1年生の時に行ったうんこ研究。いいうんこを出すためには「はっこう食品」がかかせないことを学びました。お父さんが作ってくれるぬかづけも「はっこう食品」です。自分のけんこうにやく立つけんきゅうとして、ぼくもぬかづけを作ってみたいと思います。まず「はっこう食品」について、調べてみようと思います。
はっこう食品とは?
ぜん玉きんのはたらきを助けるために「はっこう食品」を食べた方がいいと学んだけど「はっこう食品」ってなんだろう?

調べて分かった!
はっこう食品は、人にとっていい働きをするび生ぶつが作る食品のこと。人にとっていいはたらきをするび生ぶつは、ぜん玉きん。人にとって悪いはたらきをするび生ぶつは悪玉きん。び生ぶつの力で、元の食品のせいしつを変えることを「はっこう」や「ふはい」というんだ。
はっこう食品を作るび生ぶつってどのくらいいるのかな?同じび生ぶつが全てのはっこう食品を作っているとは思えないんだけど・・・

調べて分かった!
カビや細きんは食べものを「ふはい」させるび生ぶつだと思っていたけど、「はっこう食品」を作るしゅるいもいることが分かった。
どのび生ぶつが、どんな「はっこう食品」を作るのかな?

調べて分かった!
1つのび生ぶつが作る「はっこう食品」い外に、色々なび生ぶつが協力して作る「はっこう食品」もあることが分かった。ぬかづけは「こう母」と「細きん」が仲よく作っているんだ。
はっこう食品のみ力
「はっこう食品」にはどんなみ力があるんだろう?
ぼくの予想
食べものをおいしくすること。栄ようをふやすこと。腸内かんきょうをととのえて、いいうんこを出しやすくすること。


調べて分かった!
その他にも「はっこう食品」にはたくさんのみ力が。
- 腸内かんきょうをととのえ、めんえき力UP
- 代しゃを上げて太りにくい体を作る
- がんになりにくくなる
- わかわかしい体でいられる
- イライラをおさえる
- 食品を長くほぞんできる
たくさんのみ力があってビックリしたよ!次は、ぼくにとって1ばん身近なはっこう食品「ぬかづけ」について、くわしく調べてみよう!
ぬかづけのれきし
ぬかづけがどうやってできたのか
くわしく知りたいな

調べて分かった!
江戸時代より前、日本人は玄米を食べていた。玄米は、長い間保存できたけど、ぬかくさくて、固く、消化やきゅうしゅうがあまり良くなかった。平和になって、せい米ができるようになった江戸時代から、ぶ士やとのさまは、ぬかくさくなくて、おいしい白米を食べるようになったんだって。玄米を白米にしたときに出るぬかをすてずに、野菜をつけるのに使ったことが「ぬかづけ」のはじまり。
ぼくのお父さんも玄米をせい米した「ぬか」をすてるのがもったいなくて「ぬかづけ」をはじめたんだよ。
明治時代になると、ぶ士やとのさま以外も白米を食べはじめ、日本中で「江戸わずらい」(かっ気)が広まったけど、ぬかづけを食べていた人たちは「江戸わずらい」にはならなかった。それは、ビタミンB1がふくまれている「ぬか」のおかげだったんだ。
玄米、白米、米ぬかの栄よう
米ぬかにふくまれるビタミンB1のりょうは、食品の中でもトップクラス。生野菜と「ぬかづけ」にした野菜では、ビタミンB1のりょうはどれくらい変わるのかな?

「ぬかづけ」をおいしくする決め手は何だろう?
調べて分かった!
「ぬか床のざいりょう」と「び生ぶつの力」。ぬか床は、たくさんの栄ようがあるぬかに、塩やこんぶ、かつおぶしやとうがら子を入れてかんせいさせる。そして、3つのび生ぶつのバランスがおいしさの決め手となる。
「ぬか床のざいりょう」
「ぬか床のび生ぶつ」
調べて分かった!
ぬかをかきまぜるのは、空気がきらいな「らくさんきん」がぬかの底の方でふえるのを、ふせぐため。どのきんも、バランスよくすむのが、おいしさのひけつ。そしてもう1つ、手についている「乳さんきん」をぬかの中にいれるために、かきまぜます。

ぬかづけ作り
ぬか床ができたら、「すてづけ」を2週間くらいつづけるよ。17日目にぬか床がすっぱくなっていたから、すてづけはおわりにしたよ。ぬか床は、び生ぶつの力で毎日しん化していく。味がかわっていくのを楽しむのがワクワクするね。

ぼくとお母さんと弟の3人でぬかづけを作って「だれが1ばん美味しいかせん手けん」をかいさいするぞー!
何でみんな味がちがうの!?同じへやで同じ野菜を同じ時間つけても、ぼくとお母さんと弟のでは味がかわりました。手の平のきんをしらべても3人ともきんがいなかったのに、なぜだろう?ぬか床専門店のおかみさんに電話で聞いてみたよ。
手についているきんだけで、ぬか床の味がかわるわけではない。手の平や野菜、ぬかにそれぞれについているきん、ぬかや水のりょうのびみょうなちがいで、ぬか床の味はかわるんだって。ぬかづけは、おくがふかい!
ぬかづけは人についているきんのちがいで味がかわると思っていました。だけど、野菜についているきんや、ぬかと塩と水のりょうやおんどとしつどでも味がかわると知っておどろきました。同じへやで同じ野菜をつけても、ぼくとお母さんと弟のぬか床の味は全ぜんちがいました。同じ人が作っても、同じ味をつづけることはぜったいに出きません。どうやったら美味しくつかるか考えるのは大へんだったけど、美味しいぬかづけが出きたので、うれしかったです。これから、ぼくとお母さんと弟の作ったぬか床を1つにまとめて、色々なきんをぬか床にいれてみたいと思います。そして、ぬか床をずっと続けていきたいと思います。