作品かんたん紹介

2024年(第28回)
調べる学習部門 小学生の部(高学年)
『私の好きなお祭り妙見祭をみんなに広めたい!』
宮﨑 ひなた
熊本県 / 熊本市立 川尻 小学校 5年生
文部科学大臣賞
祖母の地元で行われる「妙見祭」が大好きな作者。八代の歴史書を読み込み、子孫繁栄や災害減除など、人々の平和と安寧を願う祭りだとわかりました。文献、ネット検索、インタビュー、と収集した情報をわかりやすく分類。祭りを広めるために「私がすぐにできること」を挙げ、大人になったとき多くの人が妙見祭を知り受け継いでいるといいと結びます。
祖母の地元で行われる「妙見祭」が大好きな作者。八代の歴史書を読み込み、子孫繁栄や災害減除など、人々の平和と安寧を願う祭りだとわかりました。文献、ネット検索、インタビュー、と収集した情報をわかりやすく分類。祭りを広めるために「私がすぐにできること」を挙げ、大人になったとき多くの人が妙見祭を知り受け継いでいるといいと結びます。
妙見祭はどういうお祭り?

妙見祭はいつから行われているんだろう?





調べて分かった!
妙見祭は50年前くらいからのお祭りかなと思っていたけど、約509年前には祭りが行われていた。
大地震で妙見宮が被害を受けても復興されて今も祭りが続いているんだって。


妙見祭は何のためのお祭りなんだろう?
お祭りだから、妙見祭は人々を元気にするためのものなのかな?



調べて分かった!
妙見祭は平和や子孫繁栄、災害滅除などを祈願されているお祭りなんだ。


祭りの行列の出し物や道順にそれぞれ意味はあるの?






調べて分かった!
神幸行列の出し物ひとつひとつにそれぞれの歴史や意味が込められているんだ。


八代市に行って調査





調べて分かった!
今の建物(下宮)は約330年ほど前に建てられたんだ。




調べて分かった!
塩屋八幡宮と妙見祭はあまり関係がない。
塩屋八幡宮をスタート地点にすると八代の街中を神幸行列が通ることができるからなんだ。


調べて分かった!
塩屋八幡宮は、行列を送り出すのが役割なんだ。





調べて分かった!
月に一回集まって妙見祭をどんな風に盛り上げるか会議をしたり呼びかけをしているよ。祭りが終わった後は反省会もしているんだ。


調べて分かった!
笠鉾の組み立てと解体が大変で、組み立ては20人で3時間くらいかかるんだ!


調べて分かった!
ポスターや冊子、広告を作るなどの活動をしているんだ。

妙見祭を広めたい

調べて気づいた!①
広める活動には、妙見祭を見に来てくれる人の為の活動と、妙見祭を続けるための参加者を増やす活動の2つがあるんだ。

調べて気づいた!②
妙見祭というお祭りを広めるだけではなく、これからの活動を通して、八代市を盛り上げるための活動や街づくりにもつながるんだ。




おもったこと
妙見祭についての本は全部分厚くて習っていない漢字や難しい言葉が多かったけど、お父さんやお母さんに聞いたりタブレットで調べながら読みました。
何を使って調べたことなのか、自分の考えや気持ちはどうなのかを分かりやすくするためにマークを使ってまとめました。
調べる中で、子供の参加者が少ないと聞き今年は家族で参加することにしました!
実際に参加することで、その経験を活かして、他の人に広めることができると思うので、楽しんで参加できるように準備しておきたいと思います。
私も、妙見祭を広めるお手伝いにたずさわれたらいいなと思います。
おもったこと
熊本県八代市で行われる妙見祭(みょうけんさい)は九州でも有名なお祭りだとお母さんから聞いていましたが、熊本市に住む友達や先生に聞いてもお祭りのことを知らない人が多く、私もあまり妙見祭について知っていることが少ないと思い、妙見祭について調べてみることにしました!
調べる方法と計画
①本(図書館)で調べる
②インターネットで調べる
③実さいに行って、見て、話を聞いてみる
妙見祭の広め方を考える