「調べて・まとめる」
4つのステップ
テーマを決める
疑問やふしぎをさがしてみよう!
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生き物、草花、食べ物など、生活の場には調べるテーマがたくさん。家族や友だちとの会話や、新聞・テレビ、教科書の中にもテーマが隠れているかも。
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「雲の形はどうしてみんな違うのかな?」「ダンゴ虫はなぜ丸くなるの?」「なぜかな?」「どうしてだろう?」と考えてみよう。ふしぎな気持ちが大きくなっていきます。
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自分が住んでいる土地ではこうだけれど、ほかの場所ではどうかな? 今と昔など、比べてちがいに気づくと、調べたくなってきます。
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答えを予想して仮説をたててみよう。テーマによっては、頭の中も整理されて、どこでどう調べればよいかがわかってきます。
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おおまかなテーマしか思い浮かばないときは、少しだけそれを調べてみよう。本当に興味を感じるテーマがきっと見つかると思います。
図書館で調べる
地域の図書館や学校図書館で調べてみよう。
見つけた本の名前は書いておこう
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図書館は知識の宝庫です。書棚をながめて、テーマに関係した本やパンフレット、新聞記事をさがそう。
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本が見つからない時は、司書さんに相談してみよう。関連した本の見つけ方、調べ方を教えてくれます。
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まずは百科事典にあたってみよう。関連した事柄がわかって、そこから調べることが広がっていきます。
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本を読み比べてみよう。書いてあることが違うかもしれません。
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調べる学習のやり方は、学校の授業のほかに、図書館でも教えてくれることがあります。家の人や友だちと行ってみよう。
もっと調べる
まちや自然のなかにもでかけよう!
図書館では調べきれない発見があるよ。
考えたことをメモしておこう。
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植物や昆虫、動物などを調べるときは、観察や実験も良い方法です。どんな方法で行い、何がわかったか、結果も含めて記録しておこう。
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実物にふれたり、専門の資料などを見ると、ものの見方や考え方が広がります。そのときの自分の気持ちもメモしておくと、まとめるときに役立つ!
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身近な人へのインタビューやアンケート調査も有効です。専門家などに手紙を出すと、疑問にこたえてもらえるかもしれません。もし、会えることになったら、あらかじめ質問をまとめておこう。
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図書館の外で色々調べてわかったことを、もう一度図書館に戻ってたしかめてみよう。新たな発見があるかも。
書いてまとめよう
友だちに教えてあげるつもりでまとめよう!
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まず「どうしてこのテーマを選んだのか」、そのきっかけを書こう。「こういうことに疑問をもったからなんだ」と読んだ人に伝わるだけでなく、自分でも「このテーマを選んだ理由」をしっかり意識できます。
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どのように調べていったのか、そのみちすじを読む人に伝わるようにまとめよう。
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説明しやすいように、メモをならべかえて目次をつくろう。全体のストーリーを考えるのにまよったら、だれかに読んでもらって、わかりやすい組み立てを目指そう。
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調べるときに使った図書館や本を書こう。このときにメモが役立つ!
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自分が思ったこと、考えたことを自分の言葉で書いてみよう。調べる前と、後で考え方が変わった点も書こう。
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自分のテーマが伝わるようなオリジナルのタイトルをつけてみよう。
ポイント!
「一回で完ぺきに!」と思わず、4つのステップをいったりきたりしながら、
ちょっとずつやっていこう。新しい発見や疑問がでてきて、作品がもっとよくなります。
なにから始めたらいいか迷ったら、すごろくもやってみてください。
【 参考 】 楽しく遊びながら作品づくり! 調べる学習すごろく(PDF)