと形状は様々で１７０ｃｍを超えるものも発掘され、縫合線などの模様から１万種類に分類されています。メノウ化、方解石化、カルサイト化など化石になるまでの物質の変化。食性、生活様式、生息場所などアンモナイトの生態などを調べます。

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• 黒耀石研究

  

  黒耀石研究
  小海　祈
  杉並区立神明中学校　中学1年　(東京都 杉並区)
  2006年(第10回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　中学生の部

  隣の中学校の敷地から約３０００年前の竪穴式住居跡が見つかり、そこから神津島の黒耀石が発掘された。わざわざ丸太をくりぬいた船で運んだらしい。そこまでして黒耀石が運ばれたのはなぜなのか？　黒耀石の原産地は１００以上あり、２万年前から日本各地に黒耀石が運ばれていたようだ。区の遺跡から出土した黒耀石は、信州と神津島産ということで原産地に行ってみる。原産地には不思議と星がつく地名が多いことや、一般的には黒曜石と書くが作者が耀を採用したいきさつ、また、出土品や本の説明から石器時代の生活のイメージを広げ、黒耀石が物を切ったり刺したりするためのナイフ、やじり、斧などに使われ生活に欠かせないものであったことを知る。

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• 星ってほんとに☆なの?

  

  星ってほんとに☆なの?
  田中巴那
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  大好きな星。そういえば星って、本当に☆の形をしているの？　それに色は何色？　調べてみたら☆は記号のひとつで、実際はボールのような丸い形をしていることがわかりました。じゃあ、色は？　図書館の本で調べたら、星は燃料の水やガスを燃やしながら輝き続けることを知り、その温度で色が変わることがわかりました。「星」に焦点を合わせ、図書館の本やインターネット、天文台の見学、クラスメイトへのアンケートなど、色々な方法でじっくり調べました。

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• どうしてねなくちゃいけないの?

  

  どうしてねなくちゃいけないの?
  福田亮子
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部

  ちっとも眠くないのにどうして大人は子どもに「早く寝なさい」と言うのだろう？　もしも朝まで眠らなかったらどうなってしまうのかな？　思い切って「眠らない」ことにチャレンジしてみました。でも眠さには勝てず実験失敗。眠りにはどんな秘密があるの？　ずっと眠らないでいると人間はどうなるの？　調べた結果、眠っている間に体は神経細胞の修理をしたり、成長するために欠かせないホルモンを出していることがわかりました。実験は失敗したけど、眠ることや太陽の光をあびて体を動かすことは、大きくなるためにはとても大事だという事がよくわかりました。

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• 薬害エイズ訴訟にみる「過失の認定」とは

  

  薬害エイズ訴訟にみる「過失の認定」とは
  石川佳代
  茗溪学園高等学校　高校3年　(茨城県 つくば市)
  2005年(第9回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　高校生の部

  薬害を未然に防ぐ、また、既存の医療用薬に危険性が予見される場合は、その対策を速やかに行い、事故を最小限に抑えることが国、製薬会社に課せられています。事故が起こった場合、どこまでを過失とするのか？　過失責任の本質を追究していきます。

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• はっ!たつ　あるく　どうやって?

  

  はっ!たつ　あるく　どうやって?
  荻野真里奈
  袖ケ浦市立昭和中学校　中学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2005年(第9回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　中学生の部

  体を支え、歩くという一見簡単な行為。調べていくと骨格と筋肉、脳、足の複雑な組み合わせで歩くことがわかります。赤ん坊の首の座りから歩けるまでの変化と感動を、母親たちのアンケート調査から知り、歩けることの幸せ、歩く楽しみ方などと続いていきます。

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• 添加物について

  

  添加物について
  長瀬百合子
  山梨英和中学校　中学2年　(山梨県 甲府市)
  2004年(第8回)　優秀賞　図書館の学校賞
  学校部門　中学生の部

  食品の保存や、色・味などの品質改良のために用いられる様々な添加物について、用途や人体への影響を細かく調べました。身近な食品の多くに、毒性のある添加物が含まれていることを知り、食の安全について問題意識を高めていきます。そして無添加の食品とも比較し、その安全性を実感しながらも、添加物の利点を考えると、長瀬さんはどう結論づけるか迷います。安心で安全な食生活を送るには、私たちはどうしたらよいのでしょうか。

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• へその緒

  

  へその緒
  奥井カレン
  横須賀市立田戸小学校　小学1年　(神奈川県 横須賀市)
  2004年(第8回)　優秀賞　図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  私の体の真ん中にある「おへそ」って何だろう？　お母さんのおなかにいる時の様子をお医者様であるお父さんに教えてもらいながら、おへその正体「へその緒」について調べました。お母さんからへその緒を通して栄養をもらって大きくなったことへの驚きと、感謝の気持ちが芽生えます。家族との温かい絆に包まれながら、命の不思議さや大切さを学んでいった作品です。

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• 暑い夏（異常気象?）どうする?

  

  暑い夏（異常気象?）どうする?
  _永祥子
  袖ケ浦市立昭和中学校　中学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2004年(第8回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　中学生の部

  昨年夏の記録的な猛暑はなぜ起きたの？　作者はその原因について調べてみようと思いました。そして、私たちの生活を便利にするために使われる、たくさんのエネルギーが原因だと知り、地球の恵まれた環境を守るためには、ひとりひとりの心がけが大切だと実感します。

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• おいしい水

  

  おいしい水
  向山茉里
  山梨英和中学校　中学2年　(山梨県 甲府市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　中学生の部

  生活に欠かせない大切な水。市販の水はおいしくて、水道水はおいしくない？　おいしい水の条件とは？　調査を進めると、地元甲府の水道水が日本一おいしいというデータが・・・。市販の水の飲み比べ、名水を訪ねての水質検査にも挑戦した作者は、水を守るためには周囲の自然環境も大切であることを学びます。

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• 音をしらべて楽きを作ろう!

  

  音をしらべて楽きを作ろう!
  長谷川友理香
  豊島区立清和小学校　小学2年　(東京都 豊島区)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　小学生の部

  楽器のドレミファはどうやって作られているのでしょうか。けんばんの長さや、コップの水の深さと音との関係は？　糸電話やお琴、スプーン・・・いろんなものを使って実験をしながら、波としての音の性質を作者は学び、手作りの楽器づくりにも挑戦するのでした。

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• うくかしずむか

  

  うくかしずむか
  大善貴裕
  文京区立湯島小学校　小学2年　(東京都 文京区)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  野菜を洗っていると、ナスが浮いてジャガイモが沈みました。いろんなものがどうして浮いたり沈んだりするのでしょうか。大きさを変えたら？　塩水に入れたら？　こぼれた水の重さとくらべたら…？身の回りのものを使って、実験を繰り返しながら、ものの浮き沈みのなぞにせまります。

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• ふしぎはっけん　親子自由研究

  

  ふしぎはっけん　親子自由研究
  鉄川ちひろ(小学2年)・鉄川広美(母)
  　小学2年　(長崎県 上五島町)
  2002年(第6回)　佳作
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  夏休みの間、日々疑問に思ったことや気がついたことなどを、日記のように記していきます。家の玄関でたまたま見つけた青虫を育ててみたり、雨戸にくっついていたクモの卵を発見して観察してみたり、夏の間にやってくる台風に疑問を感じたりと、植物や生物、気象など幅広く様々なことを親子で調べました。

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• 太古の生物　恐竜の姿を探る

  

  太古の生物　恐竜の姿を探る
  椿　勇介
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2002年(第6回)　佳作
  学校部門　小学生の部

  恐竜博に行った作者は、セイスモサウルスの骨格を見てビックリ。こんなに大きな生き物が地球上に存在していたとは！　化石は全体の３０％程度しか見つかっていなかったのに、どうやって復元したのだろう？　調査してみると、発掘作業はとても大変で、想像以上の時間や費用がかかることがわかりました。また、新たな学説や発見によって、推測される恐竜の姿が今後も異なっていくかもしれない、と述べています。

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• 今、食が危ない!?

  

  今、食が危ない!?
  松橋明裕子
  八戸聖ウルスラ学院高等学校　高校2年　(青森県 八戸市)
  2001年(第5回)　優秀賞
  学校部門　高校生の部　課題

  食品添加物について、消費者の立場から食品を調査し、学んだレポート。過去の食品公害からはじまって、現在の食品の問題点、添加物・農薬・遺伝子組み換え食品・・・と様々な角度から資料やインターネットを使って食品事情を調べ、商品を手に入れてその表示を丹念に調査してゆきます。

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• 砂漠化

  

  砂漠化
  小口昌子
  山梨英和中学校　中学2年　(山梨県 甲府市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　中学生の部　課題

  環境問題、砂漠化に興味を持った作者は、なぜ砂漠化が進行するのか、くい止めるにはどうしたよいか、世界ではどんな取り組みがなされているのか、様々な資料を読み解き、感想や意見を織りこんでいきます。

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• ハンセン病とは?−ハンセン病の島・長島愛生園を訪ねて−

  

  ハンセン病とは?−ハンセン病の島・長島愛生園を訪ねて−
  加藤太郎
  各務原市立鵜沼中学校　中学1年　(岐阜県 各務原市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　中学生の部　自由課題

  ハンセン病訴訟のニュースを見た作者は、これまで知ることのなかったこの病気と、訴訟の背景に興味を持ちました。ハンセン病とはなにか。らい予防法と隔離の歴史・差別はどのようなものであったのか。作者は岡山県の長島愛生園を訪ね、図書を通じて、またインターネットを使って調査してゆきます。

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• 形の不思議−丸い形を探る−

  

  形の不思議−丸い形を探る−
  平田友香
  袖ケ浦市立昭和中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2001年(第5回)　優秀賞
  学校部門　中学生の部　自由課題

  水滴から果物、ボール、ガスタンク、そして地球にいたるまで、世の中には丸いものがいっぱい。数学の授業で「くらしの中の数学」について考えた作者は、身の周りの丸いもの探しと、その丸さの理由や合理性を、図書やインターネットを駆使して調査してゆきます。

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• 干潟で遊んで−江戸川放水路−

  

  干潟で遊んで−江戸川放水路−
  西澤也花実
  市川市立塩浜小学校　小学5年　(千葉県 市川市)
  2001年(第5回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部　課題

  江戸川放水路で楽しく遊んだ作者は、干潟のたくさんの生き物たちに驚いてしまいます。貝、カニ、クラゲ、鳥、植物、プランクトン・・・。図書館や博物館で干潟や生き物について調べてゆくうちに、作者の興味は東京湾の干潟、ラムサール条約…と海辺の自然環境の保護へと広がってゆきます。

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• ツボ

  

  ツボ
  金澤希依
  山梨英和中学校　中学2年　(山梨県 甲府市)
  2000年(第4回)　優秀賞
  学校部門　中学校の部　課題

  「なぜ、背中を押して胃の痛みがとれるのか？」興味を持った作者は、ツボと東洋医学などについて調べつつ、専門家にインタビューをしたり、アンケート調査をしたり、おかあさんのツボで効果を調べたりと、様々な角度から学びます。

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• 糖の影響と秘密

  

  糖の影響と秘密
  渡辺　賢
  瑞浪市立日吉中学校　中学1年　(岐阜県 瑞浪市)
  2000年(第4回)　優秀賞・審査委員特別賞
  学校部門　パソコンの部

  糖分が植物の成長にどのような影響をおよぼすのか、その実験からはじまった研究は、糖に関するインターネットでの調査を通じて、キシリトールをめぐる虫歯の研究へと展開します。Ｅメールのやりとりを通じて、虫歯の研究者の助言を得ながら実験を行い、キシリトールの効果について検証していきます。

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• 脳

  

  脳
  稲場真由美・磯村明子
  桜丘女子高等学校　高校3年　(東京都 北区)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　パソコンを使った調べる学習賞

  人間の脳には、日頃使われていない潜在能力があると言われています。そんな脳に着目し、特に右脳をもっと活用するための方法などを調べました。頭に良いと言われる食べ物や、ボケ防止のためにできることなど、普段から意識的に取り組めることを挙げました。

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• クジラの化石が残してくれたもの

  

  クジラの化石が残してくれたもの
  伊野和貴子
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学4年　(青森県 八戸市)
  1999年(第3回)　優秀賞
  学校の部　パソコンを使った調べる学習賞

  ある日新聞を見ていると、八戸でクジラの化石が発見されたという記事を目にしました。自分が住んでいる場所の近くで化石が見つかったことに驚きます。化石の種類や、どうやって化石が作られていくのかなどを一つ一つ調べていき、クジラの調査をしている先生からも話を伺いました。調べを通して、他の化石についても調べてみたい、というさらなる好奇心が芽生えました。

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• 過酸化水素爆発事故

  

  過酸化水素爆発事故
  富樫陽子
  跡見学園高等学校　高校3年　(東京都 文京区)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　高等学校　自由課題

  高校で理系を選択している作者は、過酸化水素水の入ったタンクローリー車が高速道路を走行中に爆発するという事故があったことに関心をもちました。高校までの化学で学んだ事を最大限に活用し、本や新聞などから情報を得て事故を深く理解するとともに、事故の問題点や解決策を見いだすべく考察を重ねました。

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• 水不思議物語

  

  水不思議物語
  高橋美津希
  小杉町立太閤山小学校　小学4年　(富山県 小杉町)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　小学校　課題

  学校の司書の先生に、水に関するブックトークをしてもらったことがきっかけで、調べ学習をスタートしました。人間は水の中では息ができないのに、どうして魚は平気なの？　その疑問を解決するために、魚のうろこやえらについて調べ、人間の肺呼吸との比較を行いました。

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• ほねほねはかせ

  

  ほねほねはかせ
  山本将之
  池田町立温知小学校　小学2年　(岐阜県 池田町)
  1999年(第3回)　佳作
  学校の部　小学校　自由課題

  自身が腕を骨折したことから、どうすればもっと骨を丈夫にすることが出来るか知りたいと考え、調べ学習を始めました。骨がカルシウムやタンパク質などから形成されていることを初めて学び、日ごろから食べ物に気を付けたり、運動を心がけていきたいと感想を述べています。

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• 「ダウン症」について～神様からの送り人～

  

  「ダウン症」について～神様からの送り人～
  緒方仁美
  福岡市立野間中学校　中学2年　(福岡県 福岡市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　中学校　自由課題

  ガールスカウトの経験を通して、障害をもつ人の役に立ちたいと考えるようになった作者。ダウン症に関する本を読む機会を得ました。周囲の友達はダウン症について知らない人が多く、そのことにショックを受け、みんなにももっと知ってもらいたいという気持ちから、調べ学習に取り組みました。

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• AIDS−いま、ただしくしろう−

  

  AIDS−いま、ただしくしろう−
  本城たづみ
  相模原市立共和中学校　中学2年　(神奈川県 相模原市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　中学校　自由課題

  AIDSやHIV、薬害エイズ問題などについて、正しい知識を身に付けることがなにより大事だと考えた作者。初めは抵抗感もあり、なかなか手のつかなかった調べ学習でしたが、様々なものを吸収することができ大変為になった、と感想を述べています。

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• 食品があぶない

  

  食品があぶない
  谷口琴音
  氷見市立東小学校　小学5年　(富山県 氷見市)
  1998年(第2回)　佳作
  学校の部　小学校　課題

  昔は、季節によって食べられる野菜が限られていたけれど、現在では改良され一年中食べられるものが増えました。中には必ずしも安全とは言えない食べ物もあることに着目し、日ごろ口にしている食べ物がどのように作られているのか、また健康とどう関わっているのかを調べました。

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• 生命の星・地球−この恵まれた星を守るために−

  

  生命の星・地球−この恵まれた星を守るために−
  小玉啓祐
  杉並区立杉並第一小学校　小学6年　(東京都 杉並区)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　小学校　課題

  ６年生になって歴史を学習するようになってから、人間の祖先が魚だったことに非常に驚きました。また、宇宙や地球の誕生、人間や動物の進化の過程、そして近年地球の環境が脅かされていることなど、知りたいことや疑問に思ったことが山のように発見できました。図書館や博物館、青森の遺跡にも足を運び、数々の疑問を解決していきました。

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• いろいろなあな

  

  いろいろなあな
  関亜佑美
  袖ケ浦市立中川小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  1998年(第2回)　佳作
  学校の部　小学校　自由課題

  日常にあふれている様々な「あな」を調査。隕石によって生まれたあな、鍾乳洞など自然によってもたらされたあな。トンネルや下水道など人間が作ったものや、モグラが掘ってできたあななど生きものが作ったあなもあります。生き物の体にも、口や鼻などそれぞれに役割のあるあなを見つけることができました。

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• 体のしくみ

  

  体のしくみ
  藤田恭子
  市川市立中山小学校　小学2年　(千葉県 市川市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　小学校　自由課題

  弟の胸に耳を当ててみると、ドキッドキッと音がします。何の音？　心臓に興味を持ちました。鳥や魚や他の動物にもあるのかな？　図鑑を使って体の中にどんな臓器があるのかを調べ、人間と他の生き物とを比較してみました。魚を解剖してみると、他の生き物とは違って浮き袋があったり、内臓の様子をよく観察することができました。

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• 奥入瀬渓流ウォーキング　奥入瀬の自然と水質を調べて

  

  奥入瀬渓流ウォーキング　奥入瀬の自然と水質を調べて
  東舘祐介
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学6年　(青森県 八戸市)
  1998年(第2回)　優秀賞
  学校の部　小学校　自由課題

  夏休み、家族で奥入瀬にウォーキングに出かけました。自然観察をし、渓流の水をくんで水質調査も行ってみました。すると、透き通るように美しく見えた水の中には微生物がいて、少しずつ汚染されてきていることがわかりました。

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• 異常気象“温暖化”“地震”について

  

  異常気象“温暖化”“地震”について
  寄合龍太
  石垣市立石垣中学校　中学3年　(沖縄県 石垣市)
  1997年(第1回)　佳作(児童図書出版社賞)
  中学校の部　課題作品

  決して、遠い国で起きているわけではなく、私たちの身近に起きている問題・地球温暖化。私たちが豊かな生活を手にするのとひきかえに引き起こされた問題について、人間が責任を取らなければならない、と考えを述べています。

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• 異常気象のミニ解説

  

  異常気象のミニ解説
  石垣早紀子
  石垣市立石垣中学校　中学3年　(沖縄県 石垣市)
  1997年(第1回)　佳作(児童図書出版社賞)
  中学校の部　課題作品

  天気について一度調べた経験のある作者は、さらに詳しく異常気象について調べてみたいと学習に取り組みました。本を読み調べていくと、難しい内容に突き当たり読み解くのに時間もかかりました。しかし、今回しっかりとまとめ終えることができ、その喜びを述べています。

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• 明和の大津波

  

  明和の大津波
  大城和佳子
  石垣市立石垣中学校　中学3年　(沖縄県 石垣市)
  1997年(第1回)　佳作
  中学校の部　自由課題作品

  1771年、先島諸島を襲った明和の大津波について調べました。近年起こった震災との比較をしてみると、八重山・宮古両群島を襲った津波が、非常に大規模であったことが容易に想像できました。珊瑚礁が防波堤の役割をしたおかげで被害が少なくなった、ということを理解できたのが一番の収穫だった、と述べています。

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• 海のことについて

  

  海のことについて
  伊藤絵美
  札幌市立発寒南小学校　小学5年　(北海道 札幌市)
  1997年(第1回)　優秀賞
  小学校の部　自由課題作品

  川の水はしょっぱくないのに、海の水はしょっぱい。海と川がつながっている部分はどんなふうになっているのだろう。生まれた疑問に対して予想を立て、一つ一つ解決しました。

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• 作品かんたん紹介

4類　生き物

• 増やせるか?!ジンベエザメ～絶滅の危機に僕は立ち向かう～

  

  増やせるか?!ジンベエザメ～絶滅の危機に僕は立ち向かう～
  天間公祥
  袖ケ浦市立昭和中学校　2年　(千葉県 袖ケ浦)
  2022年(第26回)　優秀賞・読売新聞社賞
  調べる学習部門　中学生の部

  自身のジンベエザメシリーズ第８弾。絶滅危惧種であるが増やせるのか。サメの繁殖に着目します。飼育下繁殖を目指す「美ら海水族館」で観察。オスの性行動をスクープ撮影しました。また一方で、博士に「君が減っていると考える根拠は？」と根本を問われ戸惑う場面も。レッドリストを信じるだけでなく、英語の資料を当たって個体数を調べ資料化します。

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• クマゼミが教えてくれた地球温暖化～蝉時雨の中で考えたこと～

  

  クマゼミが教えてくれた地球温暖化～蝉時雨の中で考えたこと～
  工藤道昭
  袖ケ浦市立昭和中学校　2年　(千葉県 袖ケ浦)
  2022年(第26回)　優秀賞・活字文化推進会議賞
  調べる学習部門　中学生の部

  うるさい伊豆のセミ。それも耳慣れない鳴き声。酷暑のせいでクマゼミが増えている？と作者は興味を持ち、地元袖ケ浦市をフィールド調査します｡クマゼミの生態に詳しくなると、気温上昇による地面の乾燥化などが増加の背景にあると気づき、袖ケ浦の温暖化を調査しました。2050年のエネルギー転換年を見据えた「28年後のぼくへ」の決意も新鮮です。

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• 南国から来た話題の転校生－リュウキュウツヤハナムグリの東京でのくらしを追って－

  

  南国から来た話題の転校生－リュウキュウツヤハナムグリの東京でのくらしを追って－
  澤田果朋
  大田区立馬込第二小学校　5年　(東京都 大田区立)
  2022年(第26回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  琉球と名のついた虫がなぜ東京都大田区にいるのか？ キラキラボディーのハナムグリです。2010年代から増加してきたことを突き止めるうちに「国内外来種」というカテゴリーを作者は知ります。圧巻は4月～8月まで野鳥公園に通って個体数を数えたこと。気温と数の関係を探りました。やがて糞や幼虫も観察し、飼育、産卵、羽化までを記録しました。

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• 見て、たどる力はすごいぞ！！－命のはんえいにつながるセミの集合羽化のひみつ－

  

  見て、たどる力はすごいぞ！！－命のはんえいにつながるセミの集合羽化のひみつ－
  成田逞
  春日部市立桜川小学校　4年　(埼玉県 春日部市)
  2022年(第26回)　「2030生物多様性枠組実現日本会議」賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  セミ好きの作者は４年連続でアブラゼミを研究します。第４弾は「羽化」。たくさん歩く幼虫のパワーに感心しながら、羽化の足場を見つける特性、のけぞるような姿勢の秘密、同じ場所に集まる「集合羽化」の理由にフォーカスしていく探究心。自宅のカーテンを登らせたり、羽化台を製作して羽化させたり。集合羽化は「命のはんえい」だとまとめます。

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• しらべよういきもののなまえのヒミツ

  

  しらべよういきもののなまえのヒミツ
  木島悠貴(松阪市立山室山小学校1年)・木島由紀子(母)
  　　(三重県 松阪市)
  2021年(第25回)　優秀賞・毎日新聞社賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　子どもと大人の部

  テレビを見ていて面白い動物の名前を見つけ、図鑑で選んだ28種の名前の由来を調べ始めました。悠貴さんがその由来を予想して、由紀子さんが答えを発表するという、親子のクイズ大会。新種の動物にどうやって名前が付くのか名付けのルールを学び、いろいろな動物の名前の由来をもっと知りたい調べたいと、さらに学習を続けています。

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• CHANGE THE FUTURE～ゲノム編集技術　ミクロの世界～

  

  CHANGE THE FUTURE～ゲノム編集技術　ミクロの世界～
  宮部　碧
  豊田市立上鷹見小学校　6年　(愛知県 豊田市)
  2021年(第25回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  2020年のノーベル化学賞を受賞した「ゲノム編集」という聞きなれない言葉に興味をもって調べ始めました。DNA抽出などに挑戦しながら理解を深め、「ゲノム編集」がどんな技術で、どう活用されているのか、幅広い実例に触れて、その重要さを知りました。特にがんの治療や鳥インフルエンザ予防への応用について調べ考察しました。

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• アルゼンチンモリゴキブリのひみつ～あなたもきっと好きになる～

  

  アルゼンチンモリゴキブリのひみつ～あなたもきっと好きになる～
  岩村　一鷲
  港区立港南小学校　3年　(東京都 港区)
  2021年(第25回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  爬虫類の餌にしているアルゼンチンモリゴキブリの体に卵のようなものを発見した作者。このゴキブリが「卵胎生」という珍しい生態であることを知り、調べを進めます。普通のゴキブリにない魅力を丁寧に観察したり、産卵から孵化を人間の出産に重ねたりしながらレポートし、多くの人にこの生態と愛らしさを知ってほしいと結論しました。

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• だんごむしけんきゅうじょ

  

  だんごむしけんきゅうじょ
  山口　和真
  筑波大学附属小学校　1年　(東京都 )
  2021年(第25回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  作者に一番身近な虫、だんごむし。調べ始めると昆虫ではなく、エビの仲間だと知ります。いろいろな疑問がわいてきたので100匹のだんごむしを捕まえて、コミカルな名前を付けた数々の実験を行います。結果が予想と大きく違うことに驚き、さらに愛着が増してきます。今後も研究を重ね、夢はだんごむし博士になりたいとまとめました。

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• 僕と魚とＳＤＧｓ　ギョギョギョ！

  

  僕と魚とＳＤＧｓ　ギョギョギョ！
  滝口　瑛士
  袖ケ浦市立昭和小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2021年(第25回)　「2030生物多様性枠組実現日本会議」賞
  調べる学習部門　　小学生の部(中学年)

  皆にもっと魚を好きになってもらいたい！とはじめた魚研究。海水魚と淡水魚はどう違うの？海と川を行き来する魚の体のつくりはどうなっているの？外来生物が問題になるのはなぜ？汽水域での水質調査や、池や小川での生き物調査を通して、環境問題にも目を向けます。魚と海、そして地球のためにできることは？自分なりのSDGｓを考えました。

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• ヤマイヌ　～私が解明したい謎のニホンオオカミ～

  

  ヤマイヌ　～私が解明したい謎のニホンオオカミ～
  小森　日菜子
  墨田区立小梅小学校　5年　(東京都 墨田区)
  2021年(第25回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  博物館で見つけた謎の剥製。ヤマイヌの一種とされた剥製が、絶滅したニホンオオカミではないか？とその正体解明に挑みます。調べてみると、今まで誰も研究していない剥製であることが判明。動物の購入や寄贈について記録された当時の資料を手がかりに仮説を繰り広げます。世界に4体しかないニホンオオカミの剥製。謎の剥製は５体目となるか！？

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• 守りたい！！ジンベエザメ　ジンベエザメファイナル！〜どうしたら守れるのか？絶滅危惧種の歴史を調べて考えたこと〜

  

  守りたい！！ジンベエザメ　ジンベエザメファイナル！〜どうしたら守れるのか？絶滅危惧種の歴史を調べて考えたこと〜
  天間　公祥
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2020年(第24回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　　小学生の部(高学年)

  小１から調べ続けた大好きなジンベエザメ。今回集大成として絶滅から守る方法を考えました。高級食材「ふかひれ」のための乱獲、海の騒音、海洋ゴミなど厳しい環境にあるのに、日本では危惧種に指定されていないことに驚きます。自分に何ができるのか。調べを超えて情報の発信者としても活躍しました。

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• 心臓が３つあるって本当？−イカを１８杯解剖して調べてみました−

  

  心臓が３つあるって本当？−イカを１８杯解剖して調べてみました−
  平山　美ら海
  越谷市立大沢北小学校　小学5年　(埼玉県 )
  2020年(第24回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　　小学生の部(高学年)

  ドラマ「おいしい給食」をきっかけにイカの体のつくりに興味を持ちます。心臓３つに、カメラ眼？イカの解剖を通して、オスメスの見分け方、イカの食性、血の色の不思議など次々とイカの謎を解き明かしていきます。気がつけば18杯を解剖し、ついには1杯5分でさばけるほどに。イカ博士の誕生です！

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• 頸椎の法則は見いだせるか？　−生物の多様性と共通点−

  

  頸椎の法則は見いだせるか？　−生物の多様性と共通点−
  渡邉　真央
  荒川区立第九中学校　中学1年　(東京都 荒川区)
  2020年(第24回)　「国連生物多様性の10年日本委員会」賞
  調べる学習部門　　中学生の部

  哺乳類の首はどんな長さでも骨の数は7個なのに、鳥は種類で数が違うことを知った作者。頸椎の数にどんな法則があるか調べます。骨格標本の観察や模型作り、鳥以外の他の生物や古生物にまで範囲を広げ比較し、研究者も解明できていない謎に挑みます。見えてきたのは骨の形に関する法則と傾向でした。

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• マイマイガには口が無い？　〜生態を知り　大発生に向き合う〜

  

  マイマイガには口が無い？　〜生態を知り　大発生に向き合う〜
  戸田　昊生
  茅野市立永明小学校　小学6年　(長野県 茅野市)
  2020年(第24回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　小学生の部(高学年)

  マイマイガの大量発生をきっかけに家族総出ではじまった卵の駆除。そこから作者のマイマイガ研究が広がります。成長過程で消えてしまう毒の謎、決して死滅しない卵の謎、調べるほどに深まる産卵場所の謎。小さな命の神秘と生命力に驚き、駆除の想いはいつしか愛情へと変化、共生の道を模索し始めます。

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• セミのうたはすごいぞ！！−いのちをつなげるひみつー

  

  セミのうたはすごいぞ！！−いのちをつなげるひみつー
  成田　逞
  春日部市立桜川小学校　小学2年　(埼玉県 春日部市)
  2020年(第24回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　　小学生の部(低学年)

  鳴くセミと鳴かないセミがいることに気がついた作者。違いを調べ始めると、たくさんの発見が。種類で異なる鳴き声を音符で表したり、鳴く時間帯の違いを時計で表してみたり。死んだセミをもう一度鳴かせる方法があると知り、解剖にも挑戦。セミの生と死を見つめ、鳴き声は命をつなげる歌だと知ります。

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• しりたいカイ!?　貝から広がる　ぼくの世界

  

  しりたいカイ!?　貝から広がる　ぼくの世界
  堀内　健太郎
  墨田区立柳島小学校　小学2年　(東京都 墨田区)
  2019年(第23回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  潮干狩りをきっかけに貝に魅了された堀内さん。アサリの体を調べる中で貝が自然界で果たす重要な役割を発見。潮の満ち引きが月や太陽の引力によって起きること、その恩恵を受けて潮干狩りができることなど、その視野は地球科学にも向けられます。真珠の仕組みや貝塚の歴史も網羅した貝の百科事典です。

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• カラスは環境にどう適応しているか

  

  カラスは環境にどう適応しているか
  梶本　和
  千葉県立千葉中学校　中学3年　(千葉県 )
  2019年(第23回)　「国連生物多様性の10年日本委員会」賞
  調べる学習部門　中学生の部

  鳥類学者を志し、研究に励む梶本さん。丹念なカラスの観察を通して、知っているようで知らない身近な鳥の姿に迫ります。さらに、様々な島に渡ったカラスが島ごとの環境によって生態を変化させ適応している様子も調べ上げました。専門家への取材も交え、カラスの環境に適応する力を浮き彫りにしました。

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• 鳥の目の骨は何の為にあるのか? ～ほ乳類にはない目の不思議～

  

  鳥の目の骨は何の為にあるのか? ～ほ乳類にはない目の不思議～
  渡邉　真央
  荒川区立赤土小学校　小学6年　(東京都 荒川区)
  2019年(第23回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部(高学年)

  ある日、死んだメジロを拾い、剥製作りを思い立った渡邉さんは、鳥の目に骨があることを発見します。研究者や学芸員に尋ね、多くの骨格標本を観察する中で、目の骨の役割と法則を導き出します。生息環境や食料の取り方で骨の形や厚さに違いが出ることを突き止め、生物の進化の流れを浮き彫りにします。

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• 絶滅危惧種は救えるのか！！～放流はベスト？　消えゆく命を前に考える～

  

  絶滅危惧種は救えるのか！！～放流はベスト？　消えゆく命を前に考える～
  柳田　蓮
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　　小学生の部(高学年)

  地元に生息するミヤコタナゴが絶滅の危機！？どうすれば守れるか？各地へ調査に乗り出した柳田さん。食物連鎖や近親間での交配の危険性など生態系への理解を深めていきます。解決の鍵は「放流」ではないと気づき、種を守るには、社会全体で取り組まなければならないとまとめます。

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• MY ツバメ NOTE

  

  MY ツバメ NOTE
  内藤　想他
  名古屋市立原中学校　中学2年　(愛知県 名古屋市)
  2018年(第22回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  春に飛来するツバメを、鳴き声を頼りに探し回った内藤さん。どれほどのツバメがどこに巣を作り、どれぐらい巣立っていくのかを記録しました。巣作りに適した環境を調べると、人の暮らしと密接に関係していることを実感。自らの手で挑戦した「巣作り」では、日本家屋に使われる技術をツバメも持っていることを発見します。

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• どこを泳いでいるの？ ジンベエザメ　ジンベエザメパート４～回遊ルートのナゾにせまる！！～

  

  どこを泳いでいるの？ ジンベエザメ　ジンベエザメパート４～回遊ルートのナゾにせまる！！～
  天間　公祥
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2018年(第22回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部(中学年)

  一緒に泳いだジンベエザメが台風で行方不明に！捜索のため各専門家へ取材を始めると、その生態が本や図鑑の情報と違っていることに気がつきます。さらに、ジンベエザメが、ある植物の分布と密接な関係にあることを突き止めます。本にも載っていない発見の連続！ジンベエザメ博士の誕生です。

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• ぼくは鳥類学者になれますか?～夢は叶えるためにある!～

  

  ぼくは鳥類学者になれますか?～夢は叶えるためにある!～
  梶本　和
  千葉県立千葉中学校　中学1年　(千葉県 市原市)
  2017年(第21回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  野鳥が大好きで将来の夢は「鳥類学者」。でも家族はなんだか不安そうな様子。ならば鳥類学者がいかに素晴らしい職業かを調べ、家族を安心させるぞ！と決意します。何人もの鳥類学者のもとに足を運び、鳥のことを教えてもらいながら、鳥類学者という職業についても尋ね、理解を深めました。

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• ぼくはカナヘビをかってみた

  

  ぼくはカナヘビをかってみた
  片野田　基
  墨田区立業平小学校　小学1年　(東京都 墨田区)
  2017年(第21回)　「国連生物多様性の10年日本委員会」賞
  調べる学習部門　小学生の部

  キャンプ場で捕まえた3匹のカナヘビ。「どうしたらこのカナヘビを長生きさせられるのか？」その一心から、カナヘビの種類、体の特徴、生態など、自分なりの仮説をたて、図鑑で細かく調べました。約4か月間実際に飼育をしながら、脱皮や産卵など観察・体験したすべてを記録しました。

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• 守る命 守れない命 ～外来種って何?? 特定外来種の殺処分を考える～

  

  守る命 守れない命 ～外来種って何?? 特定外来種の殺処分を考える～
  柳田　蓮
  袖ケ浦市立平岡小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2017年(第21回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部

  近所の動物園のサルが外来種の影響で殺処分されていると聞き、ショックを受けた柳田さん。そもそも外来種とは何か、殺処分は本当に苦しくないのか、殺さなければならない理由は何かを多角的に調べました。県庁や動物園への取材を通して、人間が招いた「命」の選別の矛盾に迫ります。

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• ぼくはかえるのおとうさん

  

  ぼくはかえるのおとうさん
  小松優貴
  墨田区立第二寺島小学校　小学1年　(東京都 墨田区)
  2016年(第20回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部

  卵からかえるを育てたい！ かえるはどんな生き物？ この卵はなにがえる？ どうやってオタマジャクシはかえるになるの？ 知り合いからもらった卵の飼育を通じ、出てきた疑問を本や動植物園で調べながら、かえるになるまでおとうさんとして育てあげました。

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• つかまえて調べた!カマキリ

  

  つかまえて調べた!カマキリ
  畑中　実
  荒川区立第一日暮里小学校　小学4年　(東京都 荒川区)
  2016年(第20回)　「国連生物多様性の10年日本委員会」賞
  調べる学習部門　小学生の部

  家の2階の壁に初めてカマキリの卵を見つけた畑中さんは、庭で捕まえたカマキリの種類や幼虫の令数を本で調べ、丹念な飼育と観察で確かめていきます。畑中さんの興味は、カマキリの一生、卵、体のしくみ、食べ物、脱皮へと広がり、厳しい生態系の中で生き延びていることに気づいていきます。

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• ひとつじゃないよ!ハサミの働き〜ハサミのひみつをおいかけた　サワガニ番長とぼくの夏休み〜

  

  ひとつじゃないよ!ハサミの働き〜ハサミのひみつをおいかけた　サワガニ番長とぼくの夏休み〜
  柳田　蓮
  袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2015年(第19回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　小学生の部

  「番長」と名付けた雄のサワガニ。番長にはなぜかハサミが一つありません。おじいちゃんは「なくなったハサミはしばらくするとまた生えてくるんだよ」と言いますが、本当でしょうか。分厚くて難しい辞典で調べたりカニ博士に質問をするなど、ハサミに隠された謎を追いました。

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• 2015年6月〜8月　消えたゲンゴロウを探せ!福岡県にゲンゴロウはいるの?

  

  2015年6月〜8月　消えたゲンゴロウを探せ!福岡県にゲンゴロウはいるの?
  原　如海
  宗像市立玄海中学校　中学1年　(福岡県 宗像市)
  2015年(第19回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  自宅で飼っているゲンゴロウが「コガタノゲンゴロウ」という絶滅危惧種だったことを知り、興味を抱いた原さん。福岡県内でゲンゴロウを探す調査を行なっていくと、農薬や地下水の汚染による水質の悪化や、外来生物による生息環境の悪化という問題が浮上してきました。　

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• 大好きなトンボについて調べたぞ!やったぞ!びっくり!大発見!!

  

  大好きなトンボについて調べたぞ!やったぞ!びっくり!大発見!!
  遠山陽人
  市原市立姉崎小学校　小学3年　(千葉県 市原市)
  2015年(第19回)　「国連生物多様性の10年日本委員会」賞
  調べる学習部門　小学生の部

  遠山さんの大好きな昆虫はトンボ。トンボはいつから地球にいたのかな？　調べてみると、現在のトンボの祖先「メガネウラ」は、恐竜や人類が誕生するもっと昔から地球上に存在していたことがわかりました。知られざるトンボの秘密を、次々と明らかにしていきます。

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• トビの生活におどろいた!＋ノスリ

  

  トビの生活におどろいた!＋ノスリ
  森田　開
  紫波町立彦部小学校　小学5年　(岩手県 紫波町)
  2015年(第19回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部

  家の周りに生息する様々な鳥に興味をもち、拾った羽根を宝物にしていた森田さん。ある日、見たこともない大きな羽根を発見します。慎重に調べた結果、羽根の落とし主はトビであることが判明。トビと同じタカ類で共通点の多いノスリも加えて調べ、野外研究にも取り組みました。

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• ぼくの知らないすごいパワーを持っていた!!ミミズのひ・み・つ

  

  ぼくの知らないすごいパワーを持っていた!!ミミズのひ・み・つ
  黒原佑斗
  神戸市立樫野台小学校　小学4年　(兵庫県 神戸市)
  2015年(第19回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部

  牧場のボロ山の中に大量のミミズを発見。このミミズは一体どこから来たのだろう？　ミミズって何者なの？　図書館や博物館で資料を集め、解決できない疑問は専門家の方へ問い合わせ、100匹ものミミズを飼って観察や実験を行い、ミミズのもつすごいパワーを知ることができました。

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• カイコマンションへようこそ

  

  カイコマンションへようこそ
  志太　瑛
  文京区立湯島小学校　小学1年　(東京都 文京区)
  2015年(第19回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部

  お兄さんが学校で飼育しているカイコの話を聞いて、糸を吐いて繭を作る不思議な生き物がいることに驚きます。カイコ専用マンションを作り、管理人として日々その成長を見守りました。カイコへの愛情が深まり、来年の調べ学習に向けた新たな課題もたくさん発掘することができました。

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• 未来へ繋げ!!名古屋のタイワンクツワムシ

  

  未来へ繋げ!!名古屋のタイワンクツワムシ
  内藤遊多
  名古屋市立立原中学校　中学3年　(愛知県 名古屋市)
  2014年(第18回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  調べる学習部門　中学生の部

  内藤さんの地元、天白川の河原では、タイワンクツワムシが元気に鳴いています。特徴的な鳴き声をもつこの虫は、実は一部の県では絶滅の心配も危惧されるほど、現在では減少。生息環境の調査や鳴き声に関する実験、考察を重ねながら、生息地存続の必要性を訴えます。

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• ダニだって役に立っている!〜自然界に無駄なものはない〜

  

  ダニだって役に立っている!〜自然界に無駄なものはない〜
  鈴木貴裕・鈴木智裕
  三郷市立早稲田中学校　中学2年　(埼玉県 三郷市)
  2014年(第18回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  調べる学習部門　中学生の部

  汚くて恐ろしいイメージのあるダニ。実は、人間に影響を及ぼす吸血ダニは全体のごくわずか。ダニ捕獲装置を作り、専門家にも話を伺いながら調べを進めていくと、土壌を分解し豊かにしてくれているササラダニなど、自然界に役立つダニの存在が明らかになりました。

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• よってらっしゃい!見てらっしゃい!見えないほねのふしぎな力!人間と犬のホネ大研究

  

  よってらっしゃい!見てらっしゃい!見えないほねのふしぎな力!人間と犬のホネ大研究
  田口文喜
  墨田区立曳舟小学校　小学3年　(東京都 墨田区)
  2014年(第18回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部（中学年）

  おでこを30針も縫う大けがをした自身の経験から、人間の体にはどんなホネがあり、どのくらいの数があるのか、興味を持ちました。飼い犬のチワワ・ゆめのホネとも比較しながら、大事な器官を守ってくれるホネの仕組みについて学習しています。

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• ダンゴムシの七ふしぎ

  

  ダンゴムシの七ふしぎ
  志太　証
  文京区立湯島小学校　小学2年　(東京都 文京区)
  2014年(第18回)　文部科学大臣賞
  調べる学習部門　小学生の部（低学年）

  ダンゴムシは、なぜさわると丸くなるのか？　エビやカニと同じ甲殻類なのに、なぜ水中にはいないのか？　このミステリアスな生き物に関心を持ち、何百匹ものダンゴムシを44日間にわたって観察し、粘り強く実験と考察を重ねました。

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• 日本で一番最初にウニを食べたのはだれ　おいしいウニが有名な北海道利尻島で過ごした夏

  

  日本で一番最初にウニを食べたのはだれ　おいしいウニが有名な北海道利尻島で過ごした夏
  三宅利蘭　
  シカゴ補習授業校　中学1年　(アメリカ シカゴ)
  2013年(第17回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  -　中学生の部

  ウニに馴染みのないアメリカ人のお父さんの反応を見て、人間がウニを食べるようになったのはいつか知りたくなりました。太古の昔から生息するウニの歴史をたどります。

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• とべない鳥ドードー

  

  とべない鳥ドードー
  木村蒼依　　
  トリノ補習授業校　小学3年　(イタリア トリノ)
  2013年(第17回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  -　小学生の部（中学年）

  モーリシャス島に生息していたドードーが絶滅したのはなぜ？　ひとつの生物の消滅が別の種の断絶を引き起こすことを知り、現在も２万を超える絶滅危惧種がいることに心を痛めます。

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• トカゲとカナヘビのちがい

  

  トカゲとカナヘビのちがい
  黒原佑斗
  神戸市立樫野台小学校　小学2年　(兵庫県 神戸市)
  2013年(第17回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  -　小学生の部（低学年）

  別々の場所でトカゲとカナヘビを捕まえた佑斗くん。同じ爬虫類だけど、体の作りや生息場所など違うところがきっとたくさんあるはず。予想を立て本で調べながら、じっくり観察します。

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• はっ見したぞ!!なぞがいっぱいカナヘビのせかい

  

  はっ見したぞ!!なぞがいっぱいカナヘビのせかい
  片山昊醒
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2013年(第17回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　小学生の部（低学年）

  庭の雑草の繁殖力の秘密について調べたのは１年生の夏休み。２年生になって、今度は庭になぜカナヘビが棲みつくのか知りたくなりました。実際に育てて観察し、理由を探っていきます。

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• 〜不思議生物〜タコブネ

  

  〜不思議生物〜タコブネ
  中野愛海
  袖ケ浦市立平川中学校　中学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2012年(第16回)　優秀賞・日本児童図書出版協会賞
  -　中学生の部

  フネダコというタコが護身用に自分で作る不思議な貝殻「タコブネ」。「アオイガイ」との違いも押さえながら不思議な生態を調べ、棲育する環境について検証します。

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• 人魚もいっしょ?ウロコのひ・み・つ

  

  人魚もいっしょ?ウロコのひ・み・つ
  進藤ありさ
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2012年(第16回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  -　小学生の部（中学年）

  お父さんの仕事は釣り船の船長さん。いっしょに獲った魚をおろしたら指に何かが貼りつきました。アジ、キス、黒鯛のウロコを１枚１枚観察、その働きを調べます。

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• 生きる力を教えてくれたヤママユたち

  

  生きる力を教えてくれたヤママユたち
  山田涼雅・洞口悠生
  高山市立西小学校　小学5年・小学4年　(岐阜県 高山市)
  2012年(第16回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　小学生の部（高学年）

  ヤママユは自然の中で天敵と戦いながらたくましく生きる、天然のカイコです。その魅力にひかれ、卵から羽化まで、飼育の難しさや楽しさをたっぷりと味わいます。

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• どうしてずっと生きられないの?寿命ってだれが決めたの?ウニに学ぶ寿命ののばし方

  

  どうしてずっと生きられないの?寿命ってだれが決めたの?ウニに学ぶ寿命ののばし方
  關　まこ
  白山市立東明小学校　小学5年　(石川県 白山市)
  2012年(第16回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　小学生の部（高学年）

  大好きなウサギのポコが亡くなって、まこさんは考えます。なぜ寿命があるのか、寿命をのばす事ができるのか。「200年生きるウニ」にその秘密を探っていきます。

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• 名たんていかさねが調べます　はりんこがいなくなったのはなぜ?

  

  名たんていかさねが調べます　はりんこがいなくなったのはなぜ?
  中野加愛
  白山市立松任小学校　小学4年　(石川県 白山市)
  2012年(第16回)　優秀賞・図書館振興財団賞
  -　小学生の部（中学年）

  清流に棲むトゲウオ科の魚トミヨを、地元の人は「はりんこ」と呼びます。ユニークな子育てや絶滅のおそれがある現状を調べ、保護のためにできることは何かを考えます。

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• サメくん　この歯だれのかわかる?

  

  サメくん　この歯だれのかわかる?
  川島　宙
  豊島区立駒込小学校　小学2年　(東京都 豊島区)
  2012年(第16回)　文部科学大臣賞
  -　小学生の部（低学年）

  ホホジロザメが大好きな宙くんは、水族館でお土産にサメの歯を買ってもらいました。これは何ザメの歯？　形をこまかく観察、たくさんの種類と比較して正体を探りました。

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• かにってふしぎ　どぶガニの正体をさぐろう!

  

  かにってふしぎ　どぶガニの正体をさぐろう!
  重城大翔
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2011年(第15回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部（低学年）

  大翔くんの学校の帰り道にある水路には、みんなが「どぶガニ」と呼ぶカニがいます。本で調べてもネットで検索しても本当の名前が分かりません。一匹つかまえて、博物館の人に聞いた種類を一つひとつ図鑑で当たってみると——。本で調べて丁寧にスケッチし、他の種類もじっくり観察しながら、少しずつカニの正体を明らかにしていきます。

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• だいすきな　だんごむし　だいけんきゅう!

  

  だいすきな　だんごむし　だいけんきゅう!
  松岡未侑
  桑名市立益世小学校　小学1年　(三重県 桑名市)
  2011年(第15回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べる学習部門　小学生の部（低学年）

  庭にいるかわいいだんご虫。「め、はな、くちはどこにあるのかな」「どうやっておおきくなるのかな」未侑さんはもっとよく知りたくて飼ってみることにしました。毎日観察して本で調べる。逆に、本に書いてあることは実物で確認。水族館に、世界最大のだんご虫も見に行きます。虫の性質を実証する綱渡りや迷路の実験では、おどろきの結果が！

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• すなのなかのハンター

  

  すなのなかのハンター
  笹田一邑
  袖ケ浦市立根形小学校　小学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2010年(第14回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  調べる学習部門　小学生の部(低学年)

  一邑くんは、山小屋でアリジゴクを見つけました。うちで飼いながら観察を続け、巣やエサのこと・成長の過程について、本を調べたり専門家へ質問したりしながら理解を深めていきます。

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• ハーフのチョウチョちゃんを誕生させる

  

  ハーフのチョウチョちゃんを誕生させる
  日名史里
  秦野市立本町小学校　小学6年　(神奈川県 横浜市)
  2009年(第13回)　優秀賞・図書館の学校賞
  調べ学習部門　小学生の部

  小学３年生のときからアゲハの研究をつづけている史里さん。図鑑で、違う種類の蝶が結婚して生まれた蝶（ハーフの蝶）を見て、本物を見たくなります。違う種類のイモ虫を捕まえ、育て、観察し、本に書いてあることと照らし合わせ、研究を深めていきます。

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• ミミズと彬どこへ行く?〜ミミズの大量死に関する研究!!〜

  

  ミミズと彬どこへ行く?〜ミミズの大量死に関する研究!!〜
  中野　彬
  下関市立岡枝小学校　小学5年　(山口県 下関市)
  2009年(第13回)　文部科学大臣奨励賞
  調べ学習部門　小学生の部

  ミミズが大量死していた。何があったの？彬くんは、自身の仮説をもとにホームグラウンドの下関市立豊田図書館などで資料を探し、夏休みの間じゅう観察をつづけます。

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• ヒメゲンゴロウがやってきた!

  

  ヒメゲンゴロウがやってきた!
  小谷　蒼
  袖ケ浦市立平岡小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2009年(第13回)　文部科学大臣奨励賞
  調べ学習部門　小学生の部

  生き物が大好きで、千葉県主催の「生命のにぎわい調査団」に参加している蒼くん。専門家や学生にまじって、最年少ながら、生き物の観察を楽しんでいます。メダカを飼おうと水槽に水を入れて外に一晩置いたら水槽の中に黒くて動きの素早い生き物がいました。これはなに？　どこからやってきたんだろう？　飼い方は？　図書館の資料をはじめ、実験・観察を重ね、身近な生き物と触れ合う楽しさが溢れる作品です。　　

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• か　VS　ぼくの知恵くらべ

  

  か　VS　ぼくの知恵くらべ
  宮本修志
  市原市立有秋東小学校　小学3年　(千葉県 市原市)
  2008年(第12回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  肌が弱くて虫除けスプレーが使えない修志くんは、なぜ蚊が人を刺すのか、ボウフラから蚊を育てて実験と観察をし、学校図書館や千葉県立図書館でも調べていきます。

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• ヌルヌル気持ちわる〜い　ナメクジのなぞ

  

  ヌルヌル気持ちわる〜い　ナメクジのなぞ
  石井貴也
  袖ケ浦市立昭和小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2008年(第12回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  ママが育てている花を食べる悪者、ナメクジは、ヌルヌルしていて気持ちわるい。でも、調べてみたら、ナメクジは「しんか」した生きものだということがわかったよ！

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• サメって不思議!!

  

  サメって不思議!!
  見富慎太郎
  袖ケ浦市立中川小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2008年(第12回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部

  小さいころから生きものの図鑑が大好きで、毎年調べている慎太郎くん。今年のテーマはサメだ！「サメの歯は他の魚とどこが違うんだろう？」「サメはどうやって獲物をとるんだろう？」・・・・・・本やインターネット、テレビの情報も含め、集めた情報を個性豊かにまとめています。

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• アリがつんだら山となる!〜ミミズドックのナゾを解け!〜

  

  アリがつんだら山となる!〜ミミズドックのナゾを解け!〜
  中野　彬
  下関市立岡枝小学校　小学4年　(山口県 下関市)
  2008年(第12回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部

  「ありゃ、何だ！」道ばたでミミズの死骸にアリが群がっているのを見た彬くん。アリはなにをしているのかな？実験や観察をし、下関市立豊田図書館等で資料を比較しながらなぞを解いていきます。

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• むしできない虫の話〜カイコときぬをしらべよう〜

  

  むしできない虫の話〜カイコときぬをしらべよう〜
  大澤曉人　　
  豊島区立池袋第三小学校　小学2年　(東京都 豊島区)
  2008年(第12回)　文部科学大臣奨励賞
  学校部門　小学生の部

  かわいいカイコからきぬ糸ができるって不思議だな。曉人くんはカイコを飼い、農家で話を聞き、豊島区立中央図書館他いろいろな図書館、博物館で調べていきます。

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• 17年ゼミ〜17年のねむりからさめて〜

  

  17年ゼミ〜17年のねむりからさめて〜
  酒井　燦
  シカゴ日本人学校　小学5年　(アメリカ シカゴ)
  2007年(第11回)　優秀賞・海外子女教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  アメリカ合衆国イリノイ州のシカゴに住む作者は、英字新聞に１７年ゼミが大量発生するという記事を見つけ、聞きなれない１７年ゼミというせみに興味をもちました。私たちのよく知るアブラゼミなどのせみは、幼虫期に5〜7年地中で過ごしますが、１７年ゼミはこの期間が１７年と長く、ある年に大量に羽化し現れます。大量発生する場所やその理由などについて考察しました。

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• アサリのふしぎパワー　アサリは海をきれいにするの?

  

  アサリのふしぎパワー　アサリは海をきれいにするの?
  安藤菜友里
  木更津市立岩根小学校　小学4年　(千葉県 木更津市)
  2007年(第11回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  遠足で初めて潮干狩りを経験した作者は、漁協の人がアサリをまいているという話を聞き、アサリについて詳しく調べてみたいと考えました。水産試験場の方から、干潟の埋め立てなどが原因で、漁獲量が減っていると聞き驚きます。また、アサリなどの二枚貝が、海水をきれいにする働きをしていることを知り、実験も行いました。

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• 昆虫のへんしん①いも虫のかんさつ②こん虫③みんななかま

  

  昆虫のへんしん①いも虫のかんさつ②こん虫③みんななかま
  重永陶子（袖ケ浦市立長浦小学校2年）・重永泰地（袖ケ浦市立長浦小学校5年）・重永智誉美（母）
  袖ケ浦市立長浦小学校　小学2年・小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  夏休み、いも虫がアゲハになるまでの観察をしたり、トンボをはじめとしたたくさんの昆虫について調べました。次いで、「ナガサキアゲハ」が温暖化の影響で、関東でも見られているという新聞記事が祖母から届いたのをきっかけに、千葉にもこの蝶がいるか調べてみました。数年前からその蝶は千葉にも生息していることがわかりました。同時になぜ地球温暖化が起きるのか、防ぐためにはどうしたらよいかについても親子で調べ、地球に住んでいるのは人間だけではなく、小さな昆虫もその他の生物もともに生きる「なかま」だという事を実感することができました。

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• 君は何色?アゲハのさなぎの色調べ

  

  君は何色?アゲハのさなぎの色調べ
  宮林美友
  横浜市立川上北小学校　小学4年　(神奈川県 横浜市)
  2006年(第10回)　優秀賞・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  家のサンショウの木に生みつけられた卵を採取して育てました。さなぎは全部緑色になると思っていたのに、１７匹中３匹しか緑にならず、他は褐色や黄緑色になってしまいました。その原因をつきとめるために、育てる箱の色や滑らかさ、食草を入れるかどうか、飼育状態を幾通りか組み合わせ４４匹の幼虫で実験を試みます。その結果をもとに、敵に襲われないように周囲の色に合わせて色を変えているのではないかと推察します。

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• イカってフシギ!

  

  イカってフシギ!
  見富慎太郎
  袖ケ浦市立中川小学校　小学3年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　優秀賞・図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  ホタルイカが大好物な作者のテーマはイカ。ホタルイカが光る不思議をまず調べた作者は、たことイカの違いやイカの色が変わる仕組み、獲物の獲り方などイカの種類や不思議な生態について調べました。釣り名人に釣りのコツも聞き、美味しい食べ方や栄養も調べてみました。地域の図書館や博物館、水族館などに行き、たくさんの情報を集め、実物も観察しました。

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• わが家の家族＜ツバメ＞

  

  わが家の家族＜ツバメ＞
  尾高椋介
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学4年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2006年(第10回)　優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
  学校部門　小学生の部

  家の玄関を汚すツバメ。でも一生懸命巣作りしている姿を見ていると、とてもかわいく思えてきます。巣作りから産卵、ひなの誕生と子育て、旅立ちまでをじっくりと３か月間観察しました。ツバメはどうしてこの家に巣をつくったのか？　ほかにどんなところにつくるのかなど、予想をたてながら調べました。ツバメの懸命に生きる姿を立派だと感じ、これからもずっとここに帰ってきてほしいと願うようになりました。

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• サケってすごい!!

  

  サケってすごい!!
  見富慎太郎
  袖ケ浦市立中川小学校　小学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2004年(第8回)　優秀賞　日本児童図書出版協会賞
  学校部門　小学生の部

  サーモンの鮨が大好きな見富君。ふとサーモンだけがオレンジ色だと気づきました。加熱しても変わらない独特の色の不思議から始まり、鮭の体の仕組みや、川で生まれ海で生き再び川に戻る特性を楽しく調べた作品です。色の原因を突きとめた後も、なぜ海水と淡水を両方で生きられるのかなど、次々と疑問がわいてきました。じっくり調べて自分なりに結論を出し、様々な生態の不思議に感動しながら、鮭が一層好きになっていきました。

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• サルから人（わたし）が学んだこと

  

  サルから人（わたし）が学んだこと
  岩間　優
  杉並区立荻窪小学校　小学4年　(東京都 杉並区)
  2004年(第8回)　優秀賞　図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  サルを祭った寺社や、縁起ものとして扱われたサルについて現地調査をしたり、図書館でサルが登場する民話を読んでみました。どんどんサルを身近に感じていった岩間さんは、サル同士のふれあいや他のサルを守ることのできる生き方に、人もサルから学ぶことがたくさんあることに気付いていきました。

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• ぼくの大好きな大房岬

  

  ぼくの大好きな大房岬
  高橋勇輝
  袖ケ浦市立蔵波小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2004年(第8回)　優秀賞　図書館の学校賞
  学校部門　小学生の部

  家族でよく出かける大房岬の潮溜まり。そこは生き物の宝庫で、岩のすき間や海草の間、砂底などいろんな所にたくさんの生き物が棲んでいます。３８種類の生き物を捕まえた後、家でそれらの体のしくみや食べ物について調べてみました。

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• こいと川にすむいきもの

  

  こいと川にすむいきもの
  高橋勇輝(袖ケ浦市立蔵波小学校1年)・高橋博昭(父)
  袖ケ浦市立蔵波小学校　-　(千葉県 袖ケ浦市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  公共図書館部門　子どもといっしょに調べる学習の部

  お父さんと遊びに行く「こいと川」にはたくさんの生き物がいます。いったいどんな生き物がいるのでしょうか。サワガニ、ヤゴ、ゲンゴロウ、ドジョウ、ウグイ、エビ、カエル・・・写真にとって調べてみると全部で１６種類。住んでいるところも、食べるものもいろいろです。

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• しっぽってだいじなんだね

  

  しっぽってだいじなんだね
  川嶋美咲
  袖ケ浦市立平岡小学校幽谷分校　小学1年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2003年(第7回)　佳作
  学校部門　小学生の部

  家の前の小川でとった８匹のヤゴをペットボトルで育てようと決めた作者は、観察するうちに、ヤゴが尾から水をだして泳いでいることを発見します。つかまえたタイコウチ（水面にしっぽを出して呼吸します）、ゲンゴロウ（羽と背中の間に空気をためます）、タガメ、尾で歩くホタルの幼虫・・・。さまざまな水生昆虫の体のつくりとその役割を調べたレポートです。

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• クラゲは七海におまかせよ〜ん

  

  クラゲは七海におまかせよ〜ん
  内藤七海
  袖ケ浦市立昭和小学校　小学2年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2003年(第7回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  海が大好きな作者が、刺されると痛いクラゲを調べます。どうして刺すの？　どうしたら刺されない？　クラゲの生活は？　図書館の本で調べて、海で探して、はじめてメールで質問して、水族館を取材して・・・。いろんな人たちの協力で楽しい夏のレポートが完成です。

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• カビの研究　カビはどのような物・場所にはえるのだろうか

  

  カビの研究　カビはどのような物・場所にはえるのだろうか
  板倉純平
  上五島町立青方小学校　小学3年　(長崎県 新上五島町)
  2002年(第6回)　佳作
  学校部門　小学生の部

  先生からカビの話を聞いて、研究をしてみようと思い立ちます。かんてん、買ってきたパン、お母さんの手作りパンを、家の中のいろいろな場所12ヵ所に置いて、毎日観察をしました。一番最初にカビのはえる場所はどこかを、家族と一緒に予想します。実験の結果、みんなの予想に反して、一番最初にカビがはえた場所はトイレでした。温度、湿度が高く換気が少ない場所が、最もカビのはえる場所だという事がわかりました。

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• 鳥の秘密

  

  鳥の秘密
  小幡晋治
  八戸聖ウルスラ学院小学校　小学6年　(青森県 八戸市)
  2002年(第6回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  夏休み、母とテレビを見ていると、生命の誕生に関するドキュメンタリー番組が放映されていました。生物は、環境の変化に応じてその場所や生活に適した進化をしていったことを知り、それならば鳥はどうやって進化したのかが気になりました。なぜ鳥は翼だけで飛ぶことができるのか、羽に色があるのはなぜか、など疑問が思い浮かびます。調べてみると、ペンギンなどの飛べない鳥がいることや、鳥の体の構造のほとんどは、飛ぶことに適応するようにできていることを知り、驚きの連続でした。

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• カビだってエライ!

  

  カビだってエライ!
  粕谷怜司
  袖ケ浦市立奈良輪小学校　小学5年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2002年(第6回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  お風呂に現れるカビや、古くなったパンにぷつぷつと出てきたカビなどに着目し、その秘密を探ることに。数あるカビの種類のなかには、実は私たちの生活に役立つカビも存在しています。観察や実験を通して、カビが生えやすい環境や場所を詳しく調査しました。

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• 里山の虫調べ

  

  里山の虫調べ
  齊藤咲枝里
  川俣町立富田小学校　小学3年　(福島県 川俣町)
  2002年(第6回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  里山を探検するのが大好きな作者は、里山で捕まえた虫をスケッチして、名前や特徴を図鑑で調べてみたり、虫の会の人に質問をして疑問を解決していきました。調査を進めていくと、虫と地球温暖化の関係にたどりつき、調べ学習がさらに深まりました。

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• とらやま

  

  とらやま
  長副華凛
  明治学園小学校　小学2年　(福岡県 北九州市)
  2002年(第6回)　優秀賞
  学校部門　小学生の部

  長崎県対馬では、ツシマヤマネコのことを「とらやま」と呼ぶそうです。動物が大好きな作者は、読んでいた本の中に、ある日ふと「ぜつめつ」の文字を見つけ、辞書を引いてその言葉の意味を調べ愕然としました。動物たちを助けるために、自分にも何かできることはないだろうか？その思いから始まった調べ学習。図書館で沢山の本を借り、対馬にも足を運んで取り組みました。

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• 犬の能力について

  

  犬の能力について
  中橋春香
  袖ケ浦市立昭和小学校　小学6年　(千葉県 袖ケ浦市)
  2001年(第5回)　佳作
  学校部門　小学生の部　自由課題

  ひろって育てた子犬の「クッキー」の２年にわたる成長記録と犬の能力についての研究レポートです。毎月はかってみると、クッキーは夏に体重が減っていました。博物館や本で犬について調べ、実験してゆくと、面白く不思議な鼻や足のしくみやはたらきがわかってくるのでした。

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