
和算の研究
中学2年
片山 陸
慶應義塾普通部 中学2年 (神奈川県 横浜市)
2007年(第11回) 優秀賞・図書館の学校・日本児童教育振興財団賞
学校部門 中学生の部
新聞で、関孝和という文字が目に入り、それが学習のきっかけになりました。和算とは、江戸時代に日本で独自に発達した数学です。当時、一般庶民にも親しまれた和算の歴史をたどります。江戸時代、額や絵馬に数学の問題や解法を記して、神社や仏閣に奉納した「算額」を見るため、実際に神社やお寺に足を運び、自身で問題を解くことにもチャレンジしました。当時の人びとは時間にとらわれることなく、数学を楽しんでいたことを学びました。