地域の活性化
図書館の活性化
地域への関心、郷土愛の醸成
学校教育・生涯教育での図書館の活用
「子ども読書活動推進計画」に
学ぶことへの意欲の向上
「課題発見・解決力」が身につく
「プレゼンテーション力」が身につく
「文章構成・表現力」が身につく
将来展望の明確化
※個人差があります
リンク先の開催申請用フォームページに必要項目を記入し、参加申し込みを行ってください。承認されると、マイページより「参加承認書」に加え「運営ガイド」、「審査の手引き」などの資料をダウンロードしていただくことができます。




「図書館のできる支援サポート」の手法を明らかにする ~図書館活用の可能性を広げる~
- 「調べる学習」を、どのように授業に取り入れたら効果的か。
- 「調べる学習」で、図書館メディア(資料)の活用をどう指導していくか。
「図書館のa活用」「調べる学習」の有効性が分かっていても、具体的な指導法に悩む先生方が多いのが実情です。
「図書館を使った調べる学習コンクール」では、10年以上にわたる優れた「調べる学習」の作品を参考にしていただくことができます。指導の在り方を模索している方々へ、指導方針のフィードバックに役立つよう、多くの作品を貸出しています。また、子どもたちの作品だけでなく、公共図書館を活用し、生涯学習として「調べる学習」に取り組んだ大人の作品もあります。さらに、学校での図書館活用や、公共図書館での利用者サポート活動の作品も揃えています。
図書館界、教育界はもとより、社会的にも幅広い方々から大きな評価を得ている「図書館を使った調べる学習コンクール」。「育てたい児童・生徒像」「めざしたい生き方」のイメージを、その作品の中に見出していただけることでしょう。
地域コンクール運営の手順
1. 事業計画 開催申し込み
1 主催者を決める
主催者はコンクールの運営代表です。コンクール開催団体のうち、「教育委員会」と「公共図書館」がおよそ半々です。
2 事務担当を決める
コンクールの実務担当として、運営事務(事業計画、広報、作品管理、審査会や表彰式の開催など)を担い、全国コンクールとのパイプ役も果たします。
3 審査員を決める
募集する部門に合わせて、学校関係組織や図書館関係者などに審査員を依頼します。
4 後援団体を探す
地域の団体(企業、新聞社など)の協力・支援を得ることで、「地域全体を活性化させる事業」としてコンクールに臨むことができ、盛り上げることができます。
5 「開催申込書」を提出
事業計画をまとめた「開催計画書」を添えて、主催者名で図書館振興財団(以下財団)へ5月末までに申し込みます。
2. 作品募集開始
1 ポスター・チラシを作る
事業計画をもとにポスター等を印刷し、学校・図書館関係者などに配布します。財団が作成したひな型もご利用ください。
2 地域内に広報
校長先生の集会や、学校図書館担当の先生方の集まりなどに出向き、コンクールを紹介し、作品応募を呼びかけましょう。
3 入賞作品の展示
図書館や学校内にコンクールの入賞作品の複製を展示し、作品づくりにチャレンジしてもらいましょう。ご利用の場合は、財団へお申し込みください。
4 講座・研修の開催
「図書館を使った調べる学習」の講座を図書館や学校で開催し、その場で参加者に応募作品づくりも体験してもらいましょう。先生方の研修会を行ったり、事務局が先行地域へ視察に行くのも効果的です。
3. 作品受付 審査会
1 作品の受付
作品には、作品タイトルはじめ応募者氏名や所属学校名を記入した「応募カード」を付けて受付けます。
2 作品の整理
受付・保管・審査会まで、できる限り最低限の移動で済ませられるよう、場所を確保します。保管は施錠できる部屋がベストです。学年別に入れる箱と置く場所を確保します。応募数の1.5%を全国コンクールに推薦するためにも、部門別の応募作品数の統計もとっておきましょう。別冊付の作品などは、離ればなれにならないように整理します。
3 審査会
部門別に作品を並べ、審査用紙も準備します。入選作品を各部門から何作品選ぶのか、事務局が案を用意しておくと、迷わず選考できます。
4 審査結果発表
入選者、学校、関係者に入選結果を報告します。
4. 表彰式 全国コンクール
1 表彰式の開催
表彰式は、教育長、審査員長、学校長、図書館長などを招いて開催すると、その後の事業が広がり、支援者や応募者の輪が広がることにつながります。賞状や表彰式の式次第などは財団のホームページを参考に。
2 全国コンクールへ推薦作品を 出品・参加賞が届く
12月上~中旬に、財団から応募者全員に贈る参加賞が届きます。全国コンクールの審査結果は、翌年の1月に財団のホームページで発表されます。入賞者は、財団が東京都内で開催する表彰式にご招待! 推薦作品は2月中旬頃、表彰状、副賞とともに財団から返却されます。
地域コンクールに関するQ&A
どんな団体が申込みできるのですか?
地方自治体のほか、図書館、学校、団体、グループなどで、自治体にコンクール実施を認められた団体(自治体の後援を得ているなど)に参加いただけます。
全国コンクールの組織応募との違いは何ですか?
一定の「地域」を対象にした作品募集を行い、作品審査を行うかが大きな違いです。
何にどのくらい経費がかかるでしょうか?
募集ポスター・チラシ印刷、表彰状作成、副賞、審査会開催などの予算として、5万円から10万円前後かかります。講師を呼んで講座や研修を開催する場合は、別に費用がかかります。
審査員は何人くらい必要ですか?
1部門につき最低3名、必要です。
審査員はいつごろ、お願いしたらいいでしょうか?
事業計画をもとに審査員長をまず依頼し、審査会開催日を決めてから依頼すると効率的です。先生方の部会など、組織に依頼してメンバーを派遣してもらうと、連携も図れます。
ポスターに必ず入れることはありますか?
①上位の作品は全国コンクールに推薦されます。
②全国コンクールで入賞すると作品の著作権は図書館振興財団に帰属します。
この2点を明記してください
講座や研修会の講師はどうやってさがしたらよいでしょうか?
財団が指導実績のある講師を紹介することもできます。他の地域コンクールの指導者を紹介するケースも多く、地域間の交流に一役買ってもらうこともお勧めしています。
作品の保管で気をつけなければならないことはなんですか?
もっとも気をつけたいのは「応募カード」付の作品の紛失です。応募カードは応募者の個人情報ですし、作品は世界にたった一つの貴重品です。館の運営や事業の継続に大きな影響を及ぼす可能性があるので、細心の注意で扱ってください。
審査はどのようにすすめたらよいでしょうか?
応募作品数が1,000点を越える場合、審査会を2回に分けた方が効率的です。さらに1,500点を上回ると、先に学校内選考を行ってから作品審査を行った方がスムーズです。審査会では、全部の作品を全員が審査しなくても大丈夫です。部門に分かれて、個人審査した後、どれが優れているかを協議し、相対評価で上から順に賞を授与する方法が一般的です。
地域コンクールがまだ小規模で、応募作品が50に満たない場合は、1作品しか出品できないのですか?
推進の意味を込めて、50以下の地域は、「2作品」まで推薦いただけます。
推薦作品は着払いで返却されますか?
財団が元払いで返却します。