本日のおすすめワード
文化
-
漆文化をどのように継承していくか ー商品としての付加価値を漆によって演出しブランド化して世界に売り出すー
清教学園高等学校 1年 (大阪府 )
1年
中野茉桜
2023年(第27回) 優秀賞・読売新聞社賞
調べる学習部門 高校生の部伝統工芸である漆産業は、担い手である職人も需要も減少しているものの、国産漆の生産量は増加していることに目をつけた作者。漆製品を手掛ける佐藤喜代松商店を取材し、伝統工芸と人が交わる取り組みを紹介します。身近な文房具などに漆を使うことで、プラスチック問題の解消と物を大切にする心を醸成できると提案し、物質的な価値観を超える可能性を示唆しました。
-
アクって悪者? ~アクの正体を探れ!~
八千代市立八千代台小学校 小学6年 (千葉県 八千代市)
小学6年
熱田実邦
2022年(第26回) 優秀賞・NHK賞
調べる学習部門 小学生の部(高学年)コロナ禍で母親の料理を手伝うことが増えたから見つけたテーマ。創作キャラクター「えぐみちゃん」とともに、”アク尽くし”の世界に出発です。縄文時代のアク抜きやどんぐりの食べ方、アクを生かした伝統菓子、藍染の秘密など、時空を超えた大調査。好奇心の広がりと「アクは悪いだけじゃない!」の結論が光りました。
-
都市防災に於ける多文化共生の意義 ~多国籍街に求められる行政サービスの「平等性」~
海城高等学校 1年 (東京都 新宿区)
1年
日鼻 涼太
2021年(第25回) 優秀賞・読売新聞社賞
調べる学習部門 調べる学習部門 高校生の部新宿区の高校に通う作者は、身近に多い外国人に対する防災サービスを調べました。携帯端末が普及するなか、区の多文化共生政策はHPの多言語対応、避難所生活のルール作りなどに取り組んでいます。東日本大震災の際「ネパール新聞」が行った母国語の情報提供を知り、新宿区とネパールの対策から公助の必要と行政の平等を訴えました。
-
衰退する魚食文化の回復に向けて ~持続可能な資源管理の観点から考える~
海城高等学校 1年 (東京都 新宿区)
1年
野澤 悟志
2021年(第25回) 優秀賞・活字文化推進会議賞
調べる学習部門 調べる学習部門 高校生の部料理が好きで、コロナ休校の日は毎日魚をさばいていたという作者。SDGsの「14.海の豊かさを守ろう」にこたえて、衰退する魚食文化を調べました。魚離れが進み消費量が減っていく原因を水産資源管理の観点から考え、一流シェフ、漁師、町の鮮魚店の取組みを取材して、問題意識を深めるとともに、魚食文化の回復を模索しました。
-
関西ではなぜ笑いの文化が生まれたのか 〜江戸との比較から見る〜
渋谷教育学園渋谷高等学校 高校2年 (東京都 )
高校2年
中島 麻耶
2020年(第24回) 優秀賞・図書館振興財団賞
調べる学習部門 高校生の部作者は3つの仮説を立て、関西で笑いの文化が誕生した真相に迫ります。着目したのは商人社会における関西弁の使われ方。江戸の社会と比較しながら、関西弁がいかにして笑いの要素を持つようになっていったかを突き止めます。文献を読み込み、実験も交え、関西で笑いが盛況な背景を浮き彫りにしました。
-
まるごと味噌〜旨味、伝統の味、味噌にあり〜
渋谷教育学園 渋谷中学校 中学1年 (東京都 豊島区)
中学1年
久郷 悠人
2020年(第24回) 観光庁長官賞
調べる学習部門 中学生の部食生活による免疫力向上に関心を抱き、味噌に秘められたパワーを調査。その栄養価や免疫力との関係を調べ、日本人が味噌と歩んできた歴史を学びます。最高の味噌料理を求め、漬物や味噌汁作りに挑戦。5か月かけて自作の味噌も完成させ、和食文化を支える味噌を未来へ受け継ぐことの大切さを伝えます。
-
捕鯨は是か?非か?~商業捕鯨を再開した今、鯨との共生を考える~
袖ケ浦市立昭和中学校 中学1年 (千葉県 袖ケ浦市)
中学1年
柳田 蓮
2019年(第23回) 文部科学大臣賞
調べる学習部門 中学生の部商業捕鯨再開を知り捕鯨問題について調べ始めました。すると鯨の数が増え続けていること、反捕鯨国と同じぐらい捕鯨支持国があることなど想像と異なる現実を知ります。日本の捕鯨の歴史を丹念に調べ、鯨と共に生きる文化も体験します。先入観だけで反捕鯨を掲げる危うさを指摘し捕鯨の未来を考えます。
-
虫ごはん~2019なつわたしはセミをたべた~
東広島市立八本松小学校 小学1年 (広島県 東広島市)
小学1年
石井 明佳
2019年(第23回) 文部科学大臣賞
調べる学習部門 小学生の部(低学年)虫が食べられるという衝撃的な事実を知り「昆虫食」に挑みました。自分で捕まえたセミを料理して食べたり、世界の昆虫食の実態を調べたり。今後迎える食料問題の解決策として、昆虫食の優位性にも注目します。虫が苦手なお姉ちゃんでも食べられる調理法も提案。昆虫食を通して未来の食の形を考えます。
-
Why is the Right to Revolution Omitted From the Japanese Constitution? A U.S.-Japan Comparative Analysis
渋谷教育学園渋谷高等学校 高校2年 (東京都 )
高校2年
一瀬 ルアナ
2018年(第22回) 優秀賞・図書館振興財団賞
調べる学習英語部門 高校生の部日本国憲法と米国憲法の大きな違いの1つである「革命権の有無」。日本国憲法にはなぜ革命権がないのか?歴史的背景、文化的背景、憲法保護の必要性、政治体制の4つの観点から、その理由を明らかにしました。今後は米国以外の国との比較など行って研究を深めたいとまとめます。
-
縄文人は海を渡ったの?~縄文人とネイティブアメリカンのつながり~
シカゴ双葉会日本語学校補習校中学部 中学1年 (アメリカ合衆国 シカゴ)
中学1年
船本 唯
2018年(第22回) 優秀賞・海外子女教育振興財団賞
調べる学習部門 中学生の部博物館の展示物にネイティブアメリカンと日本の縄文人との共通点を見出し、「縄文人は海を舟で渡りアメリカ大陸へやってきた」という説を知ります。アジアとの繋がりを示す手掛かりを調べ、アメリカ大陸への移動方法の仮説を立てて考えていくと、縄文人の勇気や技術に驚くばかりでした。
-
セメントだけじゃないぞ!硫酸瓶の町 山口県山陽小野田市
山陽小野田市立小野田小学校 小学4年 (山口県 山陽小野田市)
小学4年
山田将輝
2017年(第21回) 文部科学大臣賞
調べる学習部門 小学生の部町のいたる所で見かける硫酸瓶。これは何?なぜこんなにあるの?そのルーツを探っていくなかで、昔、硫酸瓶のおかげで町が栄え、現在のセメント産業へとつながっていることを知ります。江戸末期、硫酸瓶に適した土を発見した人物・陶工甚吉と自分との意外な関係にもたどり着きました。
-
え〜、すごい!!人とウマのれきし!
トリノ補習授業校 小学3年 (イタリア トリノ)
小学3年
武藤碧音
2015年(第19回) 優秀賞・海外子女教育振興財団賞
調べる学習部門 小学生の部乗馬を習っている武藤さんは、馬具の種類や用途、人と馬との関わりについて日頃からたくさんの疑問を持っていました。人間と馬との交流の歴史を追っていくと、馬具は人が馬を操るために生まれ、馬は人間の生活の中で重要な役割を果たしていたことがわかりました。
-
Does Culture Affect the Choices We Make?〜Studying Individualism and Collectivism〜
渋谷教育学園渋谷高等学校 高校2年 (東京都 渋谷区)
高校2年
末田眞世
2014年(第18回) 優秀賞・図書館振興財団賞
調べる学習英語部門 高校生の部生まれ育った文化は、どれくらい人々の選択に影響を及ぼしているのか? 「文化」というテーマについて、「集団主義」と「個人主義」に絞った観点から、二つを比較します。仮説を証明するため、アンケートを集約しその結果をまとめました。
-
紅梅 紫苑 萩 氷〜平安時代に爆発的に色名が増えた謎を追う〜
渋谷教育学園渋谷高等学校 高校2年 (東京都 渋谷区)
高校2年
石田ゆい歩
2011年(第15回) 優秀賞・活字文化推進会議賞
調べる学習部門 高校生の部枕草子をきっかけに平安時代の色世界に興味を持ち、「色名増加の理由」に迫った作品。その原因を文化や社会情勢の中から探り、追求していく。 平安文化への憧憬からその表現の豊かさをアピールしつつ実際の社会的背景と照らし合わせながら、どういった状況下で色表現が増えるのかを分析。江戸時代へと繋がっていく。
-
仮想展覧会:吉祥天の孤独−天部に見る女神たち−
麻布中学校 中学2年 (埼玉県 鳩ケ谷市)
中学2年
三浦颯人
2009年(第13回) 優秀賞・日本児童教育振興財団賞
調べ学習部門 中学生の部古代文化、なかでも仏教史を調べたうえで、吉祥天について追求。「自分が東京国立博物館で『吉祥天の孤独』という展覧会を企画するとしたら」という仮想のもと、「事業計画書」(展示方法や出典品目録等含む)を創出した作品。
-
高松塚解体調書 日本は文化財を守れるか
清教学園高等学校 高校1年 (大阪府 河内長野市)
高校1年
竹嶋康平
2008年(第12回) 優秀賞・図書館の学校賞
学校部門 高校生の部「第二の高松塚古墳を生み出してはならない」。文化財保護の現状や高松塚古墳の壁画劣化の事実を検証し、解体についての是非を問いかけます。学校図書館、地元の河内長野市立図書館、郷土資料の豊富な橿原市立や奈良県立図書情報館にも出かけ、文献を集めています。
-
僕の住んでいる地域の縄文時代の交易
浜松市立葵が丘小学校 小学6年 (静岡県 浜松市)
小学6年
西澤航平
2006年(第10回) 優秀賞・日本児童図書出版協会賞
学校部門 小学生の部ある本に書かれていた「縄文人は、丸木舟を使い日本列島の広い範囲で交易を行なっていた」という事実に驚きます。浜松で採れないはずの黒耀石や下呂石などが出土することから、大昔の「浜松人」の交易やそのルートに興味をもちました。また、天竜川流域の人々がどこの地域の人々と交流があったかを、他から持ち込まれた石材の出土数と地場石材の出土数を比較することで考察しました。まとめとして、天竜川が東西を治める勢力の境界線であり、文化も違ったのではないか、という仮説をたてて推論しました。たくさんの発掘調査報告書や関係資料を、じっくりと3年間かけて調べました。
-
日本人の祖先を探る−縄文人とくらし−
木更津市立請西小学校 小学6年 (千葉県 木更津市)
小学6年
平野菜摘
2005年(第9回) 優秀賞・日本児童図書出版協会賞
学校部門 小学生の部日本人の祖先、縄文人は一体どんな生活を送っていたのか。学校の授業では物足りなかった作者はもっとたくさんのことが知りたくなりました。土器や石器づくりなどにもチャレンジし、縄文の暮らしが身近になりました。
-
ひょうたん倶楽部
袖ケ浦市立中川小学校 小学5年 (千葉県 袖ケ浦市)
小学5年
佐久間美夏
2005年(第9回) 優秀賞・日本児童教育振興財団賞
学校部門 小学生の部ある日テレビで見たひょうたんのユニークな形と、容器としても使われることに興味をもち、育ててみます。様々な本で調べていくと日本だけでなく外国でも古くから親しまれてきたことや、食べたり道具にしたり、飾ったり、色々と生活に密着した使われ方をしていることがわかりました。
-
「中国残留孤児」帰国者の人権擁護〜国家という集団と個人の人権〜
茗溪学園高等学校 高校3年 (茨城県 つくば市)
高校3年
白石惠美
2005年(第9回) 文部科学大臣奨励賞
学校部門 高校生の部日本国中の感動を誘い、期待と不安を抱きながらも帰国を果たした中国残留孤児。50年以上に及ぶ異国の生活のため、日本語はままならず、自立の道は険しいものとなりました。作者はその実態を調べる中で、時代に翻弄される帰国者たちと交流し、戦争とは、人権、民主主義、個と国の関係などを問うています。
-
テーマを探す道のり−蔵書票と斎藤昌三をめぐる一年半−
座間市立東地区文化センター - (神奈川県 座間市)
-
遠藤春海
2003年(第7回) 佳作
公共図書館部門 一般利用者の部蔵書票からはじまった作者の調べ学習は、明治の文化人斎藤昌三、横浜の歴史研究へとひろがり、情報発信のためメールマガジンも発行されるようになります。こうしてたどった自分自身の「学びの道のり」について作者は考えつつ、主体的な学習の楽しさと奥深さ、そのための図書館の大切さを訴えます。
-
日本の伝統色
八戸聖ウルスラ学院高等学校 高校1年 (青森県 八戸市)
高校1年
小笠原幸恵
2003年(第7回) 文部科学大臣奨励賞
学校部門 高校生の部紫、紫苑、山吹、朽葉、萌黄、青磁・・・。着物や歌舞伎の舞台衣装を彩る日本の伝統的な色の数々。作者は「枕草子」の中から色の表現を集め、平安時代の「延喜式」に現れる色と染色の技術を調べます。江戸時代には農民や町人に藍色が広まり、歌舞伎役者の名前がついた茶色も流行しました。染色の技術はどうやって広まったのか、十二単はなぜ生まれたのか。色の持つ長い歴史と、それを守るために努力する人々の存在を通じて、作者は日本の伝統への関心を一層深めていくのでした。
-
縄文人はおしゃれ!?
八戸聖ウルスラ学院小学校 小学5年 (青森県 八戸市)
小学5年
藤本紀理子
2000年(第4回) 優秀賞
学校部門 小学校の部 自由課題三内丸山遺跡を見学した作者は、縄文人がどんな暮らしをしていたのかに関心をもちました。巨大な謎の六本の柱、たて穴式住居、土器、言葉・・・そして縄文人はどんな衣服やアクセサリーを身につけていたのか。資料やインターネットから調べてゆきます。